婚活セミナーでモテは身につく?高額コースを講師にゴリゴリ勧誘されて

婚活セミナーでモテは身につく?高額コースを講師にゴリゴリ勧誘されて

写真はイメージ(以下同)



【アラフォー婚活の現実 Vol.15】

 長年婚活を続けていても、全く結果が出ないと「もしかして、自分に問題があるのかな?」と不安になってきますよね。

 私自身も、1回めのデートで相手と音信不通になることが多く、きっと私に女子力が足りなかったせいだ……と自信喪失していました。

◆モテ仕草が身に着く、女子力アップ講座を体験!

 どんなにメイクやファッションに気を配っていても、話し方、表情、しぐさ、立ち居振る舞いなどトータルで、男性から「次はない」と判断されたのではないか、と思い立った私。

 最近では、そんな悩める婚活女性のために、女子力アップ講座が多く開催されています。だから「レッスンを受ければ、モテるようになるかもしれない!」と、あるスクールへ体験レッスンに出かけてみることにしました。

◆バブリーな講師が登場し、レッスンスタート

 体験レッスンは1時間3,000円でした。

 講師の女性は推定50代のようですが、ぱっと見は30代とかなり若作りです。バリバリ現役だった頃の名残なのか、ファッションや髪形がややバブルっぽいと感じました。とはいえ、最近はバブルがリバイバルされていますから、あえてこのスタイルなのかもしれません。

 具体的に説明すると、ノースリーブの肩出しドレスで胸元も大きく開いています。スカート丈はひざ上15cm以上、パンプスのヒールは10cm以上で脚長を強調したスタイルです。最近の若者にはキャバ嬢っぽいコーデと言ったほうがわかりやすいかもしれません。

 講師にはアシスタント女性が二人ついていましたが、二人とも同じような露出高めのファッションを貫いていました。もし、私がこのスクールに入会したら、この格好を強いられることになるのか……と、いたたまれない気持ちに。

◆気になる女子力レッスンの内容は?

 講師のレッスンはとてもわかりやすく、確かにこの通りにすればモテそうだと思いました。

 しかし、自分でも実践できるかと言われると、おそらく無理です……。

 人それぞれ個性がありますから、一辺倒のモテテクニックを習得しても、人によって合う、合わないが出てくると思うのです。例えば、クールでかっこいい女性が、ある日突然ぶりっ子キャラになってしまったら、周囲はざわつくはずです。大人しかった女の子が、急に積極的にボディタッチを始めたら、誰もが心配してしまいますよね。

 だから、今回の講座では男心をくすぐるポイントは学べましたが「とても、私には真似できない…」というのが、正直な感想でした。

 レッスンの最後に講師から、本コースについての案内がありました。受講料は35万円ですが、本日申し込むと30万円に値引きされるそうです。

 本コースは今回体験したモテテクニックだけでなく、ウォーキング講座、ヘア・メイク講座、モテファッション講座などバリエーション豊富でした。一度受講料を払ってしまえば、これらの講座が受け放題なのだとか。

◆レッスン後に講師がゴリゴリに勧誘スタート!

 講座を終えると、懇親会がスタートしました。講師に直接質問できるので、思いきって尋ねてみました。

「真冬でも、ノースリーブで生活されているのですか?」

 講師はにこやかにほほ笑みながら「レッスンを続けると体力がついて、ノースリーブでも寒いと感じなくなるの♪」

 他にも、高いヒールで転んだりしないのかと聞いてみましたが、一度ハイヒールに慣れてしまえば大丈夫だし、今では走ることもできるのだとか。女子力アップ講座を受けるとモテるだけでなく、身体能力まで向上するようです。

 そして、講師は私に向かって一言。

「それで、いつからレッスンに来れるの?」

 本講座を受講したいなんて一度も言っていないのに、すでに受講する前提で話が進んでいることにゾッとしました。

「あの…、まだ考え中で。お金もないですし…」と答えると、すかさず「分割もできるわよ!」と畳みかけてきました。

「こんなにオトクな講座なんだから、すぐに元が取れちゃうわよ。早く結婚したいなら、今すぐ始めることに意義があるのよ!」って。

◆しつこい勧誘にヘトヘト。そして……

 私は結婚相談所で2ヶ月で20万払ったことを思い出し、確かに30万円で通い放題はオトクなのかもしれない、という気がしてきました。それに本コースを契約する、と言わないと帰してくれないような雰囲気です。

「わかりました、本コース契約します」

 そう言うと、講師はにんまり微笑んで、すぐに契約書を書かされました。

 契約した途端、講師は「じゃあね!」とあっさり去っていき、すぐ隣にいた女性を勧誘し始めました。彼女もお金がないからと、断りモードでしたが、「カード持ってるでしょ?リボ払いにすればいいのよ!」と強制的に契約させようとしていました。リボ払いを勧めてくる時点で、やっぱり危険な香りしかしません…。

 受講料はその場でカード払いを勧められましたが、すでに解約が頭にチラついていたため、銀行振込を選びました。帰りの電車の中で、早速スマホでクーリングオフについて調べ、その日のうちに契約の解除通知を書留で送りました。

 もしも意に沿わない契約を勧められたら、その場で頑なに断ることが一番です。しかし、私のように勧誘されると断れない人もいるかもしれないので、その場合は速やかにクーリングオフを行うようにしましょう。契約書にクーリングオフについての記載があれば、期間内の解約が可能です。

―アラフォー婚活の現実 Vol.15―

<TEXT/Rikako>

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