ドS彼氏に振り回され…別れを告げると泣いて暴れた上に職場にまで

ドS彼氏に振り回され…別れを告げると泣いて暴れた上に職場にまで

ドS彼氏に振り回され…別れを告げると泣いて暴れた上に職場にまでの画像

出会ったばかりの男性とご縁を感じて、お付き合いを始めてみたら思っていたのと違った…そんな経験はありませんか?

 今回は、とんだドS彼氏に振り回されてしまった女性2人のエピソードをご紹介しましょう。

◆アーティスティックな年下彼に写真のモデルを頼まれた

 高井莉緒さん(仮名・26歳・フラワーショップ店員)は、SNSを通じて知り合ったKさん(24歳・アルバイト)とお付き合いをしていました。

「Kは、引っ越し屋さんでバイトをしながら独学で写真の勉強をしていました。その写真をInstagramにアップしていて、私がコメントをつけたのが付き合うきっかけでしたね」

 最初は年下で、アーティスティックな彼に夢中で、わがままを言われても可愛く感じていたそう。

「Kは気分家で、ドタキャンが多くて。創作活動に熱中して連絡すらしてくれない時もありましたが、夢を追いかけてる彼を応援してあげたかったので、許していました」

 そんなある日、Kさんに写真のモデルになってくれと頼まれた莉緒さん。

「スゴく嬉しかったです。どんな作品にしてくれるのかワクワクしましたね」

 彼の部屋で、いざ撮影が始まると…。

◆痛めつけて喜ぶ彼に冷め、別れを告げると泣いて暴れた

「私がカメラに向かって笑顔をむけると『なんか違うんだよな』とブツブツ言っていて。そしたらいきなり髪の毛を引っ張られたんですよ…ものすごくビックリしました」

 痛がりながら、手を振り払う莉緒さんに「それ、それ!めちゃくちゃいいよ!」と興奮気味にシャッターをきりまくるKさん。

「なんだかこの人、写真家気取りの子供っぽいバカなんじゃないかと思ってしまって。一気に気持ちが冷めていきました」

 いざKさんに別れを告げると、泣いて抵抗されてしまった莉緒さん。

「自分の思った通りにならないと、こんな風になるんだなと引きましたね。壁やタンスを泣きながら殴ったり蹴ったりして、恐ろしくなりました」

 スキを見てKさんの部屋から逃げ出すと、タクシーに乗り込んで女友達の家に向かったそう。

◆仕事場に彼が現れて不気味だった

「Kが押し掛けてきそうで怖いから、友達にかくまってもらう事にしました。その間にも電話やLINEがジャンジャンきて恐ろしかったです。ブロックしましたが」

 そして、次の日に莉緒さんの仕事先のフラワーショップにKさんが現れたそうで…。

「何食わぬ顔で花を買っていって、それはそれで不気味でした。暴力を振るわれるよりマシですが」

 それからも3〜4日に1度、お店に現れるKさん。

「何かされたらすぐに警察に行こうと思っていますが、ただ花を買って帰るだけなので。ですがKがお店に来るだけで、圧力をかけられているような感じでストレスなんです」

「きっとKは、また私が嫌がる姿を見て内心喜んでいるんだと思います」とため息をつく莉緒さんなのでした。

 続いては、彼女が嫌がることを何度も繰り返しては優しく謝る彼氏の場合です。

◆チュートリアル徳井系イケメン彼氏だったけれど

 柏崎愛菜さん(仮名・27歳・派遣社員)は、昨年合コンで知り合ったNさん(32歳・不動産業)とお付き合いをしていました。

「まぁ、ほんの3ヶ月で別れてしまいましたが…。Nはチュートリアル徳井さん似のイケメンで、付き合い始めた時は嬉しくてかなり舞い上がっちゃいましたね。周りの人達にも羨ましがられましたし」

 ですが、付き合い始めてすぐに彼の行動に疑問を抱くようになった愛菜さん。

「なぜかNが、ベランダで洗濯物を干していた私を閉め出したんですよ。30分位、窓を叩いても『開けて!』と頼んでも、ニヤニヤこっちを見てるだけで開けてくれなくて」

 しかもその日は真夏日で、愛菜さんは汗だくになってしまい喉はカラカラです。

◆ベランダに締め出しては優しく謝る…を繰り返す彼

「Nがやっとベランダの鍵を開けてくれた時は、怒りより先に熱中症が怖くて、すぐに水分補給して保冷剤で身体を冷やしました」

 やっと身体が楽になってきた愛菜さんは、彼に、なんであんな事をしたのかたずねたそう。

「Nはニッコリして『愛菜が可愛いから、つい、いたずらしたくなっちゃった。ごめんね』と謝ってくれたので、とりあえず許しましたが…」

 ですが、その後も何度かベランダに締め出された愛菜さんは、Nさんが部屋にいる時には怖くてベランダに出られなくなってしまいました。

「Nに『もう絶対にあんな事しないで!』と何度も言ったのですが、今度はトイレに閉じ込められたりして。そして私もNに謝られて優しくされると、つい許しちゃっていたのも良くなかったですね」

◆身の危険を感じ、別れを告げると舌打ち

 そんなある日、Nさんがいない隙にベランダに置いてある鉢植えに水をあげていると、また締め出されてしまった愛菜さん。

「いつの間にかNが帰って来ていて。油断してしまいました…しかも、そのままソファーでNが居眠りしてしまい、4時間もずっとベランダで過ごすはめになってしまって」

 その日はさほど暑い日ではありませんでしたが、熱中症予防のために、仕方なくジョウロ代わりに使っているペットボトルに入っている水道水を飲んだら悲しくなってしまったそう。

「その時にやっと、これってモラハラなんじゃないか?と身の危険を感じて。寝ぼけまなこで『ごめんね!いつの間にか眠っちゃって』とベランダに出てきたNにきっぱり別れを告げました」

 そんな愛菜さんに舌打ちをしたNさんでしたが、すんなり別れを受け入れてくれたそう。

「きっぱりとものを言う私には興味がないみたいでした。いくらイケメンでも、もうあんな自分本位な人と付き合うのはごめんですね」

<文&イラスト/鈴木詩子>

【鈴木詩子】

漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。

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