ヤンキー彼氏にホステス扱いされ…キレた彼女からの「すごい仕返し」

ヤンキー彼氏にホステス扱いされ…キレた彼女からの「すごい仕返し」

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「前は優しい人だったのに、付き合った途端彼が豹変してしまった……」と嘆くのは都内在住の吉田美優さん(31歳・仮名・広告代理店)。実は優しいと思っていた元カレが、非常識な行為を繰り返す“DQN(ドキュン。頭の悪そうで非常識な人を指すネットスラング)”だったというのです。

◆やんちゃだった同級生と、大人になって交際開始

「高校の同窓会をきっかけに、同じクラスだった彼と付き合うようになったんです。

 高校時代は遅刻・欠席あたりまえ、夜遊びやケンカ常習犯のちょっとやんちゃ系だったんですが、社会人になって性格も丸くなって落ち着いていて。『昔の自分は、消したい黒歴史』って自虐ネタを言えるほど大人になっていたので、告白されたときはそんな過去も忘れて受け入れました」(美優さん、以下同)

 地元から離れて暮らしていた美優さんですが、偶然にも一人暮らしのマンションは彼とご近所。職場も同じ区内ということで、自然と会う回数も増えて交際に至りました。

「デートは毎回車で迎えに来てくれて、車内でも『なにか飲む?』『着くまで寝てていいよ』など細かい気配りをしてくれました。誕生日や記念日じゃなくても花やスイーツなどサプライズをしてくれたり、手料理までふるまってくれて……。昔の悪い噂があった人とはまるで別人のように、私のことを大事にしてくれたんです」

◆“俺のモノ”になった途端、本性をむき出しに…

 付き合って3カ月が経った頃、優しかった彼の言動が徐々に狂い始めたといいます。

「初めに違和感を感じたのは、彼が趣味でやっている草野球の打ち上げに呼ばれたときのことです。

 私の知らない高校時代の彼の部活の後輩や、建築会社の同僚や部下など20人近くが集まっていたんですが、私の紹介をして早々に『こいつ、本当何も物を知らないバカなんですよ(笑)』と大声で言い放ったんです。

 しかも、ちょっと落ち込んで隅っこで飲んでいる私に向かって『なんでお酌しないの?』『俺を立てようと思わないわけ?』とグチグチ言ってきて。

 こっちはゲストとして呼ばれてるし、お酌をしたりホステスのようにもてなす義理もまったくない。なのに、『〇〇先輩の隣について』『何でそんなに気が利かないの?』と。

 あたしはキャバ嬢じゃない! と内心キレかけながらも、なんとかその場は彼の顔をつぶさないように頑張りました」

「友人や部下の前では“いいかっこ”をしたいんだろうな」そう考えて、その場は耐えたといいますが……。彼の豹変はこれだけでは終わりませんでした。

「付き合いが長くなるほど、昔のヤンキー気質がどんどん顔を出すようになったんです。

 理不尽な煽り(あおり)運転は当たり前、さらに車から煙草の吸殻の山を放り捨てたり、走っているのに投げ捨てたり。彼曰く、『汚ねえ場所(外)に何捨ててもいいじゃん』というルールらしく……。

 ほかにも、公園で平然と歩きたばこをして、あわや子どもの顔に火傷をさせそうになったことも。『うろちょろしてるガキの方が悪い』とドヤ顔で言い放った瞬間、愛情は瞬殺で冷めました」

◆非常識男にスカッとする仕返しを

 彼の非常識なDQN行動は日増しに増え、もはやガマンの限界に……。

「ただこのまま別れるのも癪(しゃく)に障る」と美優さん。『この非常識な男を、このまま野放しにしてはいけない』ということで、ある行動に出ます。

「まず彼も頭が上がらない地元の共通の先輩男女数人(事情は話して、こっちの味方)を呼んで、飲み会を決行しました。飲み会には、以前彼と一緒になって私を小バカにした後輩も何人か呼んで。

 緊張からか、いつものような“デカい態度”を取れず固くなっている彼に、怖い先輩たちがそろって『なんで酌の一つもしねえの?』『なんでそんなに気が利かねえの?』と詰める、詰める(笑)。

 後輩の前で小バカにされて彼氏は顔を真っ赤にしていたんですが、さらに追い打ちをかけるように、一番ボス的な先輩が大声で、『お前は本当に物を知らないバカだな〜!』と、私が言われたことそのままそっくり彼に言い返してくれて(笑)。彼は部屋の隅で小さく縮こまってました」

 自分が放った言葉が、特大のブーメランとなって返ってきた元カレ。しかし、これだけでは終わりません……!

「帰り際、彼の車の中で別れ話をしたんですが、プライドの高い彼はメンタルが傷ついてもうボロボロ。意気消沈していながらも、当たり前のようにまた山盛りの吸殻を窓から捨てようとしたので、それを取り上げて彼の膝の上にザーッ! とひっくり返してやったんです」

「おまっ……! 何してんだよ!!」とブチ切れる彼氏に、彼女が一言。

「“汚ねえ場所に、何捨ててもいい”んでしょ?」

 言い放った美優さんは、吸殻まみれの彼を放置してそのまま歩いて帰りました。

「その後私は異動で住所も変わったので、トラブルもなくさっさと別れられて一安心です」

 付き合っていくうちにどうしてもお互いのアラは目立つもの。ただそこで、恋は盲目! とばかりに突っ走らずに、ときに冷静に恋人を客観視することは大切なのかも知れません。

―自分史上最悪の恋愛 vol.17―

<文/赤山ひかる イラスト/やましたともこ>

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