女性同士の「夫のスペック格付け」がエグい。結婚式はマウント合戦の紛争地帯に…

女性同士の「夫のスペック格付け」がエグい。結婚式はマウント合戦の紛争地帯に…

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 アラサーになってくると結婚する友人も増えてきて、集まると自然に結婚トークになることってありますよね。

 そんな中で、結婚した際に繰り広げられる女性達の闘いにスポットをあてます。

◆女子会で繰り広げられるマウントトーク

 神奈川県で幼稚園教諭として働き、26歳で結婚した小林亜香里さん(27歳/仮名)は職場の同僚との女子会で起きたことをこのように話しています。

「とにかく夫のステータスについて根掘り葉掘り聞かれるんです。とくにどんな仕事をしていて、どれくらい年収があるのかという質問が多いです」

 これまであった話題のなかでもこんなケースもあったそうです。

「Aさんという同僚が結婚したときに同じ話題が出たんですけど、結婚相手の年収が自分たちより低かったんですよ。その子がトイレのために離席したんですけど、そしたら他の同僚が

『Aは結婚してから苦労するよね』『なんで自分より年収が低い人と結婚するのか。意味がない』

 …と話していて。自分も裏で色々と言われているのかなと考えたら怖かったです」

◆夫の仕事を格付けする女性達

「マウントをとって安心したいんですよね」

 そう話してくれたのはアパレル業界に勤めている前川加奈さん(32歳/仮名)

「良くないことだとはわかっているんですけど、夫のステータスが認められると自分も認められたような感じがして安心するんです。性格とかは人によって相性もあるし比較するのは難しいので、職業とかステータス面をアピールしてしまいます」

 前川さんは自身の経験をこう話します。

「私の夫は高校時代の同級生で、ある地銀の支店長でした。金融業界だし地方の中では相当に有名だったので、周りからもかなり評価されたんです。『有名企業ですごいね』とか、『金融業界なら将来安泰じゃん』なんて言われて」

 地銀の役員と結婚して周りからも羨ましがられ、マウント合戦でも上位だった前川さん。ところがある出来事で異変が起きます。

「昨年高校の同級生の結婚式に出たんですよ。相手について詳しくは聞いてなかったんですけど、乾杯の挨拶を聞いていたらメガバンクの役員の名前が出てきて。席次表を見たら誰でも知ってる大手メガバンクの名前がズラリと並んでいました」

 席次表を見て驚きを隠せなかった前川さん。同級生から言われたある一言に衝撃を受けたそうです。

「新婦が私の席があるテーブルに挨拶にまわってきたときに『おめでとう。メガバンク勤務の旦那さんなんてすごいね』って伝えたんです。そしたら『そんなことないよ〜(笑)貴方の旦那さんの銀行のほうが私達の地方で有名じゃん! 地方にいれば貴方のほうが有名だよ〜』と返されて、悔しかったですね。『地方にいれば』って逆に言えば首都圏ではどうなんだって思いますから。

 同じ業界で自分の旦那の方が格上のところに勤めてるっていう彼女の優越感を感じました。なので『都内の暮らしが難しくなったらいつでも地方に帰ってきてね』って言い返しちゃいましたけど(笑)」

 同じ業界で働いているとマウント合戦はより激しくなりやすいのかもしれません。

◆結婚式はマウント合戦の紛争地帯

 結婚式は新郎新婦の生い立ちや馴れ初めを披露する場であるがために、マウント合戦になりがちだと語るのは後藤絵里さん(33歳/仮名)です。

「私はある大学の英文科出身なのですが、付き合いがある友人の中に自分より成績が悪くて留学経験もなかった子がいたんです。当時は勉強がんばりなよ〜なんて言ってよくからかっていました。でも外資企業に勤めてる帰国子女と結婚したということで、結婚式に呼ばれたんです」

 後藤さんは結婚式当日に大学時代には想像できなかった光景に衝撃を受けたと言います。

「新郎側の招待客がイケメン外国人ばっかりでした。モデルみたいにスタイルが良い人もいて。ウェルカムスピーチも全部英語、ウェディングムービーも英語でした。意味を理解して笑ってるのは新郎新婦と新郎側の招待客だけ。私や他の大学仲間も卒業してからはほとんど英語に触れていなかったので何を話しているのかわかりませんでした。

 新婦側の親戚も愛想笑いで対応していて、正直なんで呼ばれたの?って感じでした。新婦が『英語がわからない人は雰囲気だけ楽しんでね』と言っていたのがいやらしかったですね。私は英語ができるのよってアピールしたかったんだと思います」

 学生時代の関係性が思わぬところで覆される経験になったそうです。

 結婚報告を受けたら祝う気持ちを大切にしたい…そう思いながらも相手の夫のステータスを見てしまうのは女の性。何がマウント合戦のきっかけになるかは予想がつかないもの。女性達の仁義なき闘いはまだまだ終わらなさそうです。

<文/大庭スミ>

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