偽装“モテ系OL”がLINEで大事故。イヤ〜ンな趣味がバレた笑えない理由

偽装“モテ系OL”がLINEで大事故。イヤ〜ンな趣味がバレた笑えない理由

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 都内で派遣社員として働いているY菜さん(24)。オフィスカジュアルに身を包んだ彼女は、一見するとモテ系のとても可愛らしい女性です。しかし、彼女には誰にも言えない秘密の趣味があるのだとか。

「それは、オリジナルのBL小説を書くことです。高校生の頃から書き始めたのですが、コミケに本を出したこともありますよ。最近はWEB上でも発表していて、常に読んでくれている固定の読者も何人かいます」

◆自分しかいないLINEグループに、BL小説のアイデアをメモ

 大学を卒業して社会人になってからは、学生時代のように趣味に時間を割くことが難しくなってきました。そこで、時間短縮のためにY菜さんはLINEを利用することにしたといいます。

「通勤途中にスマホでポチポチと思い浮かんだアイデアを打って、自分しかいないLINEグループに送っておくんです。私は小説を書く時に使っているメインPCとスマホのLINEを同期させているので、そうしておくと便利で。かなりエグい内容を思いついたまま、ポンポン投げてました」

 そのLINEグループ名を「小説用」にしていたY菜さん。彼女の大好きな『年上メガネ上司受け』を基軸に、暇さえあればさまざまなシチュエーションやプレイのアイデアを書き散らす日々。具体的にどんなことを書いていたのかと聞いてみれば……

「会社のトイレで部下の攻めキャラに後ろ手で拘束されて××××したり、アソコに×××を突っ込まれたまま外で」

 詳しく掘り下げてみたはいいものの、とてもここに掲載できるような内容ではありませんでした(笑)。

◆どこからどう見ても、可愛いキャラのモテOL

 見た目からは想像もできないほど、BLの話になると直接的な単語を平然と口にするY菜さん。もちろん、職場ではそんな本性を億尾にも出さず、可愛いキャラを見事に演じきっていたそうです。

「イメージとしては『お嫁さんにしたい系女子』を心掛けてましたね。社内飲みにも誘われれば参加して、周囲とのコミュニケーションも欠かしませんでした。

 そんな趣味を持っているなんて絶対に気づかれないように頑張っていた分、めちゃくちゃ外面が良かったと思います」

◆BL小説のエグいアイデアが、まさかの理由で流出!

 衝撃的な事実が発覚したのは、そんなある日のこと。アイデアも溜まってきたのでそろそろ本腰を入れて作品をつくろうとしていたY菜さんは、自分がとんでもない間違いをおかしていたことに気づきました。PCをLINEと同期し、自分の書き溜めたアイデアをチェックしようとしたその時。

「なんと、私がアイデアを送りつけていたのは自分の『小説用』のグループではありませんでした。派遣先の正社員で、当時密かに想いを寄せていた『小林さん』だったのです……」

 忙しさもあって、アイデアを投げるだけ投げて、その後は確認を怠っていた彼女が悪いと言ってしまえばそれまでですが……。これはあまりにもショッキングな事態。さらに、その時点で小林さんからは既にLINEがブロックされており、Y菜さんの恋はあっけなく終わりを告げたのです。

「確かに、前は休憩中に雑談したりランチに誘ってくれたりしていた小林さんが、少し前から冷たくなったな〜とは感じていたんです。こういうことだったのか……と気づいて納得。でもアプローチをかける前で良かったかな、と今は思ってます」

 その後、Y菜さんは派遣先が代わったため、小林さんとはそれっきり。風の噂で小林さんが「女って怖いよな……」と飲み会のたびに愚痴るようになったと耳にして、申し訳ない気持ちになってはいるのだとか。

「だって、小林さんってルックスがまさに私の理想とする『年上メガネ上司』で……書き溜めていたアイデアの数々もキャラは小林さんをイメージして書いたものが凄く多かったんですよ! 絶対、彼も気づいちゃったでしょうね。ショックだったろうとは思います」

 恐るべし、BL好き女性! ちなみに、最近話題になったドラマ『おっさんずラブ』の登場人物に小林さんによく似た人がいて、Y菜さんはその姿を見るたびに少し心が痛んだそうです。

―シリーズ 本当にあったトンデモLINEエピソード vol.10―

<文/もちづき千代子 イラスト/やましたともこ>

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