三浦春馬『銀魂』シリーズに初参戦。豪華キャスト陣に「ライバル心は全くない」

三浦春馬『銀魂』シリーズに初参戦。豪華キャスト陣に「ライバル心は全くない」

三浦春馬さん



「週刊少年ジャンプ」に連載中の人気コミックを実写化し、大ヒットを記録したSF時代劇の続編『銀魂2 掟は破るためにこそある』が公開中です。

 おなじみのメンバーに加えて、さらに豪華キャストが集った本作から、真選組に内紛を巻き起こすキーパーソン・伊東鴨太郎を演じて福田雄一監督作品に初参戦の三浦春馬さんを直撃しました。

◆映画版ならではの鴨太郎が作れた

――伊東鴨太郎役で『銀魂』シリーズに参加です。演じるうえで気を付けたことを教えてください。

三浦:出演が決定してから、原作を読ませていただき、アニメーションや実写のパート1も拝見しました。鴨太郎は悪役ですが、最終的に彼の人間味を見せるまでは、とにかく冷酷さを押し出して行くのか、それともどこかしらに人間味を出していくのか考えました。

僕としては、生身の役者が演じるからこそ表現できる、微妙な表情の変化だったり、一瞬の瞬きや眉間のシワから想像させるものを表現したかった。そうした希望を福田監督にお伝えしたうえで、現場でその都度、確認していきました。映画版ならではの鴨太郎が作れたと思っています。

――パート1はとても支持されました。

三浦:パート1を観て、純粋に笑いました。アニメーションを観たときにも、コミカルな部分のスピード感が秀逸だなと感じました。僕は今回、コミカルパートをやっていませんが、アニメーションで感じた凄さは、モチベーションに繋がりましたし、それは前作でもみんなのモチベーションに繋がっていたんじゃないかと思います。

こんなにおもしろいものを、福田監督という新しい舵取りのもとで、表現できるんだ、表現したいという思い。そうしたものがあったから、振り切ることができたし、それがお客さんの心を掴んだんじゃないかと思います。

◆共演者たちへのライバル心はない

――続編も本当に豪華なキャストが集まりました。同世代の人気俳優も多いです。正直、ライバル心が沸きませんか?

三浦:全くないです。たとえば、近藤勲役の中村勘九郎さんのお芝居を間近で見られるなんて、本当に贅沢だし、勉強になります。これからお父様(中村勘三郎さん)のようなスゴイ存在になっていくだろう方が、目の前で歌を歌うようにセリフを言っている姿を見ることができた。僕にとってエンターテインメントに他ならないし、こんな機会はこれから先もないかもしれない。

具体例として勘九郎さんを挙げましたが、ほかにも今輝いている人たちや味のあるお芝居をしている人たちの芝居に触れられる機会なんて滅多にないので、やっと一緒にお芝居ができる、やっと同じ作品に携われるという気持ちが強かったです。

――今回は土方十四郎役の柳楽優弥さんとの共演シーンが多かったですね。

三浦:今回、柳楽くんとすごく仲良くなりました。実は子供の頃に、「岸和田少年愚連隊」という作品で共演しているんです。そこから同じ堀越高校で学生時代を過ごしましたが、「おはようございます」と挨拶するくらいでした(笑)。でも今回、一緒にお仕事をして、取材も何本かやったりして、同じ道順でここまで来たわけではないけれど、子役出身ならではの悩みだったり、お互いに抱えてきたことも影響したのか、すごく居やすい人だと感じました。柳楽くんはすごく素直で、嘘を言わない人。大好きです。

◆やりたいことは絶対、形にする

――本作からは士道が感じられます。三浦さんの仕事人としての掟はなんですか?

三浦:僕らのような表現をする仕事って、より自己実現に直結していると思うんです。やりたいことや、興味のあることに触れなければ、より質の高い仕事や状態のいいマインドは生まれない。だからこそ、妥協はしたくない。演じたいことや作りたいものに対して、生まれなかったアイデアは仕方ないけれど、生まれたアイデアに対して妥協するのは悲しいし、もったいない。掟としては、やりたいことは絶対に形にする、かな。

――これから大人の男性として、役者として、どうなっていきたいですか?

三浦:仕事を楽しんでやっている大人でありたいです。自分が生み出す仕事や携わっているものが、結果的に皆さんを元気づけたり、決断を後押しできるような力になってくれればうれしい。ひとりの男としても、友人や大切な誰かの背中を支えて、押してあげられるような人になりたいです。

――最後に映画公開に向けてメッセージをお願いします。

三浦:しっかりしたものを届けられるぞと自信を持って言える作品です。僕もみなさんと一緒に、お祭り映画として盛り上がりたいです。

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 ひとつひとつの質問に、とても丁寧に答えてくれた三浦春馬さん。柳楽さんのことを嘘がないと言っていましたが、三浦さんも嘘がない人だと感じました。彼の演じる鴨太郎がどんな騒動を巻き起こすのか、そのとき万事屋3人衆は? 注目です。

<文・写真/望月ふみ>

(C) 空知英秋/集英社

(C) 2018 映画「銀魂2」製作委員会

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