息子の友だちをラブホに連れ込み…46歳主婦、超年下との不倫を語る

息子の友だちをラブホに連れ込み…46歳主婦、超年下との不倫を語る

写真はイメージです(以下同じ)



 三重県で、46歳の女性が29歳の愛人と共謀して25歳の夫を殺したとして、殺人容疑で15日に再逮捕されました。女性の母親も、殺人未遂の容疑で逮捕されています。

「なんとも『面妖な』としか言いようのない事件である。離婚話が出ていたというから、さっさと離婚してしまえばこんな事件は起こらずにすんだ」と語るのは、不倫事情を長年取材し著書多数のライター・亀山早苗さん。46歳女性と25歳男性は、いかにして結婚に至ったのか……亀山さんが読み解きます。(以下、亀山さんの寄稿)

 事件の報道と同時に話題になったのは、彼女たちの年齢と人間関係だ。彼女の夫が殺されているのを最初に発見したのは、彼女の前の夫との間の長男25歳。つまり、彼女の亡くなった夫は、長男の友人だったのである。

「息子の友だちと関係をもつなんてあり得ない」

 そう思った女性も多いだろうが、そういうこともあり得るよねと思った女性も少なからずいるのではないだろうか。

◆息子の幼なじみに、ある日感じてしまった「男の色気」

 実際、息子の友だちと不倫関係になったアキコさん(46歳)は、若い男の魅力と怖さを話してくれた。それは彼女が郊外の自宅から都内へ買い物に行ったときのこと。

「幼稚園から息子と仲のよかった近所のTクンと、都内の繁華街で偶然会ったんですよ。当時、彼は大学生。元気がなかったからどうしたのと聞いたら、彼女にフラれ就職試験でもフラれと最悪の状況だった。時間があるならお茶でもしようとおいしいケーキをおごりました」

 彼は少しほっとしたのか、「おばちゃん、ありがとう」と笑顔を見せた。その笑顔にアキコさんは心が揺さぶられたという。

「息子の友だちではあるけど息子ではありませんからね。悩める若い男には独特の色気があるなあと思いました。少年とオトナの狭間にしかない色気というか」

 普通はそんなふうに見ないだろうとツッコミたいところだが、彼女がそう感じてしまったのだからしかたがない。

「私、その日はたまたま車で都内へ出たので帰りに送っていったんです。彼はときどきため息をつきながら、私の肩に頭を乗せたり足に触れたり。こっちだってドキドキするじゃないですか。どういう意図でそういうことをしているのかわからなかったので、帰り道、いきなりラブホの駐車場に車を突っ込んでみたんです」

 さすが熟女はやることが大胆だ。するとTクンはそのまま彼女に抱きついてきたという。「いいの?」と聞いた彼女に彼は頷く。そしてふたりはラブホで熱い時間を過ごした。

「若い男の子って、本当に力任せなんですよね。とりあえず彼の好きなようにやらせたけど、その後のおさらいでは、もっとこうしたほうがいいよと懇切(こんせつ)丁寧に教えました。そんなやり方じゃ女の子にモテないよと」

 彼はいたく感動したらしい。数日後、彼から誘いの連絡があった。アキコさんは彼との行為におぼれるつもりはなかった。だが彼は執拗(しつよう)に誘ってくる。

「もう一回くらいならいいかと思ったのがいけなかった。Tクン、すごくきちんと復習してきたのか、指使いも力の入れ具合も最初とは雲泥の差。驚きましたね。それで逆に私のほうがはまりかけました」

 それから1ヶ月ほどの間に10回近く会った。3日にあげず会っていたことになる。ときには未明の車の中で交わったこともある。

◆20歳以上も年下の子へ、嫉妬している自分にぞっとした

 ラブホで彼と過ごして車で近所まで帰ってきたときのこと。住宅街で徐行運転をしていると、息子が歩いてくるのが目に入った。

「息子が手を振っていたんですよ。前を見たままどうするとTクンに聞いたら、ここで降りると。ふたりが言葉を交わして入れ代わりに息子が助手席に乗り込んできました。

『偶然、会ったんだって?』と息子。そうなのよとしれっと答えましたが、さすがにまずいなとドキドキ。すると息子が『あいつ、元カノと復活したらしいよ。これで元気出して就活もうまくいくといいんだけど』と。あ、そうだったのと力が抜けました」

 帰宅後、めらめらと嫉妬心が頭をもたげてきて、彼女は自分で自分にぞっとしたという。20歳以上も年下の息子の友だちに嫉妬するなんてと自嘲(じちょう)してみても、心のざわつきは止まらない。ついTクンに『元カノと戻ったんだって? よかったね』とメッセージを送ってみた。するとすぐに『戻ってないよ。〇〇(アキコさんの息子)にはそう言ったけど』と返ってきた。

「それを見てほっとしたんですが、いずれにしても潮時だと感じました。『もう会うのをやめようね』と送ると、『どうして? 僕、卒業したらあなたに離婚してもらって一緒になりたい』と。それを見て、そんなふうに思わせてしまって申し訳ないと思いました。若い子は一途なんですよね。それを忘れていた」

◆不倫の恋にはまった若者が、目を覚ました瞬間

 彼女は翌日に彼に会って、説得した。あなたはまだ若いのだから、将来のある女性と一緒になるべきだ、と。彼は涙目になって、「ほんとに愛しているんだ」と繰り返した。

「そのとき、彼の携帯にある企業から内定の連絡があったんです。彼、本当にうれしそうでした。たぶん、それですべてが吹っ切れた……というか、将来に明るい希望が見えた瞬間、目の前の私がくすんで見えたんじゃないかしら。明らかに私への執着の糸が切れたのがわかりました」

 これでいいのだと思いながら、アキコさんの心が暗くなったのは想像に難くない。若い人には将来がある。40代も後半になった自分には「明るい未来」は見えなかった。だが、それが「人生というものだ」とも思ったと彼女はしみじみと言った。

<文/亀山早苗>

【亀山早苗】

フリーライター。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数

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