ニセ医者の婚活サギ男が逮捕…婚活でダマされないための鉄則

ニセ医者の婚活サギ男が逮捕…婚活でダマされないための鉄則

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 婚活サイトで知り合った女性たちを次々とだまし続けていた無職・栗田修容疑者(45歳)が、去る7月1日に4度目の逮捕をされました。

◆婚活サイトのプロフィールは大嘘かも…

 医者を装う功名な手口はまさに“詐欺師”。青木ちなつ探偵事務所の青木さんによると、偽名で作られたSNSのプロフィールは、職業が有名医科大学の勤務医で、友達とされる150人以上のほとんどが医療関係者。被害者の女性の一人は「彼が語る医局など病院の状況があまりにもリアルで、つい信じてしまった」と発言していたそうです。功名な手口にぞっとなりますね。

 さらに栗田は「父親が福岡で病院をしている」などと嘘をついて女性を信用させ、「新居を契約した」「家賃の支払いは、君のカードで支払うことにしよう」「カードを貸してほしい」「結婚したら金の管理は任せる」などと切り出し、女性から借りたクレジットカードで現金50万円をキャッシングしていたと報道されています。

 結婚詐欺はあとを絶ちません。プロの詐欺師ではなくても、女性の恋愛感情につけ込むズルい男は、少なくありません。ではどのように身を守ればよいのでしょうか。

 婚活業界歴14年の、結婚相談所「ganmi」所長・三島光世さんに、「婚活詐欺男から騙されない方法」を伝授してもらいました。

◆初めはオゴってくれて、途中でお金の無心を始める

 結婚詐欺師は、婚活サイトだけでなく結婚相談所にもひそんでいる、と三島さんは言います。

「うちの結婚相談所でお見合いした男女には金銭のやり取りを禁止していますが、大手結婚相談所の中には緩い規制のところがあります。一般的に、男性が金銭を求めてくる場合は要注意といえますね」(三島さん、以下同)

 女性に金銭をねだる男性は、最初のうちは、デートで飲食代を出すことが多いそう。何度かデートを重ねて、女性が「好き」という恋愛感情を抱くようになると、男性は「財布を忘れた」などの理由で女性に払わせるようになっていきます。

「ある30代シングルマザーは、バツイチ40代男性と半年ぐらい交際してから『ガスや電気代などの光熱費が足りない』などと言われて、トータルで100万円以上だまし取られたそうです。どうしてお金を渡したかと言えば、『恥ずかしいことを私だけにお願いしてくれる』という“愛されている優越感”があったから。でも男性は、そのお金を借金返済に当てていたんです」

 この男性はシングルマザーと交際する前に、海外旅行やブランドを買い漁り、とうとう自己破産に。男性に渡したお金は戻ってこなかったそうです。

◆お金を貸す前に、第三者に相談しよう

 ごく普通にデートしていた男性が、まさかお金をだまし取るなんて、婚活中の女性は信じがたいものです。でもそんな女性の心理を手玉に取るのが詐欺の常とう手段だと三島さん。

「女性は食事をご馳走されると嬉しいものです。でも豪華なディナーをおごってくれる男性には、『なぜこんなに金回りがいいのかしら』と疑ってみることも大事です」

 女性を必要以上にもてなそうとする男性の真意を探ってみることも必要かもしれませんね。

「なぜ結婚詐欺男が出現するかといえば、どうにか結婚したい女性の弱気に付け込んでくるからでしょう。

 たとえば、新居の契約や結婚式の資金は一方が負担するのではなく、互いに出し合うのが当たり前の感覚です。相手から一方的に負担を求められたら、『好きだから』という感情に負ける前に、冷静になってください。

 もし頭で考えることができなくなったら、第三者に相談するとか、誰か間に入ってもらったほうがいいですね」

 例えば三島さんのような婚活のプロに相談するか、信頼できる友人・知人に相談してみるのもいいですね。

◆「借用書を書いて」と言おう。怒る男とは別れるべし

「それでもどうしても金銭の貸し借りが生じる場合は、借用書を書いてもらいましょう。もしそこでキレたり怒ってしまう男性だったら、残念だけど、あなたを愛していない証拠です」

 お金の管理ができていない男性は、ルーズさも生活ににじみ出ているものです。

「女性を騙すような男は、頼まれると断れないといった女性の優しさにつけ込んできます。あるいは、女性自身もルーズな性格だったら、そこにもつけ込まれます。騙されないためには、女性も自分の性格や生活を見直して、自らを正していきましょう」

 つき合ってみて初めて相手のことがわかるものですよね。もし金目当ての男だったら、落ち込まずに「わかってよかった。次!」と前向きになれば、きっといい出会いがありますよ。

<取材・文/夏目かをる>

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