旅行で気づけば10キロ減。自然にダイエットできる旅の仕方とは?

旅行で気づけば10キロ減。自然にダイエットできる旅の仕方とは?

記事画像



 旅行中、食べて過ぎで体重が増えてしまった経験を持つ人は多いと思いますが、なかには旅行をしながらダイエットに成功した人も。

◆半年の旅で体重はまさかの10kg減!

 27歳のとき、仕事を辞めて半年間、インドとスリランカ、ネパールの3か国周遊の旅をしていた持田美樹さん(仮名・29歳/介護士)は、出発前58kgあった体重が帰国時には48kgになっていたとか。一体、どのようにして痩せることができたのでしょうか?

「目的はあくまで旅行だったんですけど、旅仲間の友達が『食事は基本カレーだし、暑くて汗を大量にかくから旅しているだけでデトックス効果があるし、ダイエットできるよ!』って言ってたんです。

 話半分に聞いていましたが、気温は日中40度前後まで上がり、じっとしていても汗ばむし、辛いカレーを食べてさらに汗がダラダラ。最初の1か月で体重が2kg減り、“帰国までに体重50kgにする”という目標を立てたんですよ」

◆重い荷物を背負っての移動がトレーニングに

 しかも、バックパッカースタイルの旅だったため、移動時は10kg以上の荷物を背負って炎天下の南インドを歩き、知らず知らずのうちに負荷をかけた有酸素運動も行っていたといいます。

「旅行中は観光や街をブラブラして過ごしていたため、日本にいるときよりも歩くことが多く、スマホの万歩計アプリで確認したら週3〜4日は10キロ近く歩いていました。食べる量は旅行中のほうが増えていたんですけど、カロリーを消費しているのかスパイスのおかげなのかは分からないけど、ほとんど気にせずに食べていました」

 また、宿泊先のゲストハウスで仲良くなった同年代の日本人女性バックパッカーに誘われ、近所のヨガ道場に通い始めたせいか、体重はさらに減っていったとか。

◆本場のヨガがダイエットに適した身体を作ってくれた?

「そこは旅行者向けではなく、地元のインド人向けの道場で、普通のおじちゃんやおばちゃんたちが来て、毎朝40分ほどヨガをするんです。実は、日本でもスポーツジムのヨガ講座を受けていたことがあって、せっかく本場に来たわけだし、ぜひやってみたいと思っていたんです。だから、最初はダイエットのためとかそういう意識は全然なかったんです」

 南アジアには、こうしたヨガができる場所が街のいたるところにあるそうで、旅の途中からは行く先々でヨガ道場に通っていたそうです。

「公園の芝生の上でやっている人も多いし、ラジオ体操みたいな感覚ですね。あと、バナラシっていうガンジス河のほとりにある沐浴(もくよく)とかが有名なヒンズー教の聖地があるんですけど、川岸でやっていた早朝ヨガに飛び入りで参加したときは、改めてインドに来たんだなぁって実感しましたね」

 もちろん、この間も着実に体重は減り続け、SNSなどにアップした美樹さんの画像を友人からは「ひょっとして痩せた?」などの書き込みが相次いだそう。これまで真剣にダイエットに取り組んだことはなかったそうですが、こうした周りの好意的な反応に自分が変わってきたことを実感したといいます。

◆帰国後、自分の服がすべてブカブカに!

「痩せたらラッキー程度にしか考えていなかったけど、帰国後に自分の服が全部ブカブカになっていたことに感動しました。買い直さなきゃいけなかったので、その出費はキツかったけど、今はオシャレをするのがすごく楽しいです!」

 現在は少しリバウンドしてしまったそうですが、それでも体重51〜52kgをキープ。朝のヨガはインド滞在中に比べたら簡易なものだそうですが、今も日課にしているとのこと。

「よく『インドに行くと、人生観が変わる』なんて言いますよね。私の場合、人生観こそ変わりませんでしたが、スタイルは変えることができました(笑)」

 時間もお金も必要なため、気軽にできるようなものではありませんが、旅行を楽しみながらダイエットに成功できるならインドに行ってみる価値はありそうです。

―シリーズ ダイエット“悲喜こもごも”体験談 vol.6―

<文/トシタカマサ イラスト/ただりえこ>

関連記事(外部サイト)