夫がパーソナルトレーナーと不倫。どうやってやめさせるのが正解?|離婚110番

夫がパーソナルトレーナーと不倫。どうやってやめさせるのが正解?|離婚110番

写真はイメージです(以下同じ)



 1992年の開設以来35,000件を超える相談に乗り、現在も年間1800件超の相談実績を持つ「離婚110番」のカウンセラー・澁川良幸氏。離婚の相談はもちろん、「離婚したくない」という方には離婚回避のアドバイスも行っています。

 離婚にまで及ぶ夫婦のトラブルは十人十色ですが、最近目立っているのがパーソナルトレーナーとの不倫を巡るトラブル。その実態とはどんなものなのでしょう。

◆マンツーマンでのトレーニングから不倫に発展

 パーソナルトレーナーとは、元々、サッカーや野球など、スポーツマン選手をマンツーマンで、カウンセリングしながら体つくりからトレーニングのプランニング、さらにダイエットのアドバイスなどを行う職業でした。一般に浸透したのは、ごく最近のこと。かつてスポーツ専門誌などに取り上げられた職業ですが、今では女性誌のダイエット特集などで掲載されるようになりました。

「パーソナルトレーナーの増加に比例して、パーソナルトレーナーとの不倫から離婚に発展することも増えています」と澁川氏は次のような実例を挙げます。

「子供がいるアラサー女性が、40代前半の夫が最近頻繁にパーソナルトレーナーのところに通っているのが気になりだします。最初は週1、多くて週2だったのが、次第に週3、週4と増え、とうとう土日も通うようになった。相談した女友達も『おかしいんじゃない』と心配したので、とうとう探偵を雇って、調査を依頼したのです」

 1週間後、探偵から渡された報告書には、パーソナルトレーナーと週末に食事をしているが、ホテルに行った形跡はなく、また平日はパーソナルトレーナーのマンションを出てからその足で飲み会に参加する等、男女の関係はないということでした。

「報告書に納得いかなかった妻が再び女友達に相談すると『毎日のように通うなんて、おかしい。別の探偵に頼んでみたら』と勧めるので、他の探偵に再調査を頼んみました」

 次の探偵は、コンクリマイクを設置したり、パーソナルトレーナーの部屋が見える場所から張り込みをして望遠カメラで証拠写真を撮ったりしたそうです。

◆浮気確定。そのとき妻は……

 報告書を見た妻はショックを受けます。パーソナルトレーナーのマンションという密室で、夫が浮気している証拠がずらりと挙がっていたからです。

「浮気されただけでなく、家に入れるはずのお金を夫が浮気相手に使い込むなど、妻としては踏んだり蹴ったりの状況です。30代で子供がいない夫婦は離婚に発展しますが、アラフォーで子供がいる場合は、離婚しない方向で、夫婦間のやり直しを図っていくようにアドバイスします」

 子供のために「離婚しない」という選択を選んだ妻は、澁川さんのアドバイスを参考に、次のことを実行しました。

1.「浮気している」と大騒ぎしない。喧嘩をすると、修復が不可能になる場合があるため、「週末は子供がいるから、やめてね」というお願いからだんだん「週一にしてちょうだい」と、浮気される数を減らすように仕向ける

2.パーソナルトレーナーと別れてもらいたいとはっきり口にせずに、別のパーソナルトレーナーを探す。その場合は当たり前のことだが、男性のパーソナルトレーナーを紹介する。あるいはトレーニングの場所を、複数のスタッフがいるジムに替える。

 それでも別れる気配がない場合は、共通の友人を介して、夫に浮気をやめるように促すことが良いそうです。

「社内結婚のカップルなら、会社に同僚や先輩がいるので、その人たちを味方につけて、夫に浮気をやめさせるように協力してもらうのがベストです。

 その時に大切なのは『離婚したくない』という気持ちを、協力者を介して、夫に伝えてもらうことですね」

 パーソナルトレーナーとの浮気騒動に限らず、夫の浮気がわかったときには、まず妻が「離婚する」「離婚しない」のどちらかを決めること。ゴールを決めることによって、やるべきこともはっきりしてきます。もし迷ったら、澁川さんのようなプロのアドバイザーに気持ちを整理してもらうと良いですね。

―離婚110番 vol.1―

<取材・文/夏目かをる>

関連記事(外部サイト)