冬ダイエットの味方「腹ペタスープ」レシピ。食べるほどお腹が痩せる秘密

冬ダイエットの味方「腹ペタスープ」レシピ。食べるほどお腹が痩せる秘密

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 身体を動かすのが億劫(おっくう)になりがちな冬。ダイエットもついつい挫折したりして。しかし、周囲に内緒でやせられるのもまた冬。こっそりやせて、差をつけるなら今ですよね。

『「腹ペタ」スープダイエット 作りおきで、かんたん!』は、普段の食事にスープを組み込んで、上手にやせるダイエット。著者の藤井香江さん自身も半年間で20キロ減量し、20年以上体型をキープしているそうです。本書のテーマは「一生太らない身体を手に入れる」。そもそもやせない理由は「食べ過ぎではなく栄養失調」って、ご存知でしたか?

 ランチに大活躍するパスタやラーメン、親子丼やカツ丼といったガッツリ系のほとんどが、糖類+脂質の組み合わせ。「代謝を上げる栄養素の不足が太る要因」と本書が指摘するように、ビタミンやミネラルを上手に摂取する必要があるのです。その点、「腹ペタスープ」なら野菜の宝庫、もう、栄養失調なんて言わせませんよ。

◆野菜スープは「太らない」だけじゃなく「痩せるメニュー」

「腹ペタスープ」=野菜スープですが、どういう理屈でダイエットに効果的なのでしょう。以下、本書の内容から抜粋してみました。

1 やせる栄養

食べた分のカロリーを燃やす「ビタミンB群」や、代謝の低下を防ぐ「抗酸化物質」(カラフルな野菜に含まれる)。この2つの栄養素が不足すると、糖質オフを心がけても健康的には痩せません。

2 食物繊維

食物繊維は便秘解消につながるほか、太る原因となる血糖値上昇を抑えたり、余分な脂肪をからめ出す働きも。お腹に溜まるので過食も防げます。

3 腸を温める

代謝が落ちる40代以降は、冷たいものを食べると体調不良の原因に。スープで腸を温めると免疫力や代謝がアップし、痩せやすく。

4 簡単&おいしい!

切った野菜を鍋に入れ、30分ほど火にかければ完成。つくり置きOKでアレンジも自在、おいしいこともダイエットが続くコツ。

◆「腹ペタスープ」ダイエットのルール

 栄養バランスもバッチリな「腹ペタスープ」。煮込み料理のベースにしたり、ブランチにいただいたりと変幻自在ですが、ダイエットに活用するためにはルールがあります。

ルール1

夕食を「腹ペタスープ」に変える。基本は寝る3時間前までに夕食を終える。

ルール2

お腹いっぱい食べる。「腹ペタスープ」は何皿食べてもOK! 理想は2皿以上。食べるほどやせる力が高まります。

 本書が指摘するのは、このふたつ。たとえば飲み会が続いた日などは、朝と夜の両方を「腹ペタスープ」に切り替える、といったリセットプログラムもありますが、それ以外に厳しい制限はありません。

◆「腹ペタスープの素」の作り方

 まずは、すべてのアレンジのもとになるスープをつくります。

【材料(5人分)】

玉ねぎ  大2個

にんじん  大1本

キャベツ  1/4個

大根  1/4個

ブロッコリー  1個

プチトマト  5〜8個

にんにく  1かけ

しょうが  1かけ

昆布(6cm角)  2枚

水150ml

塩  小さじ1/2

※にんにくは苦手なら入れなくてもOK。にんにく、しょうがはチューブタイプを使う場合、にんにく小さじ1(2〜3cm)、しょうが大さじ1(4〜5cm)を目安にしましょう。

【作り方】

1 切る

 玉ねぎ、にんじん、キャベツ、大根はそれぞれ1.5cm角に切る。ブロッコリーは小房に分ける。にんにく、しょうがは薄切りにする。

2 煮る

 大きめの鍋に1とプチトマト、昆布、分量の水を入れて、全体に塩をふる。ぴったりとふたをして中火で加熱し、グツグツしてきたら弱火にして30分ほど煮る。※昆布は水に浸るように入れる。

3 完成

 火を止め、そのまま10分ほど蒸らしたら完成。

※保存方法

 粗熱をとり、昆布は食べやすい大きさに切って、保存容器に入れ、冷蔵庫で保存する(冷蔵5日間)。冷凍の場合は、1食ずつ保存袋に分けて冷凍し、食べる時は冷蔵庫で自然解凍、または電子レンジで5分ほど加熱してから調理する(冷凍3週間)。

  炊飯器でも作ることができます(昆布は一番下に、塩は最後に入れて普通炊き)。入り切らないときは2回に分けるか、ブロッコリー、キャベツ、プチトマトを別にレンチンします。

 驚くほど簡単で手軽ではありませんか。週末に私もつくってみましたが、「腹ペタスープ」は見た目も鮮やかなので、平日の夕食は手抜きをしてもバレませんでした。

◆基本の「腹ペタスープ」作り方

「腹ペタスープ」の素だけでは少々味気ないので、本書に従ってアレンジを加えます。

【材料(1皿分)】

腹ペタスープの素  カップ1

好みのスープの素(鶏がらスープやコンソメなど)  小さじ1/2〜1

水   150ml

【作り方】

1 耐熱の器にすべての材料を入れ、ふんわりラップをしてレンジで2分30秒ほど加熱し、混ぜる。

 塩味と辛みががプラスされて、和食にも洋食にも合う野菜スープに変身しました!

◆具だくさんみそ汁の作り方

【材料(1皿分)】

腹ペタスープの素  カップ1

みそ  大さじ1/2

和風だしの素  小さじ1/4

水   150ml

青ねぎ(刻む)  適量

【作り方】

1 耐熱の器に青ねぎ以外のの材料を入れ、ふんわりラップをしてレンジで2分30秒ほど加熱し、混ぜる。

2 椀に1を盛り、好みで青ねぎを加える。

 好みで七味唐辛子を加えてさらに代謝アップを狙ってもいいそうです。実際に作ってみると、私が心配していたプチトマトと味噌の相性も意外によかったです。味噌って何にでも合うんですね。他、本書には、カレー粉、ナンプラー、キムチ等々、飽きがこないよう様々な工夫を紹介しています。

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 本書には、「腹ペタスープ」体験1ヵ月レポートも掲載されており、なんと肌年齢が13歳も若返った女性もいるのです。皆さんアラフォー、アラフィフの男女で、平均して2〜3キロも体重がダウンしています。

 寒さで冷えてしまった体を、夜あたたかい「腹ペタスープ」で温めて代謝を上げていきましょう。これなら毎日でも続けられると思いませんか。

―小説家・森美樹のブックレビュー―

<文/森美樹>

【森美樹】

1970年生まれ。少女小説を7冊刊行したのち休筆。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)を上梓

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