セックスレス、どう解決した? 経験者たちが「久々にした」きっかけ

セックスレス、どう解決した? 経験者たちが「久々にした」きっかけ

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【おおしまりえの 目指せ!デキたら婚】

 恋愛ジャーナリストのおおしまりえです。

 結婚にはあまり興味はないけれど子どもは欲しい! そんな希望から、パートナーの仏くんと、独身のうちから妊活と結婚について考え始めるお話です。

<前回までのあらすじ>

気づけば子どもが欲しいという妊活熱が下がっているおおしま。年末も近くなってきたし断捨離を始めてみたところ、だいぶ前にセックスレス防止策として買った『スローセックス』の本が…。そう言えば最近ちゃんとしてないな。多くの女性が悩むこの大問題に、そろそろ向き合ってみようかなと思うこの頃です。

◆『スローセックス』とは?

 そもそも『スローセックス』って一体なんだ?

 本を買ってまともに読まずにしまいこんでいたため、スローセックス=時間をゆっくりかけて挿入するセックス程度の認識しか、今の私にはありません。

 でも、冒頭に書かれた定義をまとめると「性欲から一歩距離をおいて、幸福になるためのセックス」のことらしい。性欲から距離をおくと、おのずと時間もかかってくるということのようです。

 これがセックスレスの救世主であるとはまだ思っていませんが、独身既婚に限らず、女性がセックスレスに悩んでいるという話は、最近よく話題にあがります。

 忙しいからなのか。それとも言いやすい世の中だからなのか。

 スローセックスの本と再会したのをきっかけに、セックスレスからの“復帰経験者”に成功した秘訣を教えてもらい、色々考えてみようと思います。

◆お酒の勢いにまかせてレスを解消

 友人Aちゃんの場合は、夫婦でレス解消に向けてやったことといえば、お酒の力を使ったといいます。ただお酒という勢いで濁した関係は、その先の一歩をどうするか、今は悩んでいるんだとか。

「結婚したら、気づいたらセックスレスになっていました。仲は良いから不満はないんだけど、セックスはしてないし、たまーにしてもサクッと終わる。だからある時、お酒に酔った勢いで私から彼を襲ったんですね。そうしたら彼のツボだったのか、一気にそういうモードになって、その日は楽しかったです」

 レスを打破したという成功はあるものの、彼女は次なる問題にぶち当たっているそうです。

「とはいえ、それ以降なんか『お酒を飲んで私から動くのがセックスの合図』みたいな流れができつつあって、ちょっと不満もあります。そもそも飲んたら男性はイキにくくなるし、やっぱり勢いで終わるセックスばっかりじゃ飽きます。内容の濃さについても考えるべき時なのかなと思うんですけど、まあ先に妊活もあるしなーと思うと、これでいいのかなあって思ったりして…」

 妊活と内容の濃さ。隣同士の問題のようで、相反する問題のような気もします。実は、セックスについては注目されていても、内容の充実や性癖の違いについては、まだまだ“未開の地”な問題かもしれません。

◆体調不良がきっかけでレス解消!?

 Bちゃんがレス解消させたキッカケは、意外にも「体調不良」だったとか。なにそれ…と思うと、理論的にはとても納得感のある方法でした。

「少し前に体調を壊し、3日くらい家で寝込みました。本当に何もできなくて、彼に買い物も料理もお願いし、お腹をさすってもらったり、話し相手になってもらったり、とにかく身の回りのこと全部やってもらったんです。そして体調が戻ったら、自然に『する?』という流れになっていました」

 自然にとは、一体どういうことなのか。成功例を振り返り、彼女は理由をこう分析します。

「実は私、ずっと仕事が忙しくて、家にもほとんどいなかったし、彼とのやり取りやスキンシップも、『しっかりしてよ』というような、上から目線だったんですよね。でも体調崩したときは、全部おまかせで頼りまくったし、彼との時間もたっぷり取った結果、男性の自尊心みたいなものが満たされたのかなって思います」

 スローセックスの本にも時間とありましたが、良好な関係構築にも時間というのは重要な項目です。

 時間をかければ良いという問題ではありませんが、時間をかけるというのは、どんな行為でも1つの重要な鍵になっているんだろうなと思ったのでした。

◆レスが解消されても、そこに満足感はあるのか?

 ところで2人に話を聞いたとき、どちらも話に出てはいましたが「レスが直ったとして、そこに内容の満足感をどこまで求めるのか」という点については、まだ解決はしていません。

 そもそもレス解決しただけよかったじゃんとも思うけれど、やっぱりするなら幸せな内容のものがしたい。そう思うのが、女性の願いだと思います。

 この連載のテーマは妊活ですが、世のレスを克服し、妊活に成功した女性たちは、一体内容の充実度はどの程度達成できているのでしょう。はたまた、内容の充実度は別で満たすからOKと思っているのでしょうか。

 パートナーシップとセックスの問題はとても深くて複雑。だからこそ、私も女として、何かしら1つの答えを見つけたい。スローセックスの本を見つけたことをキッカケに、強くそう思うのでした。

<文・イラスト/おおしまりえ>

【おおしまりえ】

水商売やプロ雀士、素人モデルなどで、のべ1万人以上の男性を接客。現在は雑食系恋愛ジャーナリストとして年間100本以上恋愛コラムを執筆中。ブログ

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