優しい彼の正体は不幸な女性キラーだった、その最低な目的とは?

優しい彼の正体は不幸な女性キラーだった、その最低な目的とは?

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 千葉県で介護士をしているJ子さん。見た目こそひと昔前の浜崎あゆみにそっくりな可愛いギャル系なのですが、なんと年齢は36歳。しかも今年で19歳の男の子を筆頭にした3人の子持ちという逞しいママでもあります。

 女手ひとつで3人の子供を育てるJ子さん。これまでに出会った男性にはろくな人がいなかったとか。その波乱万丈な人生について話してもらいました。

◆高1で人妻に。旦那は自称パチプロ&借金まみれ

「高校1年でデキ婚して、学校は中退して長男を生んだのね。それから3年あけて長女を生んで、さらに2年あけて次女を出産したの。まあ色んな意味で大変だったけど、がむしゃらに育てたわー」

 J子さんが結婚した相手は、彼女より5歳年上の自称パチプロ。中学生だったJ子さんとは柏駅でのナンパで出会い、あっという間に恋に落ちて先ほど語ってくれた経歴に繋がります。しかしながら、その自称パチプロは入籍をしたばかりの頃から借金まみれ。まったく働かない上に呑む・打つ・買うのろくでなしフルコース野郎でした。

「結婚と同時に縁を切った親に速攻で連絡して、土下座して子どもを預かってもらいながら介護士の資格を取ったんだ。18歳になった瞬間に運転免許も申し込んだね。生活費も学費も、基本は親に頼りっぱなし。何度も別れろって言われたんだけど、変に情が沸いて難しかった」

 2人目が生まれれば、3人目が生まれれば、と子どもの誕生に期待を託せど裏切られるばかり。ついにはDVまで始まり、J子さんは結婚5年でようやく離婚に踏み出しました。

「もう結婚はコリゴリだと思って、実家に身を寄せながら介護の仕事とスナックのホステスを兼業で頑張ってたんだけど、そのタイミングでまた出会っちゃったんだよねー。私に求婚してくる男に……」

◆2度目の恋はハイスペイケメンと。こんどこそ…

 その男・D氏はJ子さんが働くスナックに上司に連れられてやって来たそう。国立大学を卒業し、一流企業に勤めているという高身長の独身イケメン。年齢は当時30歳とJ子さんとは9歳離れている結婚適齢期。もっと条件の良い女がいるだろう、とJ子さんは何度も彼からのアプローチをかわし続けました。

「それでも、3人の子の親になる覚悟はあるとか、私が前の結婚で作った借金も返す手伝いをさせてくれとか、毎日のように口説かれて……ちょっとその気になっちゃって」

 子どもたちを一番に優先することを条件に、J子さんはD氏とお付き合いを開始しました。とはいえ、仕事も忙しく子どももまだ手が掛かるJ子さん。そう簡単にデートの時間は割けません。それでもD氏は「いいんだよ。頑張ってる君が好きだよ」とメールや電話で甘言を囁き続けたと言います。

「さすがに半年くらい経てば、私もすっかり絆されてそろそろ子どもと会わせてもいいかな〜なんて思ってたんだよね」

 しかし、とんでもないショッキングな出来事がJ子さんを襲います。なんとスナックに遊びに来たD氏の上司から、彼が社内でJ子さんの過去や現在の状況についてを吹聴して回っているというのです。

◆彼にとって恋愛は奉仕活動?募金でもしててくれ

「『中卒バツイチで3人の子持ち』『昼職と夜職を兼業』『借金あり』……こんな女を娶(めと)ろうとするオレって優しいよな? カッコイイよな? みたいな話をしてるって聞いて、マジで一気に冷めた」

 速攻でJ子さんは「二度と連絡するな」とメールをして着信拒否したそうですが、D氏はその時にはすでに新しいターゲットを見つけてその女にゾッコンになっていたという更なる衝撃の事実も発覚しました。

「今度の女は『両親離婚して施設で育った』『レイプされて妊娠した子を育ててる』『体が弱くて仕事もあまりできないから借金が膨らむ一方』らしいよ。私よりハードな人生を歩む女性を見つけたってわけだね」

 一瞬でもあんな奴によろめいた自分がバカだったわーと明るく笑い飛ばしていたJ子さん。しかしD氏はこの後どうなったのでしょう? 未だボランティア精神とは名ばかりの自分の善行と信じる求愛に酔ったままなのでしょうか?

― シリーズ「ハイスペ男の裏の顔」 ―

<文/もちづき千代子>

【もちづき千代子】
フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。度を超したぽっちゃり体型がチャームポイント。

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