『バチェラー』プロデューサーの新作デート番組が好評。リアルさは非・婚活にあり?

『バチェラー』プロデューサーの新作デート番組が好評。リアルさは非・婚活にあり?

『5ファースト・デート』Netflixより

 バレンタインデーから世界各国で配信が開始されたNetflixの新たな恋愛リアリティシリーズ『5ファースト・デート(原題DatingAround)』が、「今っぽくってロマンティック!」とアメリカで評判になっています。

◆『バチェラー』と同じプロデューサーで「演出いっさいナシ」

『5ファースト・デート』は、5人の違う未知の相手と同じ形態(着る服・行く店は毎回同じ)でデートを繰り返し、その中から2度目に進むデート相手を決めるというシンプルな内容。

 第1シーズンは、アメリカ人でも一度は住んでみたいと憧れを持っている人が多いニューヨークが舞台です。

 ショーランナーのアリシア・ロシターは『バチェラー』シリーズのプロデューサーを10年務めてきた人物。しかし、『リファインリー29 Refinery29』によると、今回アリソンは『バチェラー』製作時と違って出演者に指示を出したりすることは一切なく、全てなりゆきに任せたそうです。

 そのため『5ファースト・デート』は、従来アメリカの恋愛リアリティショーでお約束とされてきたホストの存在や出演者がカメラに向かって本音を独白するシーン、『バチェラー』のローズセレモニーに代表される告白シーンなどが一つもありません。

 2度目のデート相手が判明したところで終わってしまい、二人がその後どうなったかも不明とあって「盛り上がりに欠ける」と不満をもらす人もいるようですが、一方で「リアリティがあってどハマりした」という人も続出。

『ボルチャー Vulture』の記者は自身も「子供を学校に迎えに行くのを忘れたほど」ハマったとそうで、その魅力を「5回のデートをまるで一回の同じ日のデートのように見せる独特の編集と、無理に婚活やマジな恋愛関係に結び付けない今どきっぽいリアリティある結末にある」と分析。肩の力が抜けた恋愛模様が「オンラインデートに慣れた今どきの若者には心地いい」と書いています。

◆日本版が続々『バチェラー』の次は『クィア・アイ』も!

 気になるシーズン2ですが、今のところNetflixからは製作決定の発表はされていません。

 ツイッター上の反応を見ると、「あの人を選ぶとは意外だった」「彼の言動最低!」「デートでそれをやっちゃダメでしょ」など入れ込んでいる人が多く、「あの二人が2度目のデート以降どうなったか続きを見せてほしい」との声も上がっていますし、視聴者からのシーズン2への期待は高いようです。

 日本ではNetflixの『あいのり』『テラスハウス』、Amazonプライムの『バチェラー・ジャパン』、AbemaTVの『オオカミくん』シリーズなど空前の恋愛リアリティショーブームが巻き起こっていますが、果たして『5ファースト・デート』も日本版が作られるまでの人気となるでしょうか?

 本心を言うと、さっぱりした内容過ぎて日本向けではないかも…とは思うのですが、全6話・約2時間半で気軽に観れてしまうため、うっかりイッキ見しちゃう組続出で意外と人気が出ちゃうこともあるかなという気もします。

 恋愛カテゴリーではくくれませんが、料理やファッションなどのプロであるファビュラスなゲイ5人組、通称ファブ5が依頼者を改造するNetflixのリアリティショー『クィア・アイ』は、『クィア・アイ: We’re in Japan!(原題)』の撮影を日本で行っている最中だといいます(しかも水原希子や渡辺直美などスターも巻き込んで!)

 Amazonプライムの『バチェラー・ジャパン』の例もあるように、ヒットすれば各国版を作っちゃうフットワークの軽さが動画配信サービスの魅力です。『5ファースト・デート』の日本版も期待して待ちましょう。

Sources:「Refinery29」 「Vulture」

<文/アメリカ在住・橘エコ>

【橘エコ】

アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。

ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。

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