セレブ妻の恋愛黒歴史。ワンナイトラブした相手を探して夜に徘徊…

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 誰しも若かりし頃は得てして失敗を経験するもの。

 猪突猛進なタイプの女性は特に「若気の至り」とは言い切れない恥ずかしい過ちを犯してしまうことも…?

◆合コンで出会った男性に一目惚れ…そのまま勢いでワンナイトラブ

 今回の主人公・岡田美幸さん(仮名・31歳)は専業主婦。7歳年上・自営業の旦那さんと6年前に結婚、世田谷区に居を構えるいわゆる「セレブ妻」だ。今全米で大ブームの“こんまり”こと、お片づけカウンセラー近藤麻理恵さんに似た清楚で可愛らしい見た目とは裏腹に、実はとんでもなく「恋に狂った過去」をお持ちのようで…。

「高校生まで女子校で育ったので、父親以外の男性と話したこともありませんでした。大学生で初めて恋愛を経験してその楽しさに驚いて…それまで抑圧していた感情が爆発したんでしょうね、当時は常に彼氏に依存するメンヘラ体質でした」

 大学1年生の時、サークルで知り合った男性と初めて交際をするも、恋愛初心者の美幸さんは甘えて良い加減がわからず。結局美幸さんの束縛に耐えかねた彼氏から別れを切り出されてしまった。

「大好きな人に否定された悲しみでもう心が壊れそうになってしまって。“新しい出会いを見つけに行こうよ!”という友人の誘いに乗って半ばやけくそで合コンに行ってしまったのが運の尽きでした」

 友人に誘われていったのは日本で5本の指に入る有名広告会社社員との合コン。初めての合コンに緊張の美幸さんに、合コン慣れした男たちは気の利いたトークをしたり、おしゃれなお酒を勧めるなど、アレやコレやと手をかけてくれた。

「お姫様扱いされて、すごく楽しくなってしまって。お酒をどんどん飲んでいるうちに、星野源似の男性Yから“ここ抜けて、二人で飲まない?”と声をかけられました。私、こんなにかっこいい人に選ばれたんだ、って思うと嬉しくて。ホイホイついて行ってしまいました」

 しかし連れ出され、着いた先は彼の家。手慣れた様子で服を脱がされ、そのまま一夜限りの関係を結ぶことに…。

「今から考えるといきなり家に連れて行くとかありえないし、家にも彼女の持ち物っぽい洗顔クリームがあったり…相手にとっては完全にワンナイトラブなんですけどね。でも当時はかっこいい年上の人に選ばれたことがとにかく嬉しくて。結ばれたことで“これでカップルになったんだ”と思い込んでいたんです」

◆相手の音信不通に追い詰められてありえない行動に

 有頂天になった美幸さん、「広告会社勤務の彼氏ができた」と周りに吹聴しまくり、相手にも毎日メールを送るようになった。

「最初のうちは、彼からも返事が来ていたんです。でも悪い癖が出てきて、“次はいつ会えるの?”に“浮気しちゃダメだよ”と彼女ぶったメールを送るようになってしまい、結局音信不通状態になってしまいました」

 不安になった美幸さんは「ダマしたの?!」「体目当てだったの?!」と怒りメールを連投。電話も着信拒否されるようになってしまった。

「きっと“遊ばれただけだ”って認めるのが怖かったんでしょうね。拒否されればされるほど、“彼に一度会って話し合いたい”という気持ちが強くなって…。彼を探しに行こう、と思うようになりました」

 真っ先に思いついたのは会社で待ち伏せすること。だが、嫌われたくない一心で会社に押しかけることは断念。あくまでも偶然再会できそうな場所を探すことにした。

「とはいえ、一晩寝ただけなので彼に関する情報がほとんどなくて(笑)。彼の家の本棚にたくさん本があったことを思い出して“彼の家の近くの本屋でなら、ばったり会えるかも”と思い、新宿の紀伊国屋に行くことにしたんです」

◆彼を探し求めて夜な夜な書店を徘徊

 それから毎日美幸さんは大学が終わると同時に、電車で40分かけて新宿に。紀伊国屋ビルの各フロアを徘徊して回っていたという。

「さすがに1週間続けたら、“こんな所にいるはずもないのに”という気持ちになってしまい、やめました。その後もしばらく恋愛依存症気味な日々が続きましたが、新しい彼氏ができてからはYのこともすっぱり忘れられました。

 今でも山崎まさよしの『One more time, One more chance』の“♪いつでも捜しているよ どっかに君の姿を”って聞くと、紀伊国屋を彷徨(さまよ)った日々を思い出しますよ(笑)」

 そう言って笑う美幸さんだが、最後に意外な縁について話してくれた。

「紀伊国屋徘徊で一個だけいいことがあったとすれば…。実は、徘徊がヒマすぎて恋愛本を立ち読みしていたんですよね。そこで“恋愛の奥義”に触れた本を見つけて熟読していて。

 今の旦那をオトす時に、その本に書いてあったテクを実践してました。だから、Yのおかげで今の生活があるとも言えるかもしれませんね」

―シリーズ「恋に狂ったワタシ」―

<文/桜トン吉 イラスト/真船佳奈>

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