金髪・赤髪にしたら、電車で嫌な目にあわなくなった2人に「派手髪の効果」を直撃してみた。

金髪など派手な髪色にしたら迷惑行為被害が減少? フリーライター姫野桂さんらが語る

記事まとめ

  • 「金髪にして、満員電車で蹴られるといった迷惑行為を受けなくなった」との投稿が話題
  • 投稿したのはフリーライター姫野桂さんで金髪のメリットを語っている
  • ブロガーのはせおやさいさんは「出産後に髪を真っ赤にして一年過ごした」と投稿

金髪・赤髪にしたら、電車で嫌な目にあわなくなった2人に「派手髪の効果」を直撃してみた。

金髪・赤髪にしたら、電車で嫌な目にあわなくなった2人に「派手髪の効果」を直撃してみた。

(画像:姫野桂さんTwitterより)

 最近、派手な髪色、いわゆる“派手髪”にしたら、痴漢被害を受けることがなくなったり、変な人に絡まれなくなったり、という話をSNSでよく目にするような気がします。

 フリーライター姫野 桂さんの「金髪にして、満員電車で蹴られるといった迷惑行為を受けなくなった」とのツイートには、約20,000件ものいいねが。コメント欄には「金髪にしたことでメリットだらけだったんですね」といった好意的な意見から、「そもそもそんな迷惑行為が存在するなんて…」と驚きの声も上がっていました。

 また、会社員兼ブロガーのはせ おやさいさんは「出産後に髪を真っ赤にして一年過ごした結果、ベビーカーを押していても嫌な目にあったりしなくなった」と投稿し、いいね数はなんと75,000件にも上っています。こちらも同じ子持ちの方々から、似たような経験談や、賛同の声が集まっていました。

 今回は、そんなお二方にツイートの内容に関してさらに具体的に質問してみました。

◆タチの悪い迷惑行為避けに

――派手髪にしようと思った理由、したことによるメリット、派手髪にしたいと考えている方にメッセージをお願いします。

姫野:自分の中で理想の髪色が白髪に近い金髪だったのですが、最初は2回のブリーチから始め、毎月1回ずつブリーチをしていったところ、半年間で理想の金髪に仕上がりました。

 メリットは、満員電車やコンビニの列に並んでいるときの迷惑行為(男性から蹴られる、電車の揺れに紛れて肘でつつかれる、舌打ちを受けるなど)がなくなったことですね。

 似合う・似合わないは別として、金髪に興味がある方で、髪色の指定がない職業の方は、金髪にしてみると、ちょっと生まれ変わった気分になれますよ。

◆派手髪が、むしろ会話のきっかけに

はせ:出産直後、乳児を育てている中、圧倒的に「ママ」になっていく自分を感じて。ママっぽくない、何か真逆のことがしたいなと思ったことがきっかけです。

 したことによるメリットは、まず、職場などで人に覚えてもらいやすくなりました。また、見た目のせいか、見ず知らずの人から失礼なことを言われることがなくなった気がします。

 それに、女性や外国の方が多いですが、年代問わず髪をほめてもらうことをきっかけに、ちょっとした雑談が生まれることも増えました。

 職場の環境や、自分の好みなどで派手髪にしにくい方もいらっしゃると思います。でも、もし環境が許して、ご興味があるなら、一度思い切って挑戦してみてください。それまでの価値観が少し変わるかもしれません!

◆派手な見た目は、泣き寝入りをしないサインにとられる

 職業や立場上、派手髪にしにくい、できないという方も多いでしょうし、必ずしも派手髪にすることがいいというわけでもありません。

 ただ、女性の約70%は、痴漢・故意にぶつかられるなどの「ストリートハラスメント」の経験があるという結果※があります。冒頭でお伝えしたとおり、そんな多くの女性にとって身の覚えのある迷惑行為への対策として、派手髪にするというのは有効であるようです。

 各種依存症に対する治療を行っている大森榎本クリニックの精神保健福祉士・社会福祉士である『男が痴漢になる理由』『万引き依存症』などの著書で有名な斉藤 章佳(さいとう・あきよし)先生に、以下のようなコメントをいただきました。

「クリニックに来ている痴漢常習者は、派手目な髪色やメイクをしている女性のことはあえて狙わないですね。派手なファッションといった、『自己主張』というキーワードは、イコール被害に泣き寝入りをしない、つまり痴漢常習者にとっては、逮捕されること(仕事や家庭を失う)を連想するからです」

 悪いのはもちろん勝手な考え方をする加害者であり、本来であれば、被害を受ける側が対策をしなければならないというのもおかしな話ではあります。「被害を受けないために派手髪にしよう」と考えるのではなく、あくまでも「派手髪にしてみたい」と思ったときに挑戦してみることがいいのかもしれないですね。

 まずはいろいろな髪色を試してみたい! ということであれば、同じく最近ツイッターで話題になった着脱式のショートエクステを使用するという手段もあるようなので、選択肢の1つに入れてみてはいかがでしょうか。髪色に限らず、ファッションはその姿である自分自身のことを好きになれるかどうかが一番大切なことです。

 自分の好きな格好をすることによって自然とメリットが発生すれば、それに越したことはないですね。

※2018年9月、関東近郊に住む15〜49歳の男女1万2000人を対象に、インターネットで行ったハラスメント被害について、セクハラやパワハラ、性暴力の被害者を支援する「#WeToo Japan」が行った調査

<文/女子SPA!編集部>

【女子SPA!編集部】

ちゃっかり生きる、賢い女性のホンネ情報サイト。SPA!編集部の女性ライターたちが読者目線で情報を提供します。

関連記事(外部サイト)