家事は全部夫の役。コキ使われる夫が“ヨメちゃん”を爆笑漫画に

家事は全部夫の役。コキ使われる夫が“ヨメちゃん”を爆笑漫画に

『残念なヨメちゃん!』のヒトコマ

 夫に対する妻の不満としてよく聞くのが「家事を手伝わない」。たとえ共働きであっても、妻の負担が圧倒的に多いのが実情です。

 ですが、世の中には、嫌われないギリギリまで夫をこき使う妻が存在すると教えてくれるのが『残念なヨメちゃん!』という4コマ漫画。ブログで話題となり、6月に書籍化されました。

◆夫に何もかもやらせるヨメちゃん

 著者の桜田麩コウイチさんによると、妻は「傍若無人の権化」で、「家事もおしつけてくるうえに、すぐに仕事をやめようとする」ので、「毎日のようにムカついている」といいます。

 それでも結婚生活は5年を超え、先日お子さんも誕生するという円満ぶり。

 そこで、夫を“コキ使い”ながらも、愛されるコツをヨメ・ミナさんに聞いてみました。

「今、家事の分担は、私は片づけかな。私、片づけとか整理整頓が趣味なんですよ。コウイチさんは掃除、洗濯、料理と買い物くらいだよね」(ミナさん)

「最近引っ越したんですけど、この家のものの8割はミナのものです。インテリアもミナの好み。僕のものはこれまでの生活でどんどん捨てられました」(コウイチさん)

 のっけからお二人のパワーバランスが垣間見える言葉。

◆夫が動くまで言い続ける

 コウイチさんが言いなりになっているように見えますが、それにはワケがあるようです。

「普通、言い争いとかイヤじゃないですか。でもこの人のすごいところは、自分の思い通りに僕が動くまで、あきらめずに言い続けることなんです。あれには感心しますね。最近は小競り合いが面倒なので、もう自分から動くことにしています」(コウイチさん)

 なんていい夫……!

 そうか。世の妻たちは何度言ってもやってくれない夫に対して、「自分でやったほうが早い」とあきらめてしまいがち。でもミナさんはあきらめないんですね。

「私の場合、言い続ける面倒くささより、自分でやる面倒くささが勝つんですよね(笑)。コウイチさんは要領悪いし、家事のスキルも低いから、できるまで何回でも言うようにしてるんですよ」(ミナさん)

「お前、すげえな」(コウイチさん)

 そう言いつつも、夫コウイチさんはニコニコと楽しそう(ご本人はニコニコしがちな顔なだけ、と強く否定)。

◆それでもヨメちゃんを好きなわけ

 漫画を描くようになったきっかけを聞いてみたら、その理由がなんとなくわかりました。

「ミナが僕の描いたイラストを見て、『結構うまいじゃん。私たちの仲のいいところ、漫画にしてブログに載せてみなよ』と勧めてきたんです。そう言われて、子供の頃、漫画家になりたいと思っていたことを思い出しました。

 当時、僕は30代後半で、新しいことを始めるには遅すぎると思っていたんです。でも、ヨメの愚痴を描いたヘタクソな4コマ漫画がどういうわけか一部で注目されて、書籍化までされて、40過ぎて夢がかなってしまった。

 ミナはいろんな意味で、僕の新たな可能性を引き出してくれるんです。不本意ながら、自分が“いい夫”と言われるとは思ってもいなかったし……」(コウイチさん)

「これからも、コウイチさんが完璧な夫になるまで、しつこく言うからな」(ミナさん)

「ヨメがこんなやつだから漫画のネタもできたわけだし、と自分を納得させてます(笑)」(コウイチさん)

 ムカつくこともあるけれど、一緒にいるとやっぱり面白い。だから“ヨメ”の残念さもすべて受け入れてるのだな、と感じました。

 ちなみに、漫画のネタはすべてミナさんに検閲されているそうです。

<文/女子SPA!編集部>

【桜田麩コウイチ(さくらでんぶ・こういち)さん】

某IT企業に勤める40代サラリーマン。2014年にヨメ(ミナ)と結婚。ヨメに対する愚痴を4コマ漫画でブログに掲載したところ一部で話題となり、現在はアメブロ公式トップブロガーとして結婚生活の嘆きを日々更新中。ブログ『残念なヨメちゃん!』が同名の書籍に Twitter: @yomebaka

【女子SPA!編集部】

ちゃっかり生きる、賢い女性のホンネ情報サイト。SPA!編集部の女性ライターたちが読者目線で情報を提供します。

関連記事(外部サイト)