10年ぶりに再会した友人がモンペに。昔は優しかったのに…

10年ぶりに再会した友人がモンペに。昔は優しかったのに…

写真はイメージです(以下同じ)

 今や大きな社会問題となっているモンスターペアレンツ。しかし、本人が自覚しているケースは少なく、注意する人もほとんどいないので野放しなっているのが現状です。

「中高生のころ、いつも一緒にいた友達と10年ぶりに再会したんです。でも、そのモンペっぷりに驚いたというか、あまりの変わり様に言葉を失いました」

 そう話すのは、自身も7歳と5歳の男の子2人の子育てに追われる大貫祥子さん(仮名・33歳/専業主婦)。旦那さんの転勤で2年前に地元に戻ってきたそうで、それを機に旧友たちとの交流が復活。月に数回、育児の合間を縫って集まってはお茶などを楽しんでいたといいます。

◆店内を駆け回る子供を注意しない母親

「みんな子供が幼いから連れてくるとそっちにかかりきりになってしまうため、旦那や実家の母親に子供を預け、自分たちだけで集まっていたんです。でも、しばらくして私とすごく仲の良かった朋美が顔を出すようになったんですけど、『預けられる人がいないから』と毎回子供を連れてくるようになりました」

 それについては家の事情もあるからと理解を示していたそうですが、問題は彼女が連れてきた6歳の男の子。最初のうちは母親の横でおとなしくジュースを飲んでいましたが、ジッとしていることができず、しばらくすると大声を挙げながら店内を駆け回っていたそうです。

「ウチや友達のところの子供も出かけると同じように騒ぐことはありますし、そこは仕方ないと思うんです。ただ、朋美の場合は子供のことを一切叱ったりはせず、静かにするように注意することもしませんでした。駆け回っている子供をときどきチラ見して確認していただけ。同じ母親としてすごく違和感がありました」

◆子供のことで店員に注意されて逆ギレ

 それはほかの友達も感じていたそうで、彼女がいないところでその話題になったことも一度や二度ではなかったそうです。

「それまでいつもはカフェで集まっていたんですが、お店を変えたほうがいいかもって話はしました。注意こそされませんでしたが、ほかのお客さんも店員さんも明らかに迷惑そうな表情を浮かべていたのがこちらもわかったからです。それで次からファミレスで集まるようにしたのですが、朋美は『あの店、気に入っていたのに〜』ってまったく気づいていませんでした。お前のせいだろ、ってツッコみたかったですけどね(笑)」

 子供はファミレスでも相変わらずうるさかったそうですが、次第にその状況にも慣れてしまったとか。ところが、そんなある日、事件が起きます。

「朋美が『みんなに会いたがってるコがいるんだけど』ともう1人同級生を連れてくることになったんです。違うクラスであまり話をしたことがないコだったけど、それは別によかったんです。ただ、問題だったのは彼女も子供を連れてきたこと。それで朋美の子供がいつもの倍以上にはしゃぎ回って、ファミレスの店員さんに『大変申し訳ございませんが、お子さんの〜』と注意されたんです。このときもう1人の同級生は申し訳なさそうに謝っていたのに朋美は逆ギレしちゃったんです」

◆幼稚園では有名なモンペママだった

「こっちはお客よ! その態度は何なのよ!」と声を荒げる朋美さんに祥子さんやほかの友達も一同ポーカン。全員で朋美さんをなだめようとしますが今度は自分たちにも噛みついてきたのです。

「そこで以前から騒ぐ子供をまったく注意しなかったことなどを指摘したのですが、『叱らないのはウチの教育方針なの! 余計な口出ししないで!』って。各家庭にそれぞれ考えがあって当然だと思いますが、その結果がコレですからね。結局、朋美はそのまま怒って帰ってしまい、グループLINEからも抜けて私たちとは距離を置くようになりました」

 ちなみにその後、彼女の息子さんと同じ幼稚園に子供が通っている別の友達からの話によると、園内では有名なモンペだったことが発覚。息子さんがほかの子供にいじわるをして園から連絡が来ても朋美さんは一切謝罪をせず、相手の子供に非があると言っていたそうです。

「昔は彼氏にフラれたとき、一緒に泣いてくれたこともあるし、部活で孤立したときには助けてくれてすごく感謝しているんです。そんな優しかった彼女だからこそ素敵なお母さんであってほしいんです」

 その思いが本人に届けばいいのですが……。

<文/トシタカマサ>

【トシタカマサ】

一般男女のスカッと話やトンデモエピソードが大好物で、日夜収集に励んでいる。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

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