時計の画面でLINEチェック…Apple Watchが子連れママにも大好評

時計の画面でLINEチェック…Apple Watchが子連れママにも大好評

写真はイメージです(以下、同)

 ITジャーナリストの久原健司です。

 最近、様々なブランドやメーカーから発売されているスマートウォッチ。街中で身につけている人を見て「かっこいい!」と思いつつ、自分は運動するわけでも、体調管理をするわけでもないし、そもそもデジモノに詳しいわけでもない……と購入をためらう方も多いのではないでしょうか?

 今回は、そんなスマートウォッチの中でも代表的なApple Watchについて、どのように使うと便利なのかをお話します。

◆「かっこいい」だけでApple Watchを持つ価値ある?

 運動もしない、デジモノに詳しいわけでもないけれど、「なんとなくかっこいい」という理由だけでApple Watchが欲しい。そういう人こそ、Apple Watchを持つべきなのです。

 まず、Apple Watchの最大の利点は、スマホを操作することなくLINEや通話ができる、これに尽きると思います。

 着信した瞬間にApple Watchが震えて教えてくれますし、そのまま手首に目をやれば、誰からどんな内容の連絡かがわかります。ディスプレイ自体が小さいのでスマホのようにテンキー入力での返信はできませんが、「ありがとう」「了解」などの定型文やスタンプ送信のほか、音声入力にも対応していて、しゃべった内容をそのまま返信することもできます。

 特に小さなお子さんがいるお母さんに好評のようで、「いちいちスマホを出さずにLINEや通話ができるから便利」と話されていたのが印象的でした。

 LINEを例にとれば、Apple Watchに表示された文章を見るだけなら既読はつきません。今すぐに返信が必要だと思えば、そのときだけスマホを取り出せばよいので、それだけでも購入する価値はあると感じます。スマホ自体の操作時間も減るので、電池の持ちも良くなりますよ。

 購入して最初に行う作業のひとつに、手持ちのiPhoneとの「ペアリング」と「セットアップ」があります。作業自体は簡単で、Apple Watchの電源ボタンを長押しし、あとは画面の指示に従うだけ。セットアップ完了直後からLINEの新着メッセージが来たタイミングで、Apple Watchの画面にメッセージが表示されます(※)

 ただし注意しないといけないのが、すべてのiPhoneでApple Watchが使えるわけではないという点です。Apple Watchの最新機種である「Series 4」の場合、iPhoneSEを含むiPhone6以降の機種でないと「ペアリング」「セットアップ」が出来ないので気をつけましょう。

※セットアップの時点でiPhoneにインストールしているアプリがApple Watchに対応していれば、Apple Watch用のアプリも自動的にインストールされます(この設定はセットアップ時に辞退可能)

 また、説明書がなくても感覚で使い方が分かるという点も、Apple Watchをオススメする理由です。

 iPhoneや他のApple製品にも言えることですが、製品側の指示に従うだけで、いつの間にか使えるようになり生活の一部になっていた、ということが実感できると思います。ガジェットに詳しくない方にとって、かなりありがたいのではないでしょうか。

 iPhoneも普及する前は「ガラケーで充分」「スマートフォンって難しそう」と思っていた人が、気がつけばメールもネットも「これ一台で」さらには「ないと困る」状況へと変化していったように、操作を覚えることが億劫で家電に詳しくない人こそApple Watchはオススメと言えます。

◆Apple Watchでできる、意外と知らない便利なこと

 LINEや通話など、連絡手段にかんしての利便性をお伝えしましたが、Apple Watchにはまだまだ便利な機能があります。

 例えば、音楽を聴く場合はApple Watchのディスプレイ上で音楽再生の操作が出来ますし、道案内の時も、曲がる場所を振動で教えてくれます。この振動機能は本当に便利で、地図以外にもカレンダーやリマインダーでも同様です。個人差がありますが、スマホのバイブレーションよりもハッキリ気づくので重宝します。スマホ側は常にサイレントモード、Apple Watchで振動のみをオンにしておけば、マナーモードに切り替える手間も無くなります。

 また、家事をしていて両手がふさがっている時や、外出先で荷物を持っている際など、Apple Watchがあって本当に良かったと思える瞬間は枚挙に暇(いとま)がありません。

 電池の持ちについても、最新モデル(Series 4)の連続駆動時間は「18時間」となっています。就寝前に充電する方が多いようです。実際のところ「1日持たない」という話は殆ど聞きません。

◆Apple Watch以外のオススメスマートウォッチ

 ここまでApple Watchの話をしてきましたが、それ以外でオススメのスマートウォッチを紹介します。

『FOSSIL(フォッシル)  レディースウォッチ』

 iPhone、Androidの双方に対応し、フルカラーのタッチスクリーンモデルのほか、アナログの文字盤を採用したモデル、ピンクゴールドのケースや皮バンドなど、機能だけでなくデザイン性の観点からも選べる種類が多くお勧めです。

『スマートバンド・スマートブレスレット(HUAWEI、itDEALなど)』

 お店でよく見るスマートウォッチは値段も高く購入には抵抗がある…そんな方にオススメなのが「スマートバンド」「スマートブレスレット」と呼ばれるタイプのスマートウォッチ。

 その名の通り文字盤とバンドが一体化していて、機能も絞られていることもあり、価格も1万円未満のものが多数。気軽に「はじめての1本」としても勧められる一方で、機種も沢山出回っているので、購入の際はLINE通知など「これは外せない」機能に対応しているかを予め確認しておきましょう。

『SONY wena wrist シリーズ』

 もともとSONY社内の新規事業創出プログラムで社員のアイデアから生まれたプロジェクト。バンドにスマートウォッチの機能を集約させることで、好きな文字盤ケースやバンドとの組み合わせを楽しむことが出来ます。デザインの自由度を求める方にお勧めです。

 発売から4年以上が経過し、街中でも装着している人を多く見かけるApple Watchですが、個人的にはデジモノを使いこなせるわけじゃないけれど……と悩む方にこそ、購入する価値のあるアイテムだと思っています。

 初期設定が終わってしまえば、あとは「腕に巻く」「充電する」この2点を習慣化するだけで便利な生活を享受することができるのです。あまりに便利すぎてスマホを探すのに一苦労…そんな場合もApple Watchの「iPhoneから音を出す」ボタンを押して所在を確認することができますよ。笑

(Bluetoothの電波が届く数メートルの範囲にiPhoneがある場合に限ります)

<文/久原健司>

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