北山宏光&佐藤勝利の「銭湯コメディ」がドラマっぽくなくて面白い

北山宏光&佐藤勝利の「銭湯コメディ」がドラマっぽくなくて面白い

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<ジャニヲタ歴20年・みきーるのJ-ウォッチ>

 北山宏光さん(Kis-My-Ft2)・佐藤勝利さん(Sexy Zone)主演の『でっけぇ風呂場で待ってます』(日本テレビ系)が、冬の夜を笑いでたぎらせています。

 本作は、“でっけぇ風呂場=銭湯”を舞台としたシチュエーションコメディ(同じ舞台・同じ登場人物を中心に展開されるお笑いドラマ)で、ふたりは150年続く下町の銭湯“鵬の湯”を継ぐ第5代目番頭・松見 芯(通称芯さん・北山さん)と、その後輩・梅ヶ丘龍大(通称梅ちゃん・佐藤さん)を演じています。

◆脚本を人気のコント師たちが手掛ける

 彼らを取り巻くのは、アルバイトの瀧薫(シソンヌ・長谷川忍さん)、宅配屋のまいど様(同・じろうさん)、牛乳屋の端本りほ(平田敦子さん)といった面々。

 ここに、起業準備中のニート(かが屋・賀屋壮也さん)やカップルYouTuber(パーパー・ほしのディスコさん&あいなぷぅさん)、なぜか震えている男(戸塚純貴さん)などクセ者ぞろいのお客さんが加わって、ドタバタが起こります。

 脚本は、第1話をじろうさん、第2話を賀屋壮也さん、第3話をハナコ・秋山寛貴さんと人気のコント師たちが務め、お笑いとドラマのミクスチャー、そして北山さん&佐藤さんが織りなす化学反応が最大の見どころになっています。

◆どんなストーリー?

 そんな“鵬の湯ワールド”をもっと楽しむため、北山さんと佐藤さんの役どころをチェックしておきましょう。

 芯さん(北山さん)と梅ちゃん(佐藤さん)は、フラフラしていたところを先代のおやっさん(吉田鋼太郎さん)に救われ、先代亡きあとは芯さんが彼の遺志を継いで鵬の湯の第5代目番頭になります。……が、時代の流れか銭湯の経営は厳しく、資金ぐりにあえぐ日々。

 これを見かねた梅ちゃんは1年間マグロ漁船で働き、400万円の稼ぎを手にして帰還、大好きな先輩・芯さんと再び鵬の湯のきりもりに乗り出す――というのが始まりです。

◆ジャニーズの二人がはまり役!

 芯さんは面倒見のいい兄貴肌の青年で、番頭らしく梅ちゃんやバイトの瀧さんを叱りもしますが、やさしくてお客さんを大切にする人です。自分を慕う梅ちゃんに厳しい顔を見せたとしても、内心は彼が可愛くてたまらない様子。ただ、どうやら恋には奥手なようです。

 北山さんの、照れ怒って吹くハーモニカのような“べらんめぇソフトな声”が、芯さんの魅力を増し増しにしています。

 梅ちゃんは、愛する鵬の湯のためなら身体を張ってがんばる男子。過酷なマグロ漁にも、バズる動画を撮るためのムチャ振りにだって健気に挑みます。反面、自分の可愛さを十分に知っていて、ちゃっかりしていたり、やられっぱなしじゃない反発心もある模様。

 佐藤さんの、甘香ばしいローストハスキーな声が悲鳴になったり、ちょっとこずるい笑い声になったりするのが、とても楽しく響きます。

◆お茶の間と地続きの演芸場みたい

 このふたりと仲間たちが守るのが、カラフルなレトロ感ある銭湯・鵬の湯。

 現代的なスパや健康ランドと一線を画すそこは、まるでお茶の間と地続きの演芸場のよう。ディスタンスが求められる時代に、密な裸のおつきあいの場でお笑いを見せてくれるとは、粋な試みです。

 昭和のぬくもりの疑似体験ができるし、人情がぽくぽくたゆたう居場所ドラマは、気負わずに眺められてほっとします。回を追うごとに北山さん、佐藤さんが“おもしろ”を引きずり出される楽しみもあり、どっぷりとはまってしまいそう……!

 笑いの湯あたり覚悟で、見守り続けたいと思います。

<文/みきーる イラスト/二平瑞樹>

【みきーる】

ジャニヲタ・エバンジェリスト。メンタルケアカウンセラー?。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』(青春出版社)『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru、公式ブログ:『ジャニヲタ刑事!』

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