彼氏が“鼻マスクおじさん”と知ってショック。破局にいたった理由は

彼氏が“鼻マスクおじさん”と知ってショック。破局にいたった理由は

彼氏の"鼻マスク"知り破局も

彼氏が“鼻マスクおじさん”と知ってショック。破局にいたった理由は

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最近はコロナ禍の影響で人との出会いが減り、恋人を作るのが難しくなったという話も聞きますが、逆に今の時勢がきっかけで恋が上手くいくパターンもあるようです。

 その一方、順調だったカップルがコロナ禍のせいで破局してしまう場合も…。

 今回は、そんな2人の女性にお話を聞いてみました。

◆憧れていたイラストレーターとインスタきっかけで交際

 里田彩音さん(仮名・28歳・会社員)は、Fさん(34歳・イラストレーター/漫画家)とお付き合いを始めて半年になります。

「Fのインスタのストーリーズに私が毎回反応していたら、彼の方から私にDMをくれたのがきっかけでした」

 憧れていたイラストレーターとお付き合い出来る事になり、つい嬉しくて周りの知り合いに自慢しまくってしまった彩音さん。

「後からちょっと調子に乗り過ぎちゃったなと思いましたが、みんな祝福してくれましたし、Fも笑っていたのでホッとしました」

 そんなある日Fさんに取材依頼があり、某雑誌にインタビュー記事が載る事を知った彩音さんは…。

「また周りの友人に知らせたり、インスタやTwitterで『絶対チェックしてね!』と宣伝しまくりました。まさかあんな事になるとは知らずに」

 いったい何が起こったのでしょうか?

◆彼氏が鼻マスク姿で雑誌に登場

「発売日にFの記事が掲載されている雑誌を、ワクワクしながら買いに行って、待ちきれず書店で開いてみたら…もうショックで唖然(あぜん)としてしまいました」

 そこには、鼻マスク姿の彼の写真が。彩音さんは街で鼻マスクの人を見かけるとスッと距離をとるほど怖いんだとか。

「いくら自分の呼吸が楽だからってマスクから鼻を出して…自分勝手だなと思うんです。自分の鼻から飛沫が舞っている事は気にならないのでしょうか?」

 その考えを彼にもよく話していたので、なおさらショックだった彩音さん。

◆開き直る彼氏と大げんか

「すぐにFの家に行き『どういう事なの?』とブチ切れると、実は私の前ではキチンと鼻をしまってマスクをしているけど、一緒じゃない時は鼻マスクで生活していると開き直られて、もう大喧嘩ですよ」

 そして、彩音さんがどうしても許せなかった事が…。

「Fが鼻マスク野郎だっただけでもショックなのに、そんな姿を雑誌でさらして、私の知り合いやフォロワーさん達が見たらどう思うのか…彼に恥をかかせられたという思いが渦巻(うずま)いて、むしょうに腹が立ちました」

 そのまま怒りはおさまらず、彼と別れてしまった彩音さん。

「いくら憧れていた人でも、嘘つき鼻マスクはどうしても許せませんでしたね。次はもっと慎重に彼氏を見つけたいと思います」とため息をつく彩音さんなのでした。

 続いては、逆にコロナ禍だったからの出会いがあった女性の話です。

◆メルカリで買った服のポケットに貴重品が

 吉永莉子さん(仮名・26歳・書店員)は、コロナの影響で自室で過ごす時間が増えたため、より快適に過ごせるように不用品を整理する目的で始めたフリマアプリ“メルカリ”にハマりました。

「最初は、買ってすぐ使わなくなってしまった冷風機や加湿器、読んでしまった本をまとめて売ったりしていたのですが、だんだん買うのも楽しくなってきてしまって」

 お買い得な物を見つける楽しみを知ってしまった莉子さんは、ある日ある商品に目がクギづけになります。

「最近私はオーバーサイズの服ばかり着ているのですが、まさに理想的なサイズのパーカーが出品されていたんですよ。しかもかなりお安い値段で」

 すぐに購入手続きをして、送られてきたパーカーは丁寧に梱包(こんぽう)されていて、可愛い一筆箋に「今回は、ご購入ありがとうございました!」とメッセージまで付いていたそう。

「この出品者さん、スゴくちゃんとした人なんだろうなと思いながら、すぐに試着してみるとポケットに何か入っていて…ん?と取り出してみたら、なんとマイナンバーカードだったんですよ」

◆持ち主に直接会って渡すことに

 こんな個人情報が詰まった大事な物、すぐに返さなくちゃと、あわててメルカリを通じてメッセージを送る莉子さん。

「ふとそのマイナンバーカードを見たら、住所がわりと近所で…顔写真も整ったイケメンだし、ちょっとテンション上がりましたね(笑)」

 すぐに彼から「ちょうどマイナンバーカードを無くした!と気づいて部屋中を探していたところでした。まさかパーカーのポケットに入れっぱだったなんて…連絡くれて本当にありがとうございます!」と返信がきたそう。

「大事な物なので、直接会って渡す事になり、私のよく行くカフェで待ち合わせしました。広くて、コロナ対策をしっかりしているお店なので」

◆地元の話題で盛り上がり、仲良くなって…

 カフェに現れたのは、物腰の柔らかい写真通りのイケメンで、マイナンバーカードを預かっていてくれたお礼にと、焼き菓子の詰め合わせをプレゼントされた莉子さん。

「それがこの近所の私の好きなお店のお菓子で、地元話で盛り上がってしまいました。歳も一緒で、趣味も合うしあっという間に仲良くなりましたね」

 それから何度かデートを重ねて、2人はお付き合いをするようになったそう。

「あんなすごい数の物が出品されているのに、彼のパーカーにピンときたのってちょっと運命的ですよね。この出会いを大切にしたいと思います」

<文&イラスト/鈴木詩子>

【鈴木詩子】

漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop

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