やせるダシ&酢キャベツで無理なくダイエット。記者は2週間でウエスト-5cmも

やせるダシ&酢キャベツで無理なくダイエット。記者は2週間でウエスト-5cmも

朝だけだとどうしても夕方には空腹感が出てくるので、タンブラーに入れてこまめに摂取すれば出汁の効果が長続きする

正月太りが戻らない。でも、運動は嫌だ、なんて方は多いですよね。なんでも世の中には食べて痩せられるダイエットがあるらしい……。

 それは、「やせる出汁」を一日1杯飲むだけで食事制限は一切なしという手軽さながら、モニター30人による2週間の実践で平均5.3s減という驚異的な成果が上がったという「出汁ダイエット」だ。

 これまでダイエット外来で10万人以上の肥満治療をしてきた考案者の工藤孝文氏に話を聞いた。

◆“やせる出汁”がデブの大敵であるストレスホルモンを撃退

「太る原因の9割は食べすぎです。それを解消してダイエットを成功に導くには、食欲とストレスのコントロールが必須。

 今、コロナ太りがとても増えているのですが、外出自粛で日光を浴びなければセロトニンは増えず、息抜きの機会がなければドーパミンも増えません。

 それらの抗ストレスホルモンが不足すると気分が落ち込み、甘いものや脂っこいもの、濃い味つけのものが食べたくなります。

 出汁のうま味成分はその代わりをしてくれるので、心が満たされ自然と食欲を抑えられるのです」(工藤氏)

◆試しに3日飲んでみれば、デブ味覚の変化を感じる

 作り方はかつお節と煮干しを炒って水分を飛ばし、緑茶の茶葉、刻み昆布と一緒にミキサーにかけるだけ。割合はかつお節:刻み昆布:煮干し:緑茶を3:1:1:0.5。

 粉末状になったやせる出汁大さじ1杯を150〜200mlのお湯に溶かして毎朝飲めば、約3日ですぐ効果を感じられるという。

「現代人の食生活はうま味が摂りにくいので、濃い味つけに慣れ、最初は『おいしくない』と感じるかもしれません。

 でも、3日ほどで味覚が変化し、出汁のうま味を感じられるようになります。同時に空腹感も減って、少量の食事ですぐにお腹がいっぱいに。

 ただし時間の経過とともに、出汁成分の血中濃度は下がってしまうので、朝以外にも、タンブラーに入れてこまめに飲む方法がオススメです」

 とはいえ、運動も食事制限もなしで本当に痩せられるのか?

「自然と食事量が減るので痩せるんです。ただし、せっかく食欲が落ちているのに、ダイエット前と同じ量の食事をもったいないからと無理して摂っては意味がない。作る量は見直してください」

 食費もダイエットできるとは、まさに一石二鳥である。

◆出汁の効果的な成分

▼かつお節

うま味成分のヒスチジンに高い食欲抑制効果。トリプトファンがセロトニンも生成してくれる

▼刻み昆布

豊富なグルタミン酸がイノシン酸とうま味の相乗効果を生む。レプチンにはリラックス効果も

▼煮干し

イノシン酸、DHA、EPAのトリプル効果で老化を防止。カルシウムとビタミンDもたっぷり

▼緑茶

うま味成分であるテアニン(アミノ酸)がストレスを緩和。茶カテキンは脂質代謝を活性化

◆最新「食べるダイエット」で正月の暴飲暴食期を乗り切れ!

「コロナ太り」を言い訳に、この1年で5sも太ったことから白羽の矢が立ったライターM(41歳・男性)。

 食事の内容はいじりたくないが、「やせる出汁」と酢キャベツを組み合わせれば、より効果的に痩せられるかもと2週間のダイエットを開始。

 朝1杯の出汁と、毎食前に酢キャベツを欠かさない生活を送り、変化が表れたのは3日目。

 朝はトースト、昼はハンバーガー、夜には唐揚げと普段通りの食事をしているのに、すぐに満腹感がやってきた。

 別に食べられないことは苦ではなく「そんなに食べなくてもよくない?」と思える自然さ。

 初日からおいしく飲めたので、本当に痩せるのか不安だったが、これが出汁効果か。全体の食事量は確実に減った。

 また、これは酢キャベツ効果なのか、食事量は減ってもトイレの回数は増え、体調はすこぶるよかった。

◆好きに飲み食いしながら2.3s減った

 年末年始を挟んでいたため、おせちに雑煮、すき焼きと、メニューの制限はせず、お酒も毎日。

 これで痩せたら儲けものくらいのゆるい挑戦だったが、結果は74.5s→72.2s(2.3s減)。ウエストも94pから89pと5p減でだいぶスッキリ(もとが太めの男性だから、減った数字が大きいという面もあるが)。

 2週間試して感じたのは、出汁とキャベツの消費の早さ。3〜4日に1回のペースでそれぞれ作らなければならず、手間と費用がそれなりにかかるのは難点。

 あれだけ好きに飲み食いしながら体重が減ったんだから、それもお安いものだが、やめればすぐに元の体に戻ってしまうと思うと、怖くてやめられない。

【ダイエット外来医師・工藤孝文氏】

内科医。専門は糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病、漢方治療、ダイエット治療など多岐にわたり、多数の著書がある

<取材・文/週刊SPA!編集部 撮影/我妻慶一>

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