クラブハウス招待をエサにしたセクハラ編集者。そのキモい手口とは?

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今話題のClubhouse(クラブハウス)、あなたはもう始めましたか?

 新しいSNSに即飛びつく人もいれば、そんな盛り上がりを横目に流行りに乗れない人も居るようです。

 今回は、そんなclubhouseに振り回されてしまった女性2人のエピソードをご紹介しましょう。

◆招待枠があると既婚男性に飲みに誘われて…

 最近、斉藤加奈子さん(仮名・27歳・ライター)の周りでは、話題の音声SNS“Clubhouse”を始めた人を多く見かけるそう。

「友人知人が『Clubhouse始めました!誰かやっている人がいたら、フォローするので教えて下さい』とか意気揚々とツイートしているのを見てうらやましくて。でも、いくら待っても誰も私を招待してくれないんですよ」

 Clubhouseは招待制なので、1ユーザーにつき2つ与えられている招待枠をゲットしなくては、始める事ができないそう。

「私もはやく招待されて、その選ばれた人達の中に入りたくてたまらなくて、会う人みんなに『招待枠余っていませんか?』と聞いて回っていたら1人だけ余ってるよと言ってくれた人が居たのですが…」

 それは編集者のMさん(42歳・男性・既婚)で、仕事は一度も一緒にした事ありませんが、ライター仲間が主催した飲み会で知り合い、たまに飲みに誘われていました。

「今回もあんのじょう飲みに誘われて…きっとMさん、誰かにClubhouseに招待されたものの、おじさんだし招待枠を持てあましているに違いないと思い、Mさん行きつけの飲み屋に付き合う事になったんです」

 緊急事態宣言中のためお店は20時閉店なので、「1時間程一緒に飲めば、私もついにClubhouseデビューできる!」と笑顔でMさんの話を聞きつつ、盛り上げる加奈子さん。

「Mさんの話は正直退屈でしたが、これで招待してもらえるなら安いものと思っていたのですが…」

 さて、加奈子さんの身に何が起こったのでしょう?

◆身体を触られ、自宅に上がりたいと要求された

「Mさんがどうしても私をタクシーで送りたいとごねだして、断っているのにしつこいんですよ」

 仕方なしに一緒にタクシーに乗り込んだ2人。

「そしたらMさんが私に密着して座ってきたので『ちょっと、ソーシャルディスタンス守って下さい!』と冗談ぽくかわそうと思ったら『そんな事言うと招待しないよ』と返されグッとこらえました」

 Mさんに太ももを触られるところまでは必死に我慢しましたが「部屋に上がりたい」と言われ、さすがにそれはお断りした加奈子さん。

「しぶしぶ帰っていくMさんを見送り、すぐ『今日はありがとうございました。招待待っています』とLINEしましたがしばらく返信は無く、翌日の夕方に『ごめん、訳あって招待枠を使い切ってしまいました。また埋め合わせに飲みに誘うね』と返ってきて、あぁやっぱりねと思いました」

 この話をライター仲間のLINEグループでシェアすると、他にもMさんから招待をチラつかされセクハラを受けた女性が居たんだとか。

「だまされて悔しいですが、招待して欲しいという下心が邪魔して、タクシーに乗る事を断れなかった自分も悪かったと反省しています」

 続いては、Clubhouseに複雑な感情を持っている女性の話を聞いてみました。

◆Clubhouseを楽しんでいる人がムカつく

 中島綾香さん(仮名・34歳・デザイン事務所勤務)は最近話題のclubhouseをうとましく思っていました。

「まず招待制っていうのがいけすかないですよね。誰にも招待されない仲間外れ感を勝手に味あわされて気分悪いですよ」

 そして、Clubhouseを始めて楽しんでいる様子をtwitterで発信している人達も苦手だそうで…。

「さも自分が最先端のイケてる人間だと言わんばかりにキャッキャッしていてムカつくので、片っ端からミュートしています」

 しかも「誰かClubhouseの招待お願いします!」と招待待ちしている人を見るのも嫌な気持ちになる綾香さん。

「だってみじめじゃないですか?お願いしないと招待してもらえないなんて。そんな姿をさらす気持ちが分かりませんね」

「では、もし誰かに招待されても断るんですか?」と綾香さんにたずねてみると…。

「いや、それはありがたく受けますね。私はただ知らない閉鎖的なコミュニティーの中で、身内ノリでキャッキャッしてる人達を見るのが嫌なだけなので、自分が中に入ってどんな物なのか確認できたら気が済んで、こんな嫌悪感はなくなると思うんですよ」

 ですが、まだ綾香さんは誰からもClubhouseの招待を受けていないそうです。

<文&イラスト/鈴木詩子>

【鈴木詩子】

漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop

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