マックCMの『タッチ』替え歌が話題。本人が歌った替え歌の“名作”たち

マックCMの『タッチ』替え歌が話題。本人が歌った替え歌の“名作”たち

(画像:日本マクドナルド公式ツイッターより)

マクドナルドがチキンタツタ初登場30周年を記念して、人気青春漫画「タッチ」とコラボ中。TVCMでは「♪お願いタツタ タツタ チキンタツタ」と、アニメのオープニング曲「タッチ」の替え歌が流れてきます。サビ部分の懐かしいメロディに、思わず耳を傾けてしまいますよね。

 この替え歌、なんとオリジナル曲を歌っていた岩崎良美(59)本人だというから驚きです。「タッチ」の替え歌CMなどはこれまでもありましたが、CMソングとして本人が歌うのは今回が初めてだそう。

 替え歌を本人が歌っている例は、他にもあります!「本人が歌う、替え歌の名曲たち」をピックアップしてご紹介しましょう。

◆ゴールデンボンバー「女々しくて」⇒「自粛して」

 ゴールデンボンバーの鬼龍院翔も、代表曲「女々しくて」の替え歌をセルフカバーしています。緊急事態宣言が発令された2020年4月、YouTuberの財部亮治が「女々しくて」の替え歌、「自粛して」をYouTubeにアップ。自粛の辛さを「♪自粛して 自粛して 自粛して 辛いよ〜」と歌い上げて話題になりました。その替え歌をなんと、本家がセルフカバー!

 鬼龍院は「皆さん一緒に頑張って行きましょう!」というコメントを添えて、ゴールデンボンバーの公式チャンネルにカバー動画をアップ。財部亮治の動画にあわせて、鬼龍院本人の歌声を入れています。

「僕の曲は自由に使って頂きたいです」とし、踊る財部亮治に字幕がかからないように編集をするなど、替え歌に配慮をする姿勢はなんとも彼らしいですね。

◆さだまさし「関白宣言」⇒「にゃんぱく宣言」

 結婚を前にした男性の気持ちを綴った、さだまさしの「関白宣言」。「俺より先に寝てはいけない」「いつもきれいでいろ」など妻に対するストレートな要求を並べつつ「出来る範囲で構わないから」と歌った、言わずと知れたヒット曲ですね。2019年にはACジャパンによる「日本動物愛護協会」のCMで、この曲を思わせる「にゃんぱく宣言」をさだ本人が歌っています。

「♪俺の体、俺より管理しろ」「♪飼えない数を飼ってはいけない」など、ねこ目線で飼い主に適正飼育を訴えた内容で、元歌の夫から妻への小言が、猫から飼い主への訴えに変換されています。切実な内容をコミカルに表現しながらも、かけがえのないパートナーとして、猫の一生に添い遂げる大切さをストレートに伝えています。

◆松崎しげる「愛のメモリー」⇒「ハゲのメモリー」

 松崎しげるの代表曲「愛のメモリー」も、本人が替え歌を歌っています。2018年に開催されたももいろクローバーZのライブ「ももいろクローバーZ 2018OPENING〜新しい青空へ」で、松崎がサプライズ登場。「愛のメモリー」のメロディーに乗せて、ももクロの10周年を記念した東京ドームライブを行うことを発表し、“モノノフ”(ももクロファン)たちを沸かせました。

 それだけではありません。1991年に放送されていた深夜番組「1or8」(フジテレビ系、番組名の由来は“イチかバチか”で、チャレンジングな企画が話題の番組でした)内「ゆとりのヒットスタジオ」というコーナーで、「ハゲのメモリー」という衝撃的な替え歌を本人が歌っています。

 昭和の歌謡番組を思わせる本格的なセットで「♪あなたの髪が ためらいがちに抜けてゆく 美しい髪の毛よ かぎりある髪の毛よ」と真剣に熱唱するその姿は、もはや伝説。松崎の溢れ出るサービス精神と歌唱力に脱帽です。

◆日清CMでは有名アーティストの“本家替え歌”が続々

 いつも攻めたCMを展開し、しばしば「狂ってる」と話題になる日清のCM。2020年には「カップヌードル シーフード」のCMで、早見優が1983年のヒット曲「夏色のナンシー」のメロディに乗せて「♪イカかな Yes! イカじゃない Yes!」と、今も変わらない可憐な歌声を披露。2019年にはマキシマム ザ ホルモンのメンバーたちが「日清焼そばU.F.O.」のCMに、武田真治やひよこちゃんとともにCGで登場。「予襲復讐」の替え歌で「♪ソ〜〜〜〜〜ス。喰おうぜぇぇぇぇぇぇ!」と熱唱しました。

 2010年の日清カップヌードルCM「この味は、世界にひとつ。」でも、有名アーティストが続々登場。MISIAは2000年発表のロングヒットシングル「Everything」のサビに乗せ「♪湯入れて〜この味は世界にひとつ」とマジメに歌って笑いを誘いました。GLAYのTERUも1997年の大ヒット曲「HOWEVER」のサビを途中までは元歌のまま歌い、途中でおもむろに「♪突然話は変わりますが あなたは夜中、腹が減ることないですか?」と情熱的に歌い上げました。いずれも映像はビデオクリップがそのまま登場しましたが、口元や表情の動きは替え歌に合わせてCGで加工されており、こだわりが伝わってきます。

 本人が歌う替え歌からは、ファンをさらに楽しませようという心意気を感じますよね。YouTubeを始める芸能人も多い昨今、これからも新たな替え歌の名作登場に期待です。

<文/瀧戸詠未、女子SPA!編集部>

【瀧戸詠未】

ライター/編集者。趣味は食べ歩き・飲み歩き。

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