注目の新ドラマ3選。竹内涼真や向井理のミステリー&サスペンスが目白押し

注目の新ドラマ3選。竹内涼真や向井理のミステリー&サスペンスが目白押し

(画像:TBS日曜劇場「テセウスの船」公式Instagramより)

 見たいドラマがあるのはとても幸せなこと。

 週に一度の楽しみが月曜から日曜まで詰まっていたら、毎日どんなに幸せでしょう。でも、最初は頑張って見るんだけれど、見飽きて続かないドラマも少なくないのが現実。一人一人のキャラが立って期待通りの大団円に終わった『グランメゾン東京』(TBS系列)は最後まで面白かったなぁ。

 ドキドキしながら最後までドラマを見届けたいこの冬、ミステリー&サスペンスに注目してみるのはいかがでしょう。本格派が揃っているようなので、今度こそ脱落せずに見通せるはず!

◆みんな大好きタイムスリップ『テセウスの船』

『グランメゾン東京』が高視聴率をマークし、4月にはお化けドラマ『半沢直樹』の続編を放送予定のTBS日曜劇場。今期の『テセウスの船』(TBSテレビ系列/1月19日日曜21時スタート)も骨太なミステリーとして力が入っている様子です。

 原作は『モーニング』(講談社)で昨年まで連載された同名漫画。殺人犯の息子として生きてきた青年がタイムスリップして、父親が起こしたとされる連続毒殺事件の真相を追う物語。顔も知らず憎み続けてきた父親と出会い、事件前の幸せな家族と触れ合うというだけで、もう温かい涙があふれそう予感。

 警察官だった父親に何が起こったのか、なぜ毒殺事件が起こったのか、謎が明らかになるのはもちろん面白いものですが、どんなにお決まりでもやっぱり楽しいタイムスリップ。ただ一人未来を知る主人公が事件を目撃する過程はたまらないはず。不可能を可能にする楽しさよ。

 事件を追う青年を演じるのは、このドラマ枠の常連・竹内涼真。コツコツ脇を演じてきた彼がTBS初主演でこの重い役を演じるのも見物だし、周囲も鈴木亮平、上野樹里、榮倉奈々、安藤政信、貫地谷しほりと豪華な俳優陣。外せないドラマでしょう。

◆『10の秘密』は確かに怪しげなキャストたち

『10の秘密』(フジテレビ系列/1月14日火曜21時スタート)は何を期待すればよいのかわかりやすいタイトル。向井理演じる主人公の娘が誘拐されたことをきっかけに、登場人物たちが抱える秘密が次々と暴かれていくサスペンスです。

 まず、誘拐された娘も仲間由紀恵が演じる元妻も秘密を抱え、それどころか主人公自身が秘密を抱えている様子。

 さらにキャストを見渡せば、元妻の恋人役の渡部篤郎は言わずもがな、友人役の仲里依紗も母親役の名取裕子も社長役の佐野史郎もいずれも怪しい面構え。みんなで暴露し合って人間の持つおぞましい部分を吐き出してほしいところ。

 明かされる秘密の連続に身悶えしたいものです(何をもって秘密を10個とするのかも気になる)。

 昨年春に『わたし、定時で帰ります。』(TBSテレビ系列)で演じた仕事のできる上司が好評だった向井理が、今度は対照的に一人娘を大事にするシングルファザーという家庭的な役柄を演じるのも楽しみ。

◆旬の俳優が集まる『アリバイ崩し承ります』

「2019本格ミステリ・ベスト10」1位の小説をドラマ化した『アリバイ崩し承ります』(テレビ朝日系列/2月1日土曜23時15分スタート)は、時計店を営む主人公が祖父譲りの推理力で「時」にまつわるアリバイ崩しを引き受けるミステリー。上質な謎解きで土曜の夜に気持ちいい時間を提供してくれそう。

 主人公を演じるのは、今ノリにのる若手女優・浜辺美波。「時計屋さんのかわいらしい看板娘」をイメージしていると話す彼女に透明感のある演技を期待したいところ。

 彼女とバディを組むのがこちらも今人気の安田顕、さらに彼女に恋する刑事役に成田凌とまさに旬尽くし。食べ物に例えるならタピオカミルクティーに小龍包といった感じ。美味しく味わえそうです。

 ただでさえ手足が冷えて辛い季節なのだから、この冬は心がほかほかする面白いドラマをたくさん見せておくれ!

<文/林らいみ>

【林らいみ】

フリーライター。大学院で日本近世史を研究した硬派の歴女。舞台・映画・ドラマが好物。観たい舞台があれば万難を排して劇場に馳せ参じ、好き勝手言っている。たま〜に歴史系記事を書く。

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