「菜々緒がタイプ」のハイスペ男性が選んだ、意外な結婚相手とは?

「菜々緒がタイプ」のハイスペ男性が選んだ、意外な結婚相手とは?

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 一人で婚活をしていると、「求めるスペック」や「好みのタイプ」にこだわって玉砕し続けることがありますよね。でもその条件って、本当にゆずれないもの?

 “個人仲人”として会員一人一人に合う婚活を考える「コンパニェーロ」の結婚コンシェルジュ・江原史枝さんに、事例をあげてもらいながら、望ましい婚活のあり方を全3回にわたって聞きました。今回は、別々の個人仲人が、タックを組んで成功した事例。

「個人仲人の業界では、横のつながりをもった仲人同士が情報交換会をし、会員同士をマッチングさせることもあります」と江原さん。ある程度の規模がある結婚相談所では、あまり聞いたことのないケースです。「好みのタイプ」を超えて結婚に至った理由とはーー。

◆婚活に苦戦するハイスペ男性、好きなタイプは菜々緒

「IT企業に勤務する35歳の男性会員は、高学歴で長身。見た目も爽やかで優しいですが、これまで婚活するものの、ことごとく玉砕してきたそうです。その原因は、つんつんした女性が好みで、『芸能人に例えると、菜々緒』という理想の高さ。

 そこで横のつながりのある個人仲人の会員の医療関係に従事する33歳の女性と、お見合いをセッテングしました」

 見合いの場合、個人仲人が別のテーブルから、様子見をしているケースもあるそうです。これも中堅以上の「本人任せ」とは大きく異なりますね。この場合も、連携の仲人同士が、そっと二人を見守っていたと言います。

「終わってから、それぞれ仲人が会員のヒアリングをしました。『どうでしたか?』と男性会員に尋ねると、『タイプと違っていました』と男性。ところが、女性会員は彼のことをとても気に入ったので、『またお会いしてみたら、どうですか』と勧めました」

◆「好きなタイプ」にこだわると決まらない

 女性もこれまでは相手を婚活パーティーで探していましたが、きちんと結婚に向き合うなら、マンツーマンでしっかりフォローのある結婚相談所で活動しようと入会したそうです。男性の穏やかな性格をとても気に入った彼女は、楚々(そそ)とした家庭的な人。身長差も10センチぐらいありました。

「男性は、最初のうちは菜々緒タイプに固執していたのですが、三回ぐらい会ってから、つき合うことになりました」

 女性の方の仲人も、「メールの返信が遅くても、男性は仕事が忙しい時は返すのが遅れるから、ちょっと待ってみて」とか、「定期的に連絡をしてみてね」と細やかにサポートしたそうです。

「一人で婚活していると、焦ってしまったり、孤独になりがちです。仲人がサポートすることで、安心して婚活を進めやすくなります」

◆男性を振り向かせるには「好き」と素直にアピールを

 タイプが全く異なる女性と会っているうちに、だんだんその人柄に惹かれるようになった男性。昨年の七夕にお見合いしてから、10月末に結婚を決めたという、スピード婚に至ったのです。その決め手は何だったのでしょう。

「会うたびに、自分を好きでいてくれることがわかったそうです。『僕といると彼女が幸せを感じてくれるから』と。ラブラブな二人に、ご紹介した甲斐がありました」

 結婚を決めた時に、男性は「付き合いたい女性と、結婚する女性とは、別物」と感じたそうです。また二人の結婚観も一致。男性は家を守ってほしいタイプで、女性は家族を支えたいという結婚観を持っていました。

「お見合いと言っても、最終的に恋愛して結婚するのがベストですね」と嬉しそうな江原さん。

 女性の側から成功の秘訣を考察してみると「愛している」と素直にアピールすることで、相手の気持ちを変えることも可能だということですね。

◆「付き合いたい女性と、結婚したい女性は違う」

 江原さんは、男性の結婚の決め手をさらに分析します。

「男性の場合は、付き合いたい女性のタイプと、結婚して幸せになれる女性タイプが違うということを覚えておくべきでしょう。付き合いたい女性は連れて歩きたい、見せびらかしたいという顕示欲の表れです。一方、結婚したい女性は、価値観の一致や居心地の良さなどが重要。男性は結婚を決めるとき、女性の内面に目を向けていますよ」

 女性の側から言えば、別にモテるタイプを目指さなくても、「お互いに居心地がいい」という相性が合えば結婚はできるということでしょう。

 江原さんの会員は紹介が多いそうです。入会金が5万円、活動費として男性は月2万円、女性は1万5千円。成婚料が30万円。ただ中堅以上の結婚相談所のように、お見合いの回数制限は無く、活動開始から6ヶ月はお見合い料も発生しないので、会員は気になる人とどんどん見合いができるそうです。『鉄は熱いうちに打て』ではありませんが、婚活の気持ちが盛り上がっているうちに行動を起こすことが肝心なのだそうです。

<取材・文/夏目かをる>

【夏目かをる】

コラムニスト、作家。2万人のワーキングウーマン取材をもとに恋愛&婚活&結婚をテーマに執筆。難病克服後に医療ライターとしても活動。ブログ「恋するブログ☆〜恋、のような気分で♪」

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