江原啓之「お子さんから学んだほうがいい」子どもの才能に限界を感じる…と悩む母親に愛の喝!

スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。9月24日(日)の放送では、リスナーの皆さまからお寄せいただいた相談メッセージを紹介。江原が、さまざまなアドバイスをお届けしました。

江原啓之



<リスナーからの相談>
私には小学3年生の一人息子がいます。

1年生の頃から少年野球のチームに入っており、3年生になって年下の子たちも入部してきました。チームが大盛り上がりなことは良いのですが、うちの息子は野球があまり上手ではないのです。

新しく入部してきた子たちが、みるみる上達し、すぐにレギュラー入り。息子は3年経ってもレギュラーになれません。毎週のように試合があるのですが、これが私には苦痛でたまりません。最近では、試合前日から涙が出てくるようになりました。

母として、チームの子どもたちのお世話をしていますが、全然楽しくありません。昨夜、ついに子どもの前で泣いてしまいました。「試合に行くのがつらくてたまらない。あなたは野球に向いていないから、もう辞めてよ!」と、かなり強い口調で言ってしまいました。

子どもは野球が大好きで、毎日ナイター中継を観て、朝は起きたらセ・パの試合結果を確認し、週4回は野球教室に通い、将来も「絶対野球選手になる!」と張り切っています。「試合に出られないのに、何で楽しいの?」と聞くと、息子は「え~! 試合観るだけでも楽しいじゃん! 応援するのも楽しいよー!」と明るく答えます。

「6年生まで続けたい!」と言っていますが、私はもう限界です。まだあと3年もあるかと思うと、めまいします。私はこの先、どうしたらいいのでしょうか?

<江原からの回答>
江原:息子さんは、なんて良い子なんでしょう! このまま育ってほしいです。相談者さんは、お子さんから学んだほうが良いですね。お子さんに育ててもらったほうが良い。

相談者さんは、(息子さんの野球に関して口出しするのは)これっきりにしてほしいです。この子の持つせっかくのいいものがなくなってしまう。将来、何でもかんでも成果主義で「成果がないとダメなんだ」と考えるようになってしまうかもしれません。

私は、こういう子はみんなから好かれると思います。野球で勝ったり、ピカピカに見えたりするよりも、“みんなが友達”でいいチームワークを築き、これから先、野球を離れたとしても友達でいられるほうが財産です。

奥迫:本当にそう思います。なんて素敵なお子さんなんでしょう!

江原:最高ですよね。闇があるから光がわかるのです。

奥迫協子、江原啓之



●江原啓之 今夜の格言
「闇があるから光がわかるのです」

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9月24日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年10月2日(月) AM 4:59
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/

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