国交省Twitterに「上手すぎる鉄道写真」またも降臨 狙いを撮影者に聞いた

国土交通省の公式Twitterに「上手すぎる鉄道写真」再登場 撮影した職員が狙いを語る

記事まとめ

  • 国土交通省の公式Twitterに職員が撮影した画像が投稿され、「うますぎる」と話題だ
  • 16日のツイートでは特急「ひたち」「ときわ」に使用されるE657系電車の写真を投稿した
  • 撮影した職員の鉄道写真歴は約30年で、投稿された写真はすべて、趣味で撮影した作品

国交省Twitterに「上手すぎる鉄道写真」またも降臨 狙いを撮影者に聞いた

国交省Twitterに「上手すぎる鉄道写真」またも降臨 狙いを撮影者に聞いた

東北新幹線の代替輸送の情報とともに投稿されたE657系電車の写真(画像:国土交通省)。

国土交通省公式ツイッターに投稿された鉄道写真が、「うますぎる」と話題です。撮影者は職員。写真の腕もさることながら、業務にそれを活用するのには、ある思いがありました。

鉄道写真は30年キャリア

 国土交通省の公式Twitterで投稿された画像が話題を呼んでいます。

 2月16日のツイートでは、13日に福島県沖で発生した地震の影響で行われる新幹線の代替輸送の情報とともに、特急「ひたち」「ときわ」に使用されるE657系電車の流し撮り写真が投稿されました。国土交通省がこのような鉄道写真を掲載するのは今年に入って4回目で、素人らしからぬ撮影技術に、リプライ欄やタイムライン上では「ただものではない」といったコメントが多数書き込まれています。

「中の人」の正体は、鉄道局危機管理室に所属の職員です。鉄道写真歴は約30年で、投稿された写真はすべて、これまで趣味で撮影した作品です。

 本人に背景を聞いたところ、「代替輸送の情報は、いち早く多くの方に届ける必要があり、特に目を引くことが重要です」と話します。先に上がっていた文章とリンクだけのツイートは反応が芳しくなかったため、「この写真を使ってはどうか」と提案したとのこと。報道発表を行ったのは総合政策局交通政策課ですが、別の局どうしという「縦割り」を超えた連携の結果、リツイートは1日で1100件以上にのぼり、情報拡散に一役買いました。

「中の人」の写真が国交省のツイッターを通じて世に出たのは、1月13日の「首都圏終電繰り上げ」についてのツイートが最初です。添付画像として投稿された写真は、「ズーム流し」という撮影テクニックを駆使し、絶妙な構図で車両を捉えており、リプライ欄やタイムライン上では「とても素人とは思えない」といった驚きのコメントであふれました。

 2週間後の2月5日、国鉄長期債務の処理に関する報道発表とともにアップされた写真は、満開の桜とともに走り抜ける189系電車の写真。国鉄型特急として一世を風靡し、2019年に定期運用を終了した車両の雄姿に、Twitter周辺はまたしても沸き立ちました。

「流し撮りの写真が多いのは偶然で、内容に合った写真で一番良いものを選んだ」とのこと。なお、最初は担当職務内で写真を載せていましたが、先述の2月5日の写真は、局内の別部署から打診を受け提供したものだそうです。

 情報を拡散するうえで「アイキャッチ」となる画像が影響力を持つことがありますが、官庁がこれを活かして情報発信を行うのは、まさにSNS時代ならではといえるでしょう。

※一部修正しました(2月18日10時15分)。

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