緊急事態中みんなクルマでどこ行ってた? 行先の変化データで判明 交通量は9割戻る

緊急事態中みんなクルマでどこ行ってた? 行先の変化データで判明 交通量は9割戻る

緊急事態宣言の前後で、交通量や行先はどう変化したのか。写真はイメージ(画像:写真AC)。

みんな考える行先は同じなんだなーと……。

自動車交通量は緊急事態宣言前の9割程度まで回復 自転車は2倍に

 ナビタイムジャパンは2020年6月30日(火)、政府の緊急事態宣言前後における東京近辺の交通量や目的地検索の分析結果を発表しました。

 同社が提供する「カーナビタイム」「トラックカーナビ」などから取得した走行実績データによると、緊急事態宣言中は、東京都県境に架かる3つの橋(国道1号多摩川大橋、国道14号市川橋、国道17号戸田橋)の交通量が宣言前の6割程度まで減少したものの、解除後は交通量が回復、6月15日の週には、緊急事態宣言前の9割程度にまで達していたそうです。

 一方、自転車向けサービスを使っての検索数は、3月以降、週を追うごとに増加し、6月初めには2月初旬の約2倍になったといいます。自動車と公共交通については、4月以降に検索数が大きく減少したものの、自転車移動の需要が昨年に比べて大きく増加しているといいます。

観光スポットの検索減少 代わりに「コストコ」「IKEA」

 では、緊急事態宣言の前後で、ユーザーの目的地はどう変化したのでしょうか。

「生活雑貨/日用品」の検索数は、緊急事態宣言中も大きな変化は見られなかった一方、それ以外のお出かけに関するジャンルの検索数は、外出自粛要請および緊急事態宣言にともない、いずれも大きく減少したそうです。

 そして、緊急事態宣言解除後は、営業を再開した「ショッピングモール/商店街」の検索数が一気に宣言前の8割程度まで回復。「宿泊/温泉」や「映画/劇場/ホール/ライブハウス」の検索数も週ごとに増えてきており、需要が戻りつつある様子が見られるそうです。

 スポット検索ランキングを見ると、さらに顕著な傾向が。外出自粛要請前は、観光スポットやテーマパークが多く検索されていたものの、緊急事態宣言中の5月上旬には、東京近郊の「コストコ」「IKEA」といった大型量販店の店名が上位を占めました。これが緊急事態宣言後の6月中旬になると、「御殿場プレミアム・アウトレット」など、営業を再開したアウトレットモールの店名が目立っています。

 ちなみにゴールデンウィーク期間中は、閉園していた「東京ディズニーランド」が検索スポットランキングの5位に入っていました。ディズニーリゾート周辺で走行実績が途切れておらず、周辺を通過しているケースが多く見られることから、立ち寄らずにドライブで近くを訪れたユーザーがいたと考えられるとのことです。

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