「青春18きっぷ」1日でどこまで行ける? 東京から北へ…青森へは複数ルート

「青春18きっぷ」1日でどこまで行ける? 東京から北へ…青森へは複数ルート

JR東北本線を走る701系電車(画像:photolibrary)。

「青春18きっぷ」は1日あたり2410円でJR全線の普通列車が乗り放題になります。このきっぷで東京駅を朝一番に出発して列車を乗り継ぐと1日でどこまで行けるのでしょうか。体力度外視で、ひたすら北を目指します。

「青春18きっぷ」で東京を朝一番に出発して北上

 JR全線の普通列車が乗り放題になる企画乗車券「青春18きっぷ」は、JR全線の普通・快速列車の普通車自由席と、BRT(バス高速輸送システム)、JR西日本宮島フェリーに自由に乗り降りできるきっぷです。

 毎年、春・夏・冬に発売。2020年の夏は発売が8月31日(月)まで、利用が9月10日(木)までです。値段は5日(回)分で1万2050円(大人・子ども同額)。「1人で5日間」「5人で日帰り」などといった形で使えます。1日(回)あたりだと2410円です。

 この「青春18きっぷ」を使って東京駅を朝一番の始発で出発すると、1日でどこまで行けるのでしょうか。北を目指した場合の“限界”を調べました。

「青春18きっぷ」1日で本州最北端の駅に到達

 東京駅を始発で出発して東北本線・仙山線・奥羽本線の列車を乗り継いだ場合の主要駅時刻は次のとおり。なお旅程は、2020年6月19日現在の平日ダイヤで普通・快速列車です。

東京4時45分発→宇都宮6時51分着→福島10時11分着→仙台11時55分着→羽前千歳13時26分着→新庄14時42分着→秋田18時11分着→青森22時18分着

 この経路だと東京駅からおよそ17時間半で青森駅に到達します。ちなみに高崎線・上越線・信越本線・白新線・羽越本線でも青森駅着は同じです。主要駅時刻は次のとおり。

東京4時45分発→高崎6時55分着→越後湯沢9時00分着→新潟11時29分着→村上12時57分着→酒田16時15分着→秋田18時19分着→青森22時18分着

 北海道の函館へは、青森の一つ手前である新青森で東北・北海道新幹線「はやぶさ43号」(東京19時20分発、新青森22時32分発)に乗り換えて新函館北斗23時29分着、接続する在来線の「はこだてライナー」で函館23時59分着です。ただし新青森から新函館北斗まで運賃3190円と特定特急料金4000円が別途必要になります。

 青森駅や新青森駅からタクシー10分の青森フェリーターミナルからは、函館行きのフェリーもあります。運賃は、津軽海峡フェリーが3020〜3450円(スタンダード)、青函フェリーが2200円です。

 ただし、これらはあくまで時刻表ベースの乗り継ぎプランです。実際は食事やトイレ、突発的な運行トラブルなども想定し、余裕をもった旅程を立てた方が無難でしょう。

 ちなみに東北本線からIGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道を乗り継ぐ経路だと、青森駅へ20時11分に到着できます。ただしこの場合は、盛岡〜八戸間の運賃3110円が別途必要。八戸〜青森間は通過に限り「青春18きっぷ」で利用できます(野辺地を除き途中下車不可)。この旅程だと大湊線は終点の大湊(21時07分着)、津軽線は途中の蟹田(20時52分着)まで到達が可能です。

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