東武日光発着のSL列車は「SL大樹『ふたら』」に 10月から運転

東武日光発着のSL列車は「SL大樹『ふたら』」に 10月から運転

「SL大樹『ふたら』」ヘッドマークのイメージ(画像:東武鉄道)。

SL列車が東武日光駅に乗り入れます。

日光二荒山から「ふたら」と命名

 東武鉄道は2020年8月5日(水)、東武日光駅を発着するSL(蒸気機関車)列車の名称を「SL大樹『ふたら』」に決定したと発表しました。

 列車は今年10月以降に毎月1回程度、東武日光線の下今市〜東武日光間(7.1km)で運転される予定です。初回は東武トップツアーによる団体ツアー用の列車として、10月3日(土)に走ります。

 東武鉄道によると「ふたら」は、日光の地名の由来にもなった男体山のかつての呼び名である二荒山(ふたらさん)に由来するとのこと。男体山は古くから山岳信仰の対象となっている山で、日光連山を代表する山として知られています。

 ヘッドマークは背景に男体山のシルエットを配置し、前面には男体山のシンボルである大剣を大きくデザイン。左右には「風を切るような躍動感をイメージした雲」(東武鉄道)が描かれています。

東武SL 2021年冬には3機体制に

 一見、兜に見えるデザインは、東武鉄道によると外国人にも人気のある「侍」「武士」をイメージするとともに、日光に向けて坂を登るSLの力強さを表現しており、日光エリアの活性化についても力強く牽引(けんいん)するとの思いを込めているといいます。ヘッドマークの「ふたら」の文字は、書道家で日光観光大使の涼風花さんによるものです。

 なお、東武鉄道は2017年8月から鬼怒川線の下今市〜鬼怒川温泉間で「SL大樹」を運行していますが、今後、東武日光への運転や機関車が複数になることから、SLのブランド化を図るため、同社のすべてのSLの列車愛称を「SL大樹」にするとのこと。これに伴い、東武日光発着のSL列車名称は「SL大樹『ふたら』」、下今市〜鬼怒川温泉間のSL列車名称は従来通り「SL大樹」にするとしています。

 今後の計画としては、2020年12月には、真岡鐵道から譲受したC11形325号機が営業運転を開始し、現在のC11形207号機とともに1日4往復体制に。2021年夏からは下今市〜鬼怒川温泉間でSL列車を毎日運転します。同年冬には、日本鉄道保存協会から譲受したSLの復元が完成する計画です。

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