なんだこりゃ!?「白鳥の道路標識」 ぶっ飛びご当地道路標識 誕生はバブル期

石川県津幡町に「白鳥の道路標識」が存在 "町の鳥"で観光促進とイメージ創出が狙い?

記事まとめ

  • 石川県津幡町には道路標識の矢印が白鳥に見立てられているものが存在する
  • 津幡町の企画財政課は「1989年から翌年にかけて町内全域に整備されました」と語った
  • 白鳥が「町の鳥」に制定されており、観光促進とイメージ創出を狙ったと見られている

なんだこりゃ!?「白鳥の道路標識」 ぶっ飛びご当地道路標識 誕生はバブル期

なんだこりゃ!?「白鳥の道路標識」 ぶっ飛びご当地道路標識 誕生はバブル期

津幡町内にある「白鳥の道路標識」(画像:津幡町)。

交差点の手前などで見られる「方面および方角」の案内標識の矢印が、白鳥に見立てられているというものが石川県に存在します。誕生のきっかけは、およそ30年前のバブル期に実施された、国のある事業でした。

「白鳥のまち」は道路標識にまで白鳥が!

 交差点の手前などで見られる「方面および方角」の案内標識。周辺の線形に合わせた矢印のデザインがユニークで、たとえば「人の形に見える」といったものもありますが、石川県津幡町では、矢印の代わりに別のものがデザインされている標識が見られます。

 たとえば、十字交差点の手前に設置されたものでは、矢印の代わりに、真上から見た「羽を広げた白鳥」がデザインされています。直進方面は白鳥の頭、左折と右折方面は羽にあたるものです。標識ができた背景について、津幡町の企画財政課に聞きました。

――白鳥の道路標識はいつ設置されたのでしょうか?

 1989(平成元)年から翌年にかけて町内全域に整備されました。当時、国から全国の市区町村へ地域振興のために交付された「ふるさと創生事業」の1億円を活用したものです。同じころに白鳥が「町の鳥」として制定されており、観光の促進とイメージ創出を狙ったのでしょう。

――なぜ道路標識に?

 同じころに交付金を活用し、たとえば町境部に「ようこそ津幡へ」といった大型看板(いわゆる「カントリーサイン」)の設置や、観光施設の案内看板なども整備していますので、その一環と思われます。このころ、町では目安箱を各所に設置し、交付金の使途などについて住民の皆様からの意見募集も行っていますので、その結果も反映されているでしょう。

※ ※ ※

 ちなみに、この白鳥の道路標識は複数の種類があり、町内に計214基が設置されたそうです。「方面および方角」の案内標識のうち、「二又に分かれる交差点手前の標識では、右上が頭、左上が羽というように、横から見た白鳥の姿がデザインされているものなどもありますよ」(津幡町企画財政課)とのことでした。

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