ボクシング山根明前会長・衝撃告白「自殺しようと思っていた」

日本ボクシング連盟前会長・山根明氏が騒動時に自殺しようと思っていたと明かす

記事まとめ

  • 日本ボクシング連盟前会長・山根明氏が騒動時に自殺しようと思っていたと明かした
  • 現在は自叙伝を出版しており、ビートたけしは「生きるアウトレイジ」と称している
  • 山根明氏は自叙伝内で、力道山さんや天皇陛下とのエピソードを綴っている

ボクシング山根明前会長・衝撃告白「自殺しようと思っていた」

ボクシング山根明前会長・衝撃告白「自殺しようと思っていた」

日刊大衆

 昨夏の“ボクシング騒動”で一躍、渦中の人物となった日本ボクシング連盟前会長の山根明氏(79)。最近はバラエティ番組でも活躍中だが、そんな山根氏が自叙伝『男 山根「無冠の帝王」半生記』を出版。その内容を熱く語った。

「自分の本なのに4回も泣きました。〈はじめに〉を読んだだけで、騒動のこと、これまでのことを思い出して泣けたね。本書にも書いていますが、騒動渦中のとき、私は自殺しようと思っていたくらいですから」

 山根氏が海外の試合で銃撃される描写から始まる〈はじめに〉。帯にコメントを寄せたビートたけしが「生きるアウトレイジ」と称する通り、本書に描かれた内容は波乱万丈だ。

「大阪の堺で生まれたのに、終戦直後、祖父母を頼って韓国に移り住んでいる間に、日本国籍失ってしまった。日本語しか話せないのに。韓国から日本へ密航するくだりは泣いて鼻水出たね」まさに、激動の戦後史を体現した半生。

 さらに、その登場人物も大物ばかりだ。「騒動時、“ボクシング経験がない”と批判されましたが、経験はもちろんあります。一番の思い出は大阪府立体育館でのタイトルマッチ、レオ・エスピノサ対大滝三郎の前座試合。その際の写真も本に載せています。リングに上がると客席に力道山がいるのが見えてね。“力道山さん! 握手してください”と客席まで駆け寄ったんです。当然、リングサイドの親父は激怒。戻ったらバーンて、平手打ちですよ(笑)。試合前に、相当ダメージくらったわ」

 山根氏らしい“天然”エピソードだが、そんな豪快な性格が引き寄せたのが、三代目山口組・田岡一雄組長との出会いだ。「50年ほど前、個人的な人間関係の縁で、小田秀組・小田秀臣組長のドライバーを務めたことがあったんです。山口組本家までお送りしたときのこと。待機部屋で戻りを待っていたときにトイレに行きたくなったんですよ。それでトイレを探していたら、屋敷で迷子になってもうて。たまたまあった扉を開けたら、目の前に田岡組長がいて……」

 極めつけは、天皇陛下とのエピソードだ。「天皇陛下には2回お会いしました。1回目はロンドン五輪入賞者を招いてのお茶会です。2回目は2013年。国体の天覧試合で天皇陛下にご進講する機会に恵まれました。しかも、試合が終わって陛下をお見送りした後に、“陛下が個人的にお話をしたいとおっしゃっています”と宮内庁の役人に呼ばれたんですよ。前例がないことだそうです」

 詳細は同書を読んでいただくとして、最後に山根氏は騒動を、こう振り返る。「あれほどバッシングされたけど、今では“山根会長!”と皆に声をかけてもらえる。自叙伝も出せました。自分で出そう思うたら数百万かかりますよ。幸せですね。それは、嘘偽りなく、真実を持って人と接してきたからだと思います。そうするうちに、私を悪く書いていた記者らも味方になりましたからね」

 騒動の真相から生い立ちまで、“山根明の真実”が詰まった同書。男山根の半生に感銘を受けること必至だ。現在発売中の『週刊大衆』4月8日号では、人気連載『山根明前会長のKO人生相談』で、部下とのつきあい方に悩む読者に、山根明がズバリ回答している。

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