「寝たきりにならないための」骨折予防法

「寝たきりにならないための」骨折予防法

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 6月6日のコンサート開演直前の囲み取材で、加山雄三(82)が5月に自宅で筋トレ中に、無理な姿勢でバーベルの重りを交換しようとしたところ、腰を圧迫骨折した、と明かした。診察の結果、「腰椎椎体骨折」だったという。

 これは、高齢者に多い骨折だという。高円寺整形外科の大村文敏院長は、次のように解説する。

「骨は新陳代謝を繰り返しているんです。“破骨細胞”が古い骨を壊し、それが血液に吸収される一方で“骨芽細胞”によって新しい骨が作られています。破骨細胞は加齢によって活性化するので、年齢とともに代謝のバランスが崩れ、骨の量が減り、もろくなるんです」

 早い話が、たとえ若大将でも高齢になると骨が脆弱になり、ちょっとしたきっかけで骨折してしまうというのだ。

「一番多いのは家の中での骨折で、和室で布団を畳もうとして、毛布などが足に絡んで転倒するケース。夜中に寝ぼけて転ぶケースも多いですね」(大村院長=以下同)

 骨折が引き金になり、寝たきりに発展することも。

「寝たきりの原因として、転倒・骨折が11.8%、関節疾患が10.9%で合わせて22.7%となり、脳卒中の18.5%、認知症の15.8%を運動器障害が超えてしまうのです

 では、寝たきりにならないためにも骨折を防ぐには、どうすればいいのか?

「まずは食生活をチェックしてください。骨を作るにはカルシウムとたんぱく質とビタミンDの摂取が重要になります。カルシウムやビタミンDが多く含まれているのは乳製品や海藻類、海産物です。2つの栄養素が高濃度に含まれている鮭はオススメですね。たんぱく質が多いのはマグロや牛肉、豚肉で、これらをしっかり食べてください」

 食事に気をつけるのはもちろんのこと、運動習慣を持つべし、という。加山のように、筋トレなど激しい運動をする必要はない。

「日光浴をしながらのウォーキングがいいですね。それほど速くなくてよいので、毎日10
〜15分くらい歩くことを習慣にしてもらいたいですね」

 現在発売中の『週刊大衆』7月1日号では、日光浴の際の注意点も掲載している。骨折しない健康な体を作ろう。

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