空母エイブラハム・リンカーン 東太平洋地域へ展開

空母エイブラハム・リンカーン 東太平洋地域へ展開

サンディエゴを出港する空母エイブラハム・リンカーン(画像:U.S.Navy)

 アメリカ海軍の空母エイブラハム・リンカーンを旗艦とする空母打撃群が2022年1月3日(現地時間)、定期的な展開任務のため母港のカリフォルニア州サンディエゴを後にしました。

 女性艦長に率いられた空母エイブラハム・リンカーンは、巡洋艦1隻と駆逐艦4隻をともない、第3艦隊の担当エリアである東太平洋地域で活動する予定です。

 エイブラハム・リンカーンとともに空母打撃群(CSG-3)を構成するのは、巡洋艦モービル・ベイ(CG-53)、駆逐艦フィッツジェラルド(DDG-62)、駆逐艦グリッドレイ(DDG-101)、駆逐艦サンプソン(DDG-102)、駆逐艦スプルーアンス(DDG-111)、そして航空機部隊のCVW-9。駆逐艦4隻は、第21駆逐隊(DESRON 21)としても機能します。

 空母エイブラハム・リンカーン艦長のエイミー・バウアーンシュミット大佐は、アメリカ海軍史上初となる女性の空母艦長。

 着任以来初めての展開任務に際し「乗組員たちは素晴らしいプロフェッショナル揃いであり、展開時に要求されるあらゆる作戦行動に対応できるよう、並々ならぬ訓練を重ねてきました。皆、今回の展開に際し十分すぎるほどの準備ができており、我が国の国益を守るため、誇りを持って行動してくれることに疑いはありません」とのスピーチを行っています。

 空母打撃群全体の指揮を執るジェフリー・T・アンダーソン少将(元トップガン教官)は「CSG-3のチームは抑止力向上のために訓練を積んでおり、必要とあれば国のリーダーの求めに応じて戦闘に勝利します。今日の定期展開に際し、私は部下たちが素晴らしい我が国と国民に奉仕するだろうと承知していますし、それを誇りに思っています」との談話を発表しました。

 サンディエゴを出発したエイブラハム・リンカーン空母打撃群は、日付変更線を基準として東側の太平洋を担当地域とする第3艦隊の一員として活動を行う予定。これと交代する形で、現在展開中のカール・ビンソン空母打撃群は任務を終え、サンディエゴへと帰港することになります。

<出典・引用>
アメリカ海軍 ニュースリリース
画像:U.S.Navy

(咲村珠樹)

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