見るとお腹が空いてくる?お寿司がモチーフの生物「スシニギリス」に注目

見るとお腹が空いてくる?お寿司がモチーフの生物「スシニギリス」に注目

見るとお腹が空いてくる?お寿司がモチーフの生物「スシニギリス」に注目

 さまざまな生き物の容姿や生態が収められている「生物図鑑」。生き物好きの方であれば、ページを眺めるだけでも楽しいものですが、ツイッターで一風変わった生物図鑑が話題になっています。

 それはなんと、お寿司をモチーフにした架空の生き物「スシニギリス」たちの図鑑。「マグロニギリス」「サーモンニギリス」といったユニークなネーミングと、深海生物+恐竜のようなデザインを合わせ持つキャラクターが、ページいっぱいに並んでいます。見ていると、なんだかお腹が空いてきそう?

 数々のスシニギリスたちを生み出したのは、トイデザイナーのクマコロさん。今作のほか、玩具デザインや漫画制作(熊野ひぐま名義)など幅広い分野で活動しています。

 非常にユニークなスシニギリスたちが生まれたのは、さかのぼること12年前。大学の自由課題の一環で、動かない食器や食事を「食卓の生態系」と称して図鑑風作品に仕立てたのがきっかけでした。マグロニギリスやサーモンニギリスは、すでにこの中に含まれていたのだそうです。

 その後2020年ごろ、ツイッターにてスシニギリスを数種類公開したところ、投稿には小さくない反響が。そこから1年かけて種類を増やし、今ではその数150カン以上。実際に図鑑を販売し、直近では「ヴィレッジヴァンガード」とのコラボ商品が発売されるなど、人気のシリーズとなりました。

 スシニギリスたちのデザインを手掛ける上で、クマコロさんが大事にしているのは「遠目に見て寿司に見える見立て」です。

 「一見すると寿司に見えるけど、よく見ると生き物」「嘘っぽいけど、本当にいるかも」という絶妙な加減を意識しながら、一体一体丁寧に描いてきました。

 中でも、クマコロさんが一番のお気に入りと話すのは「オオアナゴニギリス」。他のニギリスと比べて大きな体を持ち、実際の握り寿司同様に迫力ある見た目が特徴です。その後、いろんなスシニギリスを横並びで描いていくきっかけになった、思い入れの深い一体であるとのこと。

 そんなスシニギリスの今後の展望をうかがうと、「現在確認されている種はおおよそまとめきったと考えておりますが、新種発見次第また増えるかも知れません」と、数としてはひとつの区切りを迎えつつあるものの、その他のさまざまな計画を水面下で進行中とのこと。

 そのひとつとして、現在スシニギリスの1分の1スケール「ソフビ化プロジェクト」が、クラウドファンディングサイト「okbooster」にて、受注生産のための支援を募集中。

 また、野菜や果物をモチーフにしたキャラクターの新作図鑑の制作や、全く新しい惣菜関連の新作も検討中とのこと。身近な食べ物がクマコロさんの手によってどのように変化するのか?これからの展開が楽しみです。

<記事化協力>
クマコロ/熊野ひぐまさん(@s_kumaco)

(山口弘剛)

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