いまさら聞けない「ヤード」って何メートル? フィート、インチetc…海外でよく使われる単位の由来やマメ知識をまとめて紹介!

いまさら聞けない「ヤード」って何メートル? フィート、インチetc…海外でよく使われる単位の由来やマメ知識をまとめて紹介!

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 今回紹介するのは、いーぴんさんが投稿した『弦巻マキの「意外と知らない科学単位」【ヤード】』という動画。

 VOICEROIDの弦巻マキが、意外と知らない単位「ヤード」と関連単位、その歴史背景について解説を行います。

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弦巻マキの「意外と知らない科学単位」【ヤード】?

ヤードの長さと関連する単位

弦巻マキ: 
 きょうの単位は「ヤード」。長さの単位だね。1ヤードの長さは0.9144メートル。手を横にを伸ばした時の鼻から手先までの長さがこれくらいだね。

弦巻マキ: 
 ゴルフやフットボールでよく見るんじゃないかな。1ヤードを220個集めると1「ハロン」。競馬でよく使われる単位だよ。一般的な競走馬は1ハロンを11秒ぐらいで走破するよ。そして8ハロンが1マイルで、およそ1600メートルだね。

弦巻マキ: 
 ちなみに飛行機でポイントが貯まるマイルは「海マイル」、いわゆる「海里」で別物だよ。1海里は1852メートル。陸地から12海里が領海の範囲で200海里が排他的経済水域の範囲だね。

弦巻マキ: 
 逆に1ヤードを3つに分けると「フィート」。欧米人の足の長さがこれくらいだよ。飛行機の高度とかはフィートで表すことが多いね。1フィートを12個に分けると1「インチ」。欧米人の親指の太さがこれくらいだよ。テレビやスマートフォンの液晶サイズでよく見るね。6インチのスマホでは液晶の斜めの長さが6インチなんだ。

 「ヤード」や「フィート」、「インチ」などが人体に基づいた単位であることに、「計算しづらい、これは滅ぼすべき」というコメントや、反対に「道具とか住居の単位としてはm、kmよりも優秀ではある」というコメントなどが見られました。

?「長さの単位」発祥の歴史

弦巻マキ: 
 古代から長さの単位はいろいろあるんだけれど、その中でも体を基準に作られた単位が広く用いられていたみたいだね。例えば肘から中指までを基準にした「キュービット」とか。特にインチやフィートなんかは未だに使われる単位だね!

弦巻マキ: 
 ただ、長さには個人差があるから、王様が変わると長さも変わったみたいだね。
 
 他にも太陽が見えはじめてから全部見えるまでの間に歩く距離を「スタディオン」と言って、これは約180メートルに相当するよ。ちなみに古代ギリシアの競技場は全部このスタディオンを基準に作られていて、そこから転じて「スタジアム」という言葉ができたらしいよ。

弦巻マキ: 
 ところで今回取り上げた「長さの単位」の起源は諸説あるんだ。たとえばさっき説明したキュービットの2倍「ダブルキュービット」が元になっているとか、11世紀のイングランド王ヘンリー1世の鼻から指先までの長さだとか、アングロサクソン人の腰回りを基準にしたとかが有名だね。

弦巻マキ: 
 ちなみにヤードの語源は英語で「まっすぐな枝」や「棒」だよ。他にもマイルの起源は古代ローマ兵の歩幅を元にした「パッスス」。これの1000倍の「ミリアパッスス」だという説があるね。つまり「1000倍」を意味する「ミリア」がそのまま変化してマイルになったんだ。

弦巻マキ: 
 ちなみに海里の起源は地球の大きさだよ。地球を円としたとき、角度を360で分割したときの1度が緯度。

弦巻マキ: 
 緯度をさらに60で分割した1分に相当する長さが海里だったんだ。北極から赤道までの距離が1000万メートルだから、90で割って1度の長さが、さらに60で割って海里がすぐに計算できるね。

弦巻マキ: 
 なぜ海里が使われていたかと言うと、昔の船は星を見て現在位置を調べていたので、緯度を基準にするといろいろと都合が良かったからだよ。

 「これは賢い単位」「これは人によって変わらないから許す」「これは科学的要素含んでるから許せる」と、先ほどのヤードやインチ等と比較すると、まだ理屈で理解できるという内容のコメントが多く見られました。

各国でどの単位を使用しているか把握することが大事

弦巻マキ: 
 さて、ヤードやインチを使う上で注意事項がいくつかあるよ。
 ひとつ目、ヤード等の単位はあくまで慣習単位であって、どこでも使える国際単位ではないことに注意してね。基本的にはメートルを使っておけば大丈夫だよ。

弦巻マキ: 
 ふたつ目、同じヤードでも長さが異なることがあるよ。なぜかというと、当時メートル原器と同様のヤード原器というものがあって、それを基準にイギリスとアメリカではメートル・ヤード・インチの関係を定義したんだ。ところがその定義が二国間で異なってしまった。二つの定義があるとややこしいので、1959年に1ヤードの定義をぴったり0.9144メートルにするという協定が結ばれたんだ。

弦巻マキ: 
 でもアメリカの測量部門ではいまだに旧定義のほうが使われているみたい。確かにあれだけ国土が広いと、測量をやりなおすのは面倒かもね。

 さて、こんな単位たちの一番の問題は未だに単位が統一されていないこと。例えばフィートは飛行機の高度を表すのによく使うんだけど、それが原因で痛ましい事故が起こっているよ。

 詳しくは「大韓航空6316便墜落事故」で検索して欲しいんだけど、管制塔の“メートル”での指示を“フィート”と勘違いしたパイロットが機体を急降下させて、そのまま墜落したんだ。

弦巻マキ: 
 単位の統一ってすごく大事でしょう? とにかく単位の間違いをなくすために、どの人がどんな文化や単位を使っているのか、みんなもちゃんと知っておいてね。

 双方の単位の勘違いによって起きたこの悲しい事故には、「えぇ・・・」「メーデー!」「悲しすぎる」「すべての単位を統一しろ」といった様々なコメントが寄せられました。

 解説をノーカットで楽しみたい方はぜひ動画をご視聴ください。

▼動画はこちらから視聴できます▼

『弦巻マキの「意外と知らない科学単位」【ヤード】』

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