もしコロナに感染して都内で自宅療養をすることになったら...。どんな生活か調べてみた。

新型コロナウイルスの感染者が急増し、病床がひっ迫しています。それに伴い、感染者の自宅療養も増えています。

いつ自分が自宅療養の当事者になるかもわからない...その前に自宅療養中の生活について知りたくなった記者は、自身が住む東京都での自宅療養について調べてみました。

■飲酒、喫煙は厳禁

東京都の新型コロナウイルス感染症対策サイトを見ると、8月18日時点の自宅療養者2万2226人。入院者数3815人と比べると圧倒的に多いことがわかります。

自宅療養について知りたい記者がまず確認したのは、東京都福祉保健局の公式サイト内の「自宅療養中の注意事項・相談窓口など」というページです。

そこには、気を付けるべきこととして、以下のような内容が記載されています。

・毎日、1日2回、体温測定や顔色、息苦しさ等の症状の変化など、自身の健康状態の観察

・飲酒、喫煙は厳禁

・服薬中の薬剤がある場合、かかりつけ医に相談

・症状が悪化した場合(特に、発熱や息苦しさを感じるなど)は、すぐに保健所やかかりつけ医に連絡

日常的に飲酒や喫煙をしている人は特に注意が必要ですね。無症状(元気)であっても外出ができないため、ストレスがたまり、よりいっそう飲酒や喫煙への欲求が高まる場合もあります。

■自宅療養中の食事は?

同ページでは、「新型コロナウイルス感染症自宅療養者向けハンドブック」(PDF)も閲覧できます。特に同居人がいる場合は、食事や換気、入浴などにおいて気を付けるべきことが多いので、よく読んでおく必要があります。

一方で、記者のように一人暮らしの人はどう生活するべきか。家庭内感染はないものの、心配なのは食料品の調達です。

そこで、助かるのが「自宅療養者フォローアップセンター」の存在です。都は、保健所や地域の医療機関と連携して、自宅療養者をサポートするため、2020年11月から自宅療養者フォローアップセンターを設置しています。フォローアップセンターでは、LINEを活用した健康観察や、パルスオキシメーター(血中酸素濃度を計測し、症状の変化を観察するもの)の配送、自宅療養中に必要な食料品の支援、地域医療と連携した診療を行っています。

配食の参考画像を見ると、水、レトルト食品、海藻サラダ、ふりかけ、お菓子など、豊富なラインアップです(約1週間分)。ただ、食物アレルギーなどで食べられないものが多い人は、事前に自分で備えておくとよいでしょう。そうでなくても、非常食や保存食を自分で用意しておくと安心ですね。

療養解除の目安は、以下です。

・発症日から10日が経過していること

・薬剤を服薬していない状態で、症状が軽快していること

・症状が軽快してから、72時間以上経過していること

10日間以上不自由や不安が多い生活を送ることになるので、心が不安定になる場合もあります。一人暮らしの人は特に孤独な生活を送るので、家族や友人と定期的に連絡を取るのもいいと思います。国や自治体は「こころの相談窓口」(電話)も用意していますよ。

いつ自分がコロナに感染し、自宅療養をすることになるかわからない今、その前に自分が住む自治体の情報をチェックしておくことをおすすめします。

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