「コンビニで「5.5%還元」のクレカが誕生!高還元カードの競争が激化

三井住友カードのスタンダードカードでは、大手コンビニ3社とマクドナルドで利用すると最大5%のVポイントを獲得できます。

5%にするにはVisaのタッチ決済またはMastercardコンタクトレスを利用する必要があり、カードを差し込んで決済すると2.5%、カードをかざして決済(タッチ決済)すると+2.5%の合計5%還元です。

(一部編集部で加工)

さらに、家族で三井住友カードのスタンダードカードを保有し、それぞれのアカウントを登録すると、「家族ポイント」を獲得でき、家族1人につき+1%のポイント(上限は+5%まで)を獲得できます。タッチ決済での5%還元と合わせると、なんと最大10%還元です。消費税分が丸々帰ってくるイメージです。

コンビニでお得なカードとして、三菱UFJニコスも参戦しました。

■セブン-イレブンとローソンで5.5%還元

(公式サイトより)

三菱UFJカードは年会費初年度無料で年1回以上利用すると2年目以降も無料となるクレジットカードです(三菱UFJカード ゴールドプレステージ、三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードは有料)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードで、特段お得でもありません。

この三菱UFJカードで今年7月からセブン-イレブンとローソンでいつでも5.5%還元の特典を開始します。

5.5%の内訳は、通常の0.5%のポイントと、セブン-イレブンとローソンで利用した場合の5.0%のスペシャルポイントです。

基本的に、クレカで買える物であれば5.5%還元の対象となり、還元上限も設けられていません。

さらに、7月1日〜9月30日まで、10%還元キャンペーンも実施。キャンペーンにエントリーし、アプリにログインすると、セブン-イレブンとローソンで三菱UFJカードを利用すると、5.5%に加えてキャンペーンポイントとして+4.5%還元です。

10万円分までが10%還元の対象となり、10万円以上の利用分は5.5%還元です。

■コンビニで高還元が増えるわけ

コンビニで5%超の還元が増えているのはなぜでしょうか。

前回の記事でお得なカードがコロコロ変わる理由を紹介しました。2%でもカード会社は赤字覚悟になるにもかかわらず、5%還元なんてやって大丈夫なのでしょうか。

キャッシュレス決済の決済額全体での割合で考えると、クレカのシェアが高いのですが、コンビニではクレカのシェアが下がります。その代わり、電子マネーやコード決済が利用されており、消費者はクレカ=高額決済、電子マネーやコード決済=少額決済と使い分けています。

少額決済のため、コンビニで5%還元したとしてもそれほどの還元額にはなりません。

例えば、毎日500円をコンビニで使っている場合は30日間で1万5000円。1万5000円の5%還元は750円分の還元です。毎月何万円も還元する事にならず、それでいて5%還元と宣伝効果も抜群です。

また、カード会社としてはコンビニでの少額決済にもクレカを利用してもらいたいという思惑もあるでしょう。

コンビニは接触率が高く、そこでクレジットカードを出す習慣を付けさせると、他の店舗でもそのカードを利用してもらえる可能性も高くなり、一石二鳥と行ったところでしょうか。

コンビニでクレカで買える物であれば5%超の還元となるため、雑誌などもコンビニの方がお得という事になりますね。

菊地崇仁

ポイント交換案内サイト「ポイント探検倶楽部」を運営する株式会社ポイ探の代表取締役。さまざまなポイントやカード情報に精通し、テレビや雑誌等で活躍中。著書に『新かんたんポイント&カード生活』(自由国民社)等がある。

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