2023年に注目したい「サブスク」特集...ピル処方、登山GPS、フードロス対策など
2023年01月04日 19時36分東京バーゲンマニア

近年多様化している「サブスクリプションサービス」(サブスク)。「2019ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされて以降、ますます私たちにとって身近な存在となっています。
使い方次第では、お得で便利なサービスですよね。この記事では、2023年注目のサブスクを紹介します。もしかしたら自分に合うサブスクが見つかるかもしれませんよ。
■グランプリは遭難救助に貢献

日本サブスクリプションビジネス振興会が2022年12月7日に開催した「日本サブスクリプションビジネス大賞2022」で、最新のサブスクトレンドがわかります。
この賞では、「お得」「悩み解決」「便利」「新規性」「成長性」に加え、今年から「安全性」を加えた6要素で審査し、優れたサブスクサービスを表彰しました。
グランプリをはじめ、表彰されたサブスクを紹介します。
(1)YAMAP(ヤマップ)

グランプリに輝いた「YAMAP(ヤマップ)」は電波の届かない山の中でもスマートフォンで現在地がわかる登山地図GPSアプリです。国内最大の登山者ビッグデータを活用し、遭難発生時の迅速な救助に貢献。基本機能は無料で、活用頻度の多いユーザーには登山地図を無制限で使えたり、ルート外れの際に警告したりするサブスクリプション型の有料プランを用意しています。
(2)mederi Pill(メデリピル)

シルバー賞を受賞したオンラインピル診療サービス「mederi Pill(メデリピル)」は、生理にまつわる不調を抱えている女性と、産婦人科医をマッチングするプラットフォームです。診療は自由診療で行なっており、診療代は永久無料。医師判断のもと低用量ピルを処方された場合は初月無料。2か月目以降はピル代2970円+送料550円です。
(3)レジャパス

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ブロンズ賞を受賞したのは、「レジャパス」という、日本初&日本最大のエンタメ定額制遊び放題サービスです。遊園地・テーマパーク・水族館・動物園・温泉・サウナ・キャンプ場など、全国120以上の有料施設を月額税別1980円~という会費のみで利用できます。コロナを機に、競争ではなく共闘してレジャー・エンタメ産業を盛り上げるべくスタートしたサービスです。
■フードロス削減に繋がるサブスクも
2022年は、SDGsやサステナブルへの意識の高まりを反映した「フードロス(食品ロス)削減」に繋がるサブスクの表彰も目立ちました。
(4)ロスゼロ不定期便

「特別賞(BtoC部門)」に選ばれた、食品ロスを防ぐサブスクです。行き先をなくした食べ物を、内容と発送日をロスゼロお任せでワクワク福袋のように届けます。配送は約2か月に1回、5000円(定価1万円程度)。毎回1人当たり約5kgの食品ロス削減となります。
(5)ロスヘル

「特別賞(BtoC部門)」に選ばれたのは、野菜や果物のフードロス削減につながるサブスク「ロスヘル」です。日本全国の提携農家50社以上から、規格外や過剰生産となって廃棄や燃やされてしまう野菜や果物を仕入れ、全国の一般消費者向けに通販で市場価格の30~35%オフで提供しています。
(6)トクポチ

「テモナ賞」に選ばれた「トクポチ」は、フードロス削減のために、食品が最大無料で購入できる会員制通販サイトです。定価の60%オフから販売される商品は毎月10%オフずつ割引率が強まるため、5か月後には100%オフ=無料で商品購入ができます(現在平均の賞味期限までの日数は200日)。会員費も月130円からと低価格です。
みなさんが気になるサブスクはありましたか?
値上げラッシュが続く今、"定額サービス"の活用がお得な場合もあるので、自分に合うサブスクをチェックしてくださいね。
(東京バーゲンマニア編集部)
あたかも フードロスは消費者が悪いみたいに 消費者にしわ寄せをしてるが そもそも 必要以上に作り過ぎや売り切らない企業が悪いのに 消費者にせいにするな! 食品の廃棄が多い企業に罰則を科せればいいやろ