3つの日焼けサロンをはしごし“あぶり焼き状態”だった44歳女性、皮膚がんの危機に(北アイルランド)

3つの日焼けサロンをはしごし“あぶり焼き状態”だった44歳女性、皮膚がんの危機に(北アイルランド)

3つの日焼けサロンをはしごし“あぶり焼き状態”だった44歳女性、皮膚がんの危機に(北アイルランド)の画像

小麦色の肌に憧れて26年間ほぼ毎日日焼け用ベッドを使用してきた女性が、44歳にして初めて皮膚科を訪れ、医師から衝撃の事実を告げられた。女性は多い時は日焼けサロンを3軒もはしごしていたというが、リスクは承知していながらも「自分は大丈夫」と過信していたという。『Daily Post』『Liverpool Echo』などが伝えている。


北アイルランドの首都ベル?ファストに住む6児の母トレイシー・モーガンさん(Tracey Morgan、44)は今から約26年前、健康的な肌に憧れて日焼け用ベッドの使用を始めた。

トレイシーさんは「もともと色白でね。使い始めたのは18歳か19歳の頃だったわ。自分の肌に少しだけ色を付けたくね。健康的な輝きが欲しかったの」と明かすと、若かりし頃のことをこのように語った。

「日焼け用ベッドにどっぷりはまっていた頃は、土曜の夜になるとサロンを2、3軒はしごしていたの。誰も推奨はしなかったけどね。だって最後にはまるでオーブンであぶり焼きにされたようになるから。本当にローストされちゃうのよ。」

「当時のビフォーアフターの写真を見ると、『なんて馬鹿なことをしていたのかしら』と思うけど、あの頃は『黒く焼きすぎ』という自覚が全くなかったわけ。そうして日焼け中毒になったのよ。」

「でもタバコを吸うわけでもないし、お酒も飲まないし、日焼け用ベッドの中毒なんて最高! くらいに思っていたの。肌を焼くことを心から楽しんでいたわ。」

実はトレイシーさん、介護の仕事を辞めて地元の日焼けサロンのマネージャーに転職しており、仕事が終わるとほぼ毎日のように日焼け用ベッドを使用していた。

しかしながらそんな生活を続けて26年、トレイシーさんは最近、皮膚科医にこう告げられたという。

「あなたの身体には33個のほくろがあるわ。そのうちの2個は皮膚がんの可能性が高く、すぐに切除が必要ね。日焼けして皮膚の細胞が傷つけばつくほど、がんになる可能性は高くなるの。あなたの今の状態はとても危険なのよ。」

「日焼け用ベッドの使用を止めるのに遅すぎるということはないわ。健康のためにも今すぐ止めるべきね。」

なおトレイシーさんが病院を訪ねる様子は、日焼けの危険性について特集した『BBC』のドキュメンタリー番組「Tanorama」で放送されており、トレイシーさんは疑わしいほくろが多数見つかったことに対し、涙を流してこのように述べた。

「実際に問題に直面しないと、自分が皮膚がんになるなんて考えもしないのよ。『自分にはそんなことは起きない』と、そう思ってしまうの。」

そんなトレイシーさんには、「これはタノレクシア(日焼け中毒)の典型だよ。人間はある程度までは日焼けに耐えられる。でも一線を越えると問題になる。これは証明されているんだよ」「日焼け用ベッドの危険性は30年以上も前から叫ばれていたこと。自業自得」「日焼け用ベッドを今すぐ禁止すべき」「同情はしないよ」「これからが大変だね。どれだけお金がかかるのか。考えただけでも怖い」「今気づいただけでも良かったのでは?」といったコメントがあがっている。

ちなみにイギリスの29歳の女性は、3か月毎日15分間日焼け用ベッドを使用したことで皮膚がんになり手術を受けた。また43歳女性は、14歳から日焼け用ベッドを使用して皮膚がんになり、耳を失っただけでなくがんが転移し命の危険に晒された。

画像は『Mirror 2021年7月3日付「Tan-shamed mum leaves doctor’s office in tears after devastating warning」(Image: BBC/Tanorama)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

関連記事(外部サイト)