苦境にあえぐ飲食店に常連客が従業員全員にチップをプレゼント(南ア)

苦境にあえぐ飲食店に常連客が従業員全員にチップをプレゼント(南ア)

苦境にあえぐ飲食店に常連客が従業員全員にチップをプレゼント(南ア)の画像

南アフリカ・ケープタウンにあるダーバンビルという町のレストランで、従業員全員にチップとして6000ランド(約4万5300円)を払った客がいたことが話題となっている。時給の安いレストラン従業員はサービスを提供してチップで稼いでいるが、ロックダウンで収入が激減している従業員にとって今回のチップは心からうれしく、気力も上がったことだろう。『IOL』などが伝えている。


多額のチップを受け取った幸運な店舗は「Simply Asia」というアジアンレストランだ。主にテイクアウトを中心に店舗を拡大している人気店で、店内で食事を楽しむこともできる。南アフリカではレストランで食事をすると会計時にチップを払うが、相場は食事代の約10%をチップとして加算する。その客の食事はドリンクとフードで合計453ランド(約3400円)だったので、通常ならばチップは45ランド(約340円)が妥当と考えられるが、なんとチップを記載するところには6000ランド、日本円にして約4万5300円と書かれていた。その客を担当した女性ウェイトレスによると、客はその日働いていた従業員12名にそれぞれ500ランド(約3800円)をあげたかったと言っていたそうだ。

「Simply Asia」グループのジェネラルマネージャーであるエンツォ・コッカ氏(Enzo Cocca)によると、この客は2人の子を持つ4人家族で、同店の常連だという。

店側はこの顧客のレシートをソーシャルメディアに投稿、「なんと素晴らしい人」「人のことを思いやることができる人がいると分かった」「すべてのヒーローがマントを付けているのではない、ペンを使い、金を持っているヒーローもいる」と多くの人がこの顧客の行為を褒め称えた。新型コロナウイルスによるロックダウンの影響をもろに受けたレストラン業界、閉店に追い込まれた店も少なくない。そんな苦境を強いられているレストランにもたらされたサプライズに、従業員一同仕事へのやる気が出たと感謝のコメントを投稿した。

画像は『Simply Asia 2021年8月1日付Facebook「An appreciation post to one of our Simply Asia customer’s!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

関連記事(外部サイト)