保護された赤ちゃんサイとシマウマ 寄り添い合って眠り友情を築く(南ア)<動画あり>

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南アフリカの動物保護施設で、赤ちゃんサイとシマウマの子どもという珍しいコンビが話題を呼んでいる。へその緒が付いたまま保護された赤ちゃんサイは24時間体制でケアを受けて元気を取り戻し、同じ施設で保護されていたシマウマと仲良くなったという。幼いながらもお互いを励まし合って絆を深める微笑ましい姿を『Daily Paws』などが伝えている。


南アフリカにあるサイ専門の保護施設「Care for Wild Rhino Sanctuary」は昨年12月上旬、自力で立ち上がれないほど弱っている赤ちゃんサイを発見した。このサイはまだへその緒が付いており、スタッフによると生後12時間ほどしか経っていない状態だった。

同施設はこのサイに“デイジー(Daisy)”という名前を付けて保護した。生後間もないデイジーには1時間おきにミルクが必要だったため、スタッフたちは24時間体制でケアを続けた。スタッフらの努力のおかげで徐々に元気を取り戻していったデイジーだが、母乳を飲むことができず免疫力が低下していたことからそのまま集中治療室(以下、ICU)で過ごしていた。

デイジーは免疫を付けるための治療を行い、体を冷やさないように毛布に包まれて眠っていたが、母親のいないデイジーのためにスタッフらは常に誰かがそばにいて見守れるようにしていたという。

そんな中、同時期に保護されたシマウマの子ども“モジャジ(Modjadji)”がデイジーと仲良くなった。モジャジは嵐の中で傷ついていたところを保護され、デイジーよりも先にICUで治療を受けていた。そんなモジャジに心を許したデイジーは、体を寄せ合って眠ることもあった。

同施設はFacebookで「モジャジは小さなデイジーの友達となり、治療を受けるデイジーをたくさん慰めてくれました。デイジーに対して驚くほど優しく、2匹はとても仲良く過ごしているようです」と明かし、2匹が寄り添っている動画を投稿した。

同じ空間で過ごしていた2匹の絆は次第に強まり、運動のため外へ散歩に出る時もピッタリくっ付いて過ごした。同施設によるとモジャジに励ましてもらいながら治療を続けたことで、ここ数週間デイジーの体調は安定しており、食欲も出てきているそうだ。

そして今月10日に生後1か月を迎えたデイジーは、日の当たる広い野原でモジャジと一緒に過ごす元気な姿をFacebookで見せた。デイジーの様子を見守ってきたフォロワーたちは「おめでとう! 元気そうでよかった」「モジャジと一緒にいるところを見られて嬉しいよ」「本当に強い子だね!」などお祝いや喜びのコメントが届いた。

同施設は「デイジーはこれからも体力を付けなければならず、長い旅になります」とまだ油断できない状況を明かしており、デイジーとの毎日を“奇跡”だと話す。

「デイジーの病気に立ち向かう強さとモジャジとの友情が、これからの困難な日々を乗り越えるための助けとなるよう期待しています。」

画像は『Care for Wild Rhino Sanctuary 2021年12月28日付Facebook「DAISY UPDATE」、2021年12月12日付Facebook「BREAKING NEWS: 12 HOUR OLD CALF ADMITTED」、2022年1月3日付Facebook「DAISY UPDATE」、2022年1月10日付Facebook「DAISY UPDATE」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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