小さなワニをくわえて悠然と歩く体長6メートルのワニ 厳しい野生の世界に「残酷だけど美しい」(米)<動画あり>

小さなワニをくわえて悠然と歩く体長6メートルのワニ 厳しい野生の世界に「残酷だけど美しい」(米)<動画あり>

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このほどアメリカのゴルフ場にて、体長6メートルほどの巨大なワニが小さなワニを丸飲みして悠然と歩く姿が撮影された。この時期のワニは繁殖シーズンを迎え、縄張りに入ってくる敵に対して凶暴になるという。厳しい自然界の様子を捉えた映像には、驚きの声が多数あがっていることを『CBS Miami』などが伝えた。


ワニ同士の厳しい世界を捉えたのは、米フロリダ州レイクランド在住のジュリー・マーチロ・スミスさん(Julie Marchillo Smith)だ。ゴルフコースにて撮影したとジュリーさんが明かすその映像には、体長20フィート(約6メートル)はある大きなワニが、その口に6フィート(約1.8メートル)の小さなワニをくわえてグリーンの上を悠々と進む姿が映っていた。

大きなワニはこのゴルフコースに棲みついており、地元では「おじいちゃん」を意味する“グランドパピー(Grandpappy)”と呼ばれているという。くわえられたワニは巨大すぎるグランドパピーのせいで、実際よりもはるかに小さく見えてしまう。小さいワニはこの時点ではまだ生きていたようで、尻尾がわずかに動く様子が確認できる。

ワニの繁殖期は通常4月から始まり、5〜6月にかけて交尾が始まる傾向にある。今回の出来事も?殖シーズンが近づき、縄張り意識が高まっている中で遭遇した2頭のワニが争った結果だったと見られている。

フロリダ自然史博物館「Florida Museum of Natural History」のコールマン・M・シーヒー・IIIさん(Coleman M Sheehy III)は、大きなワニが自分よりも小さなワニを捕食する行動は比較的よく知られているものであると明かしており、「雄は?殖シーズンになると縄張り意識が強くなり、他の雄のワニに対して普段よりも攻撃的になることがあります」と説明した。こうした行動は他の州でも確認されており、昨年10月にはサウスカロライナ州にある民家の裏庭で巨大なワニが体長1.8メートル超のワニを丸飲みする衝撃的な映像がネット上を恐怖に陥れていた。

フロリダ州の魚類・野生生物保護委員会「Florida Fish and Wildlife Conservation Commission」によると、フロリダ州には大小合わせて約130万匹のワニが生息しており、ワニは同州全域の淡水湖や池、沼地、川などで見かけられるという。繁殖シーズンはワニが活発になる時期でもあり、ワニが潜んでいそうな場所には近寄らないように注意を呼びかけている。

なお今回の映像をフロリダ州南東部フォートローダーデールにある「Everglades Holiday Park」がFacebookに公開すると、「このワニは大きすぎるな。小さいほうのワニは入る池を間違えちゃったね」「フロリダに移住したいと思っていたけどこれは怖いな」「このワニは確実にこのエリアのボスだね」「自然は残酷だけど美しい」など驚きコメントなどが多数寄せられた。

画像は『Everglades Holiday Park 2022年3月14日付Facebook「This is Grandpappy, a LARGE alligator that lives on a Lakeland, Florida golf course eating a smaller gator.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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