襲った飼い犬をナイフで刺し、1歳娘を救った母「犬より娘を選ぶしかなかった」(米)

襲った飼い犬をナイフで刺し、1歳娘を救った母「犬より娘を選ぶしかなかった」(米)

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1歳の娘が2頭の飼い犬に襲われるのを見た母は、咄嗟の判断でナイフを掴んだ。「娘をとるか、それとも飼い犬か…」―母は躊躇することなく娘を選び、握ったナイフで飼い犬を刺した。今月24日、米カリフォルニア州で起きたピットブルの咬傷事故を『People.com』などが伝えた。


カリフォルニア州ロサンゼルス近郊ピコ・リベラの一軒家で24日午後10時半頃、ルビー・セルバンテスちゃん(Ruby Cervantes、1)が飼い犬のピットブル2頭に襲われた。キッチンにいたルビーちゃんが突然泣き始めたことがきっかけで1頭が噛みつくと、もう1頭も続いて襲いかかった。

当時、寝室で寝ていたというルビーちゃんの祖母マーガレット・モラレスさん(Margaret Morales)はこのように明かしている。

「悲鳴を聞いて行ってみると、キッチンの床の上で息子と娘2人が犬2頭を引っ張っていました。ルビーの姿が見えたのは娘の1人が立ち上がった時で、ルビーの左脚に犬の歯が食い込んでいるのが分かりました。私は犬の顎を力づくでこじ開けましたが、その際に手を噛まれ傷口がぱっくりと開いてしまったのです。」

一方で母ジェイミー・モラレスさん(Jamie Morales)は、どんなに引っ張っても娘の脚を離さない犬を見て「このままでは死んでしまう」と思ったそうで、ナイフを掴むと2頭を刺した。こうして1頭はその場で絶命し、もう1頭も攻撃を止めた。

狂暴化した飼い犬に自らも唇や目の近くを噛まれたというジェイミーさんは、当時の心境を涙ながらにこう述べている。

「犬か娘かという状況下で、私は娘を選びました。私は娘を守るために必要なことをしただけです。もちろん気分は最悪ですが、ああするしかなかったのです…。」

「娘は私の全て。あの子がいなくなるなんて想像すらできません。」

ルビーちゃんは飼い犬に襲われた3〜4分の間に左脚、肩、耳を噛まれ股関節を骨折する重傷を負っており、ロサンゼルス郡の南カリフォルニア大学医療センター(Los Angeles County USC Medical Center)に搬送された。翌朝に行われた手術は4時間半にも及んだものの、命に別状はないという。

なお2頭は3歳のブルーノーズピットブルのきょうだいで、マーガレットさんが子犬の頃から飼っていた。これまで攻撃的な態度を取ったことはなく普段は外で飼われていたが、その日は風呂で体を洗い屋内にいたようだ。動物管理局は生き残った1頭をその日のうちに捕獲しており、安楽死処分するという。

ちなみにこのニュースには、「子供が犬に襲われるニュースをよく聞く。ピットブルのそばで子供を遊ばせるのはNG」「これは家族にも責任がある。でも母親の行動は正しかったと思う」「もとは闘犬、ピットブルをペットにすることを禁ずるべき」「ピットブルの飼育は免許制にすべき」「しっかり躾をすることが必要」「躾をしても、犬の本能ってものは変えられないと思う」「一生のトラウマだね」「これは怖い」といったコメントがあがっている。

画像は『NBC Los Angeles 2022年4月25日付「Family, Including 1-Year-Old Girl, Attacked by Grandmother’s Dogs in Pico Rivera」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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