妊娠するため避妊具に穴を開けた女、相手の男性に訴えられ性的暴行で有罪に(独)

妊娠するため避妊具に穴を開けた女、相手の男性に訴えられ性的暴行で有罪に(独)

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このほどドイツの裁判所に出廷した女の犯行に多くの関心が集まっている。妊娠を望んでいた女は相手の男性が使用するコンドームに密かに穴を開けたため、性的暴行の罪で有罪判決が下ったという。『The Mirror』『India Today』などが伝えている。


ドイツ、ノルトライン=ヴェストファーレン州のビーレフェルト地方裁判所で行われた裁判が注目を集めている。裁判では、同州リッペ郡バート・ザルツウフレンに住む39歳の女がコンドームに密かに穴を開けて性行為をしたため、性的暴行の罪で有罪となった。この判決は現地紙が今月4日に報じたことで、多くの人が知ることとなった。

女は2021年初めに42歳の男性とオンラインを通じて知り合い、カジュアルな性的関係を続けていたという。しかし女は関係を続けていくうちに、男性に対して深い恋愛感情を抱くようになった。一方の男性は、女と深い関係になることは全く望んでいなかったようだ。

そんな中で女は男性と一歩進んだ関係になるためにある日、ベッド横のサイドテーブルに保管していたコンドームに密かに穴を開け、彼の子供を妊娠しようと試みたという。その後、女は「あなたの子供を妊娠しているかもしれない」とメッセージを送り、男性を驚かせた。

コンドームで常に避妊していたはずの男性は女の妊娠を不審に思ったが、「密かにコンドームに穴を開けた」と打ち明けられて非常に憤りを感じたようだ。男性はこの女を刑事告訴したが、検察と裁判所は女の行為について犯罪と認めたものの、ドイツではこれまでに同様のケースがなかったため、どのような罪に問うべきか悩んでいたという。

その後の裁判で、女の犯行は「ステルシング」にあたると判断された。ステルシングとは、性行為中に相手の同意なくコンドームを外したり破損させる性暴力を意味する。通常であれば女性が被害者となる犯行だが、今回のケースにおいては女が男性に対して性的暴行を働いたと結論付けた。

アストリッド・ザレフスキー裁判長(Astrid Salewski)は「この規定は逆の場合も適用される。男性の知らないうち、あるいは同意なしで女性は密かにコンドームを破損させた」と述べ、女に執行猶予6か月の有罪判決を言い渡した。

また過去にこのようなケースは前例がなかったため、同裁判長は「この日我々は、ここに法の歴史を刻むことになった」と法廷で述べている。

画像は『India Today 2022年5月6日付「German woman jailed for secretly poking holes in partner’s condoms」(Representational image)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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