「罪に見合う罰を受けただけ」車上強盗を試みた男、腕が抜けず車に引きずられ暴行される(南ア)<動画あり>

「罪に見合う罰を受けただけ」車上強盗を試みた男、腕が抜けず車に引きずられ暴行される(南ア)<動画あり>

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車の窓を割り、貴重品などを持って逃走する車上強盗“スマッシュ・アンド・グラブ(smash and grab)”は、南アフリカで頻繁に起こっている犯罪の一つだ。しかし一歩間違えると犯罪者が被害を受けることもある。このほどソーシャルメディアに投稿された動画には、スマッシュ・アンド・グラブに失敗した男の様子が映っていた。『IOL』などのメディアが報じている。


事件が起こったのは南アフリカのケープタウン、低所得者層の住む巨大タウンシップ「フィリッピ(Philippi)」でのこと。男は貴重品を盗ろうと黒い車の運転席の窓に手を入れたが、機転を利かせた運転手が窓を閉めて男の腕が抜けないように固定すると、そのまま走り出した。腕が抜けない男は逃げることもできず、車の横でなすすべもなく引きずられている。その姿を後続車の運転手が、笑いながら撮影していた。車は男を引きずったまま舗装されていない大通りをしばらく走行したが、歩いている住民たちも声をあげている。

次の動画では、この様子を見ていた人たちに叩かれたり蹴られたり、道路沿いの店のドアに叩きつけられたりしている弱々しい男が映っていた。スマッシュ・アンド・グラブ未遂に遭った車はタクシー配車サービス「ウーバー(Uber)」で、それを狙った男は犯行も手馴れていなかったようだ。銃などの凶器を持っていなかったため、運転手も強硬な手段に出たと見られる。

この車上強盗の男は少年のようにも見えるが、ケープタウン・ニャンガ(Nyanga)地域警察フォーラムのマーティン・マハシ議長(Martin Makhasi)によると、若い犯罪者たちはウーバーのドライバーをターゲットにしているそうだ。多くのドライバーが車を乗っ取られたり強奪に遭ったため、治安の悪いコミュニティの走行を拒否しており、その事態に住民たちがうんざりしている最中に起きた事件だった。若い犯罪者たちはWi-Fiのある店のそばに立って配車サービスが必要な顧客のように装い、近づいてくる車のドライバーに同様の犯行を繰り返しているという。どうやら住民たちの怒りが集団暴行という形になってしまったようだ。

5月17日に今回の件を捉えた動画が投稿されると、「ヨハネスブルグだったら焼き殺されていたよ。彼はラッキーだね」「罪に見合う罰を受けた」などといった声が届いている。

画像は『M A S I X O L E 2022年5月17日付Twitter「Young opportunist tried to help himself to the Uber drivers belongings」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

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