余命1か月と言われた保護犬 「世界一醜い犬のコンテスト」で最優秀賞に(米)<動画あり>

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昨年8月、アメリカの女性がアニマルシェルターで保護されていた老犬を家族に迎え入れた。複数の健康問題を抱えていた犬は獣医から長くて余命1か月と言われていたが、予想を大きく超えて約10か月が経過した今月、「世界一醜い犬のコンテスト」に出場したところ最優秀賞を獲得した。『TODAY』などが伝えている。


米カリフォルニア州ペタルーマにて今月24日、2年ぶりに「世界一醜い犬のコンテスト(World’s Ugliest Dog Contest)」が開催された。このコンテストは約50年続いており、公式ウェブサイトには「ペットに血統は関係なく、どんな犬も私たちを和ませて無条件の愛で私たちの生活を満たしてくれます。全ての犬を特別かつユニークな存在にする不完全な部分を称える世界的なイベントです」と記載されている。

多くのユニークな犬たちがエントリーする中、アリゾナ州フラッグスタッフ在住のジェネダ・ベナリーさん(Jeneda Benally、48)が飼っているチワワのミックス犬のオス“ミスター・ハッピーフェイス(Mr. Happy Face、17)”が最優秀賞に輝いた。ミスター・ハッピーフェイスは首が曲がり口からは常に舌が出ており、パンクロック風のヘアスタイルをしている。

ジェネダさんは昨年8月、アリゾナ州にあるアニマルシェルターでミスター・ハッピーフェイスと出会った。「私はパンデミック中に子どもを授かるか犬を飼いたいと思っていました。しかし子どもを授かれるかどうかは神様しか知らないので、犬を飼うことにしたんです」と当時を振り返っている。

ジェネダさんは飼いたい犬をイメージしていたようで、それに近い犬を紹介してくれたシェルターのスタッフに「他にも似た犬がいませんか?」と尋ねた。するとスタッフは「いるにはいるのですが老犬で健康に問題があり、あまりにも醜いので近親交配の可能性があります」と説明し、その犬のもとにジェネダさんを案内した。そして出会ったのがミスター・ハッピーフェイスだった。ミスター・ハッピーフェイスは劣悪な環境の中で飼育放棄されており、そこから保護されて同シェルターにやってきた。

ミスター・ハッピーフェイスを診ていた獣医からは「完全に治療する方法はなく、終末期のケアをしていくことになる」と告げられたという。しかも体には腫瘍があることに加えて複数の健康問題も抱えていたことから生涯投薬が必要で、余命は数週間、長くて1か月ほどだと言われたそうだ。不安要素は多くあったものの、ジェネダさんはミスター・ハッピーフェイスを家族として迎え入れる決意をした。

ジェネダさんは「初めてミスター・ハッピーフェイスに会った時、私が今まで会った生き物の中で一番幸せそうな様子でした。彼はよろよろと歩いて近づき、私を選んでくれたのです。私はその日、ミスター・ハッピーフェイスが過去の生活の酷さを思い出さないくらい愛そうと誓いましたね」と話している。

そしてジェネダさんの愛情をたっぷりと受けたミスター・ハッピーフェイスは余命宣告を大きく上回り、ジェネダさんの家族となってから約10か月が経過した今月24日、同コンテストで最優秀賞に輝き優勝賞金1500ドル(約20万2800円)を手にした。

ミスター・ハッピーフェイスの趣味は「寝ること」と明かすジェネダさんは、これからも愛情いっぱいにミスター・ハッピーフェイスとの残りの時間を過ごしていく。

画像は『Metro 2022年6月25日付「Rescue pooch ‘Mr Happy Face’ claims top spot in World’s Ugliest Dog competition」(Picture: Splash News)』『TODAY 2022年6月25日付「A new winner is crowned at the ‘World’s Ugliest Dog’ competition – and he’s a looker」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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