力技の引越し、トタンの家ごと人力で移動(南ア)<動画あり>

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南アフリカの低所得者層でよく見られるトタンでできた小さな家は「シャック(Shack)」と呼ばれ、巨大なタウンシップにはシャックが無数に立ち並ぶ。そんなシャックの引越し方法が話題になっていることを『The South African』が伝えた。


通常の引越しはトラックやバンで家電や家具類を運ぶものだが、シャックの引越しでも一度トタンを解体して運び、新しいスペースで組み立てるという方法が多い。だがこのほどTwitterで公開されたのは、力技としか言いようがないほど強引な引越し方法だった。

7月23日に「南アフリカでは家具だけを移動させるのではない、家そのものを移動させるのだ」と記して投稿された写真には、男性10人ほどがシャックごと運んでいる。道路を歩きながら進んでいるが、人数が多く勢いがあるのか移動スピードは意外と速く、左側通行を守っているため対向車の車も無難にすれ違っている。シャックで暮らす場合、トイレや水道が家の外にあり共同で利用することが多い。上下水道設備がシャック内にないので、水道工事などの手間もなく移動できるのだろう。

この動画がいつ、どこで撮影されたのか不明だが、撮影している女性が信じられないものを見た時に使うングニ語「Mihlolo」を口にして笑っていることから、おそらく東ケープ州、クワズール・ナタール州辺りではないかとみられている。

ちなみにこのシャックの価格は、ケープタウンではワンルームの新築でおよそ3400ランド(約2万7千円)、ファミリー向けの大きめのものだと4600ランド(約3万7千円)とのこと。シャックを建てるのは土地を不法占拠して行われる違法建築であり、公になると政府に取り締まれる恐れがあるため匿名による情報だが、ワンルームの建設には2時間ほどかかるそうだ。今回人力で引越ししたシャックの持ち主は、よほど手放したくなかったのだろう。

画像は『SA REPORTS 2 2022年7月23日付Twitter「In South Africa, we dont just move our furiture, we move the whole House #ProudlySouthAfrican.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

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