ゴールデン・レトリバーの亡骸をラグマットに変えて偲ぶ家族に物議(豪)<動画あり>

ゴールデン・レトリバーの亡骸をラグマットに変えて偲ぶ家族に物議(豪)<動画あり>

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ペットを愛してやまない人にとって、彼らの死は胸が締め付けられるほど悲しい思いをするようだ。このほどオーストラリアの剥製技師が、ある家族の依頼を受けて亡くなったペットの犬を装飾用の毛皮のラグマットに変えたことが多くの関心を集めている。『The Sun』『The Daily Star』などが伝えた。


オーストラリアのビクトリア州モーニントン半島で「キメラ剥製(Chimera Taxidermy)」を経営する剥製技師のマディさん(Maddy、29)が先月24日、Instagramに投稿した動画が多くの人に衝撃を与えている。動画にはクリーム色の毛皮でできた装飾用のラグマットが捉えられていた。

ところがこの毛皮のラグマットが野生動物のキツネやシカなどではなく、ある家族が飼っていたゴールデン・レトリバーから作ったものだったことで物議を醸すこととなった。マディさんは動画に「年老いた美しいゴールデン・レトリバーは、家族のために毛皮となって保存された後、ようやく家に帰る準備ができました」と綴っている。

そして動画には、生前家族に大切にされていたことがうかがえるような毛並みの美しいゴールデン・レトリバーの全身を使った毛皮のラグマットが映っており、マディさんは「被毛が抜け落ちないように毛皮をなめしてレザー(革)に加工した」と綴っている。動画はマディさんによってTikTokにシェアされると、これまでに180万回も視聴されるほど多くの関心を集め、このような声が届いた。

「うわー、この動画には泣かされたよ。私のゴールデンが亡くなったら同じようにしてもらうつもりだよ。あと10年は生きて欲しいから今すぐってわけじゃないけどね。」
「とっても美しい。気持ちは分かるな。悲しみ方は人それぞれだから誰も批判すべきではない。犬をラグマットに変えたことについて家族は心から喜んでいると思うよ。」
「私は14歳のプードルの毛を刈ったあと、いつか枕にするために毛を保管しているわ。」

ただし全ての人が、愛犬を剥製や毛皮にして一生そばに置いておくことに理解を示しているわけではないようだ。中には愛犬の亡き後に毛皮にすることに対して複雑な気持ちを抱く人もいたようで、次のような否定的な意見も寄せられた。

「なんだか複雑な気持ち。私にはできるかどうか…。でもまあ美しいとは思うわ。」
「素敵だし、そういうものを好む人はもちろんやったらいいと思うけど、自分としてはどうかなって思う。」
「私たちは12歳のゴールデンを飼ってるけど、この子が亡くなっても、こんなことはできない。」

物議を醸したマディさんの動画だが、彼女はメディアのインタビューに応じ、最近ペットを剥製にする人が増えていることをこのように明かしている。

「亡きペットを剥製にするというのは、ここ5年ほどでやっと知られるようになったので、ほとんどの人にとってはとても新しいことなんです。ペットを剥製にして感傷に浸る思い出の品とする人もいれば、ペットがベッドで眠っている姿にしてという人もいて、いずれも飼い主の要望に合わせて作成します。」

「ペットに関しては剥製の依頼がほとんどですが、毛皮にするという依頼はそれほど多くはありません。それでも結構な件数を請け負っていますけどね。もちろん犬だけでなく猫やマウスにウサギ、モルモットにヤギなど様々なペットの剥製や毛皮を依頼されます。」

そんなマディさんは、飼い主の悲しみを埋めることができる自分の仕事に誇りを持っているが、野生動物とは違いペットを剥製にしたり毛皮にすることは時々複雑な思いになることもあるそうだ。また彼女は自分が受けるペットの依頼について、「万人向けではないことは認めます。受け入れ難いという気持ちも全くもって尊重します」とも述べている。

画像は『user73606439394 2022年10月24日付TikTok「Beautiful old golden retriever preserved as a pelt for his family」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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